「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆古い人間になって◆   3842

2017-11-28 16:44:56 | 日記

んにちわ、翁さん、寒くなりまして、朝はしばしば氷点下になりますね、木々も凍え始めました、ホホホホ。お食事は確りと食べられていますか?、ええ、今朝は久しぶりにパン食にされました?。私もパンはあまり好きでありませんで、菓子パンはなお食べませんね。お米でないと元気が出る気がしませんよ。意外に孫たちもご飯や野菜の煮物が好きでして、時々お弁当にお握りを持って出かけますし、ホホホホ』

や、お珍しい、理江さん。農協の連絡員で隣組に回覧を?、今年は寒さが早かったが、降霜は平年とほぼ同じだったわ、ハハハハ。我が家は自分の山の山陰で、この時期が一番日照が短く、3時前には陽が落ちて。婆さんがお粥に飽きてパンを食べたいと言い出して、パンをいつ食べたか記憶にないわ。ジャムもバターも無いから、バターロールにハムを挟んで、俺は梅干しを挟んで、ギャハハハ』

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く新幹線にも乗っていませんが、2027年にはリニア新幹線が開通するようですが、10年後は私は89歳、生きていても多分出歩けないでしょうね、ホホホホ。私はパソコンは出来ませんし、スマホは失くしそうで持てませんし、スーパーのセルフの精算もまだ戸惑っていますが、情報化社会とかは棲みにくいですよ、ハハハハ。翁さんはネットの店舗とかで買い物をされますか?、孫がしばしばスマホで』

やあ、お互い様で。婆さんの容態の急変などが心配で、スマホと保険証を持ち歩いているが、難聴で固定電話の音声は聞こえ難くて、ハハハハ。狭い日本にリニアカーが必要なのかと思うよ、事業の必要性よりも公共的事業で景気や雇用対策を図るのが伏線だろうな。開発で国土を荒廃させるだけなのだが。買い物はリアルだよ。これから飯を炊き大根の葉で味噌汁を作って、お昼には納豆に目刺しでお口直しだわ、ハハハハ』

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あとがき==どうもカタカナ語の食べ物を体が拒絶反応をして食欲がわかない、古い人間になったということだな、ガハハハ==放念の翁


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