猿倉からバスに乗って車の止めてあるタクシー会社の駐車場へ
その後、白馬駅近くの温泉でさっぱり
そして、一日目にお邪魔した青木湖の宿泊地
ブルー・ブラン・アマノ へ
昔スキーをしていた時、この母屋の周りに幾つかのカプセルハウスが在った
今はそれもなくなって杉林に
23日16時頃 玄関に近づき「ただいま、帰って来ました]
御主人 「無事帰って来ましたね!」
「コーヒー飲みますか?」
私 「いえいえ、先ずはビールお願いいたしま~す」
山を下りて来て温泉に浸かり後はやっぱりこれでしょう!
「うわ~、美味しい」 我慢した甲斐が有りました
しかし、いろいろお世話になりました
・
皆で来る予定の頃、ここの御夫婦に色々準備して頂いた
もともと白馬岳のルートは猿倉から登って栂池に下るルートを考えていた
その時に問題になるのが10人乗りの車をどこに止めるか
登山当日は朝早く出るのでバスは考えにくい、やっぱりタクシー
そこで奥さんに相談すると
「駐車場とタクシーの手配こちらでしておくから安心して来なさい」
又、「お弁当も作って上げるから」
「え~、そんな朝早いのに良いですよ」
「大丈夫作るから、朝食分と二つづつにしておきましょうかね!」
「すいません、いろいろ気を使って頂いて」
てな感じで話がまとまっていた
ここの宿、ご主人が定年してから営業されている
もう20数年、御年は85・6になる
今もますます盛んで元気に行動され御声も昔と変わらず張りのある声
電話で話している時は「あれ、お幾つだったけ?」と思うくらい
・
今回、登る前予約してキャンセルする事になったタクシー会社に
一人でお願いして車の駐車場と猿倉までの送迎をお願いした
(いろいろご迷惑かけました)
そして、タクシーの運転手さん
「駐車場は何時までおいてもタダだからゆっくり登って来なさい」
「帰りは何処を使うにも一人ではタクシーもったいないだろうから
バスで戻ってきてもいいよ」
と、ありがたいお言葉。本当、皆さん暖かい方ばかりです!
(タクシー会社:アルプス第一交通)
機会が有ればまたお願いします
・
元々、団体でお邪魔する予定のところ一人になってしまい
今日のお客は私だけ
それから沢山御夫婦と懐かしい話をする
夕食
うわ~、こんなに!食べれれるだろうか?
御夫婦と続けて話をしていると美味しく全て完食しました!
そして、話しながらNHKの大河ドラマを観ていると眠くなってきた
21時頃 部屋に帰って直ぐ床に着きました
・
24日AM3時頃目が覚める
少し早いので部屋で地図を見る
昨日歩いた道とこれから歩くだろう山道を
飽きないものです
周りが少し明るくなって来たので外に出て散歩する事に
先ずはすぐ側のスキー場ゲレンデへ
すると上の方から四足の動物たちがこっちに向かってくる
野犬か!少し身構えてこちらも少しづつ歩いて行く
子ヤギだ!9匹も
人懐っこい子ヤギ達、散歩に着いてきます
うわっ!もみくちゃ
堪忍して~、ズボンも食みに来ます
ヤギ達から逃れ、スキー場ゲレンデから青木湖を観る
ここから青木湖に向かいながら滑るのは気持ちよかったな~!
ゲレンデから下りてきてスキー場事務所の建物
居ました、そこに親が!
子ヤギ達を呼んでいるのか「メエ~メエ~」と泣いている
青木湖 奇麗な水面
海抜822m
夏は避暑地となり、カヌーなどのレジャーも楽しめる
この横はキャンプ場
ゲレンデから宿を観る
こんなにゲレンデに近いのです
宿からスキー板を付けて直接ゲレンデに出て戻ってこれる
散歩から帰ると
御主人 「まー、コーヒーでも飲みなさい」
食事前のひと時、また沢山の話をする
朝食
少し箸をつけてしまったがまた沢山の御馳走をパシリ
朝はよく食べるのでご飯も3杯ペろっと食べた(あ~美味しかった)
・
母屋の前に今年から音楽ホールも出来ました
中は30帖程のホールとキッチンが有ります
御夫婦、ますます生き盛ん
ピアノにエレクトーン
左側奥にキッチンと右側奥に玄関
東側にステンドグラスの窓
朝の光が差し込み
まるで教会の様
ステンドグラスここに来られたお客さんが作っておられ
お願いして三年越でやっと作って頂けたらしい
四季の花が描かれている
それとステンドグラスのテーブルランプ
中々味が有るアンティークのようです
ここの使用料まだ決めていないようです
7月に予約したとき
その日に宿泊客のお琴の演奏会をするとの事でした
・
そして食事の後部屋に帰りまた地図を見て今日の予定を考える
今日は9時頃ここを出発してのんびりうろちょろしながら帰るか
と思い8時半頃下に行き今日までのお礼と支払いを済ませる
すると御主人 「まっ、コーヒーでも飲んで行きなさい」
私 「はい、そうします」
と、またいろいろご夫婦と話しだす
気がついたらもう10時を回っている
あちゃー、ゆっくり帰るとつもりがまた長話になってしまった
話は尽きないのですが「そろそろ帰ります」
御夫婦 「寂しくなるな、気お付けて帰りなさいよ」
なんか、やっぱり実家のような気分
玄関に送って頂きやっと帰る事に
本当にお世話になりました、来年また来ますね!
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結局、少しうろちょろするつもりが大町温泉郷に行き
温泉に少しのんびり入って旅の疲れを落とし
その中にある酒の博物館でお土産(自分の)買い
一直線に帰って来ました
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今回、色々と人の優しさを再確認する良い旅になりました
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ブルー・ブラン・アマノ
住所:〒398-0001 長野県大町市青木湖畔
TEL:0261-23-1108 FAX:0261-23-1773
地図(画面をクリック)
実は楽天で検索すると出てくるのですが「一時休業中」と出る
営業はされているのだが楽天の手続きが面倒で休業中
宿には知っている人しか訪ねてこないようです
又、近々息子さん御夫婦も帰って来そうな感じでした
若きころの内密なテート地、思い深く拝読させて頂きました。
スキー場はさほど変わりはないようですが、周りの環境は変貌してますね。
宿主人さまの親切さに恵まれて羨ましく感じました。
旅情の味わい~riuuさんの人情味有り難くかみ締めています。
下りが苦手なので、八方尾根を下りに使うのがいいかと。
でもネックは五竜キャビンの始発が遅いこと。
いっそのこと前日に山麓の民宿に泊まって
ゆっくり出発なんかもいいなと思い、宿を探していました。
とても素敵なお宿ですね~!
来年、Ryuuさんのグループにくっついて行こうかな。
何と内密なデートですか。
良い思い出が御有りのようですね!
私めは仲間とスキーより酒ばかり飲んでいたような?
変貌の方ですが私が行っていた頃の変貌と云うと今まであった宿が無くなっていると云うなんか寂しくなって来ているようです。
今年のスキー場は2か月しか営業出来なかったようで、周りの民宿等も経営が難しいようです。
それでご夫婦も雪のない時の新しい呼びものをと考えられ、今後の青木湖の為にもと小さいですが音楽ホールを建てられたようなんです。
でも、私にとっては静かな湖もとっても魅力的なんですが。
唐松岳、五竜からだったのですか。
全然頭になかった。
そう云えば3年前登りに行った時、仲間の知り合いが五竜が好きで麓に家を建てられ大阪から移られたのですが「五竜の稜線を歩くのはお勧めのコース」と話されていたような?
でも、先ず仲間は白馬岳に行きたがるだろうな~。
今度仲間に会ったときいっぱい良い思いで話するつもりですので!
青木湖の宿、本当いい宿ですよ。
あずさ2号?から見た青木湖とてもきれいで、今も
忘れられません。素敵なレポートありがとうございます。また青木湖みたいでーす。
お褒め頂きありがとう御座います。
私、電車の窓から青木湖を観たことがないのですがさぞかし心に残る風景だったようですね。
でも、湖畔からのんびりと見るのも又格別です。
今度は是非青空も中、湖畔から湖を通してあずさ2号を観に行かれてはどうでしょう。