前年度からF1に復帰したマーチは、88年シーズンにジャッドCVエンジンを搭載、ドライバーはイヴァン・カペリに新人マウリシオ・グージェルミンを加えて2台態勢として挑んだ。
空力のアドベンチャラー(?)エイドリアン・ニューウェイがデザインしたシャーシ881は、非力な自然吸気V8エンジンながら、その軽量コンパクトさを活かした美しい空力マシンに仕上がった。
ターボ全盛時代最後のこの年、NAながら予選・決勝とも上位に食い込む活躍を見せる。
中でもカペリが、第13戦ポルトガルGPではセナをかわし初表彰台2位を、第15戦日本GPではホームストレートでプロストをかわし、この年のNA勢唯一となるリードラップを記録する。
88年最強のマクラーレン・ホンダをかわす様は人々をおおいに驚かせた。
チームはこのシーズンをコンストラクターズランキング6位で終えた。
モデルの第11戦ベルギーGPでは、マーチは新仕様エンジンで挑んだものの、ここでカペリは予選1日目に右リヤタイヤのパンク、サスペンションの破損といったトラブルに見舞われ、予想外の14位と低迷。
しかし決勝では序盤ウイリアムズ・ジャッドのマーティン・ブランドルのパスに手こずったものの次第にペースを上げ、ウイリアムズのパトレーゼに至ってはタイヤを接触させながらパス。881は途中クラッチを失いつつも終始ハンドリングの良さを見せ、カペリは結果5位入賞。自他共に賞賛するベストレースとなった。
ドライバーフィギュアと価格でスパークのは迷ってたんだけど買っちゃいました(≧∇≦)
model:
SPARK 1/43
Leyton House March
n°16 Belgium GP 1988
Ivan Capelli
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