その超絶技巧で聴衆を圧倒した伝説的天才バイオリニスト、N・パガニーニの波瀾万丈の半生を、“現代のパガニーニ”と言われるD・ギャレットの主演で描いた音楽伝記映画「パガニーニ愛と狂気のヴァイオリンニスト」を観ました。
リストやラフマニノフなど名だたる作曲家に影響を与えた作曲家でありヴァイオリンニストです。
あのリストの「ラ・カンパネラ」はパガニーニが作曲したヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章が原曲であるのはよく知られています。
映画のあらすじは、あまりに独創的な才能を持つがゆえに、その真価を世間から認められず、不遇の日々を送っていた天才バイオリニストのパガニーニはウルバーニという男の引き立てによって一躍人気と名声を博すようになる。
その評判を聞きつけたイギリスの指揮者ワトソンが、パガニーニをロンドンに招いて一大公演を開こうとする・・。
「現代のパガニーニ」とも言われる人気ヴァイオリニストでありモデルでもあるデイヴィッド・ギャレット自身が主演および製作総指揮で映画化したもの。
ギャレットが5億円の名器「ストラディバリウス」を使って劇中で演奏を披露していますが、「24の奇想曲」を彼の超絶技巧の演奏が圧巻で引き込まれます。
デイヴィッド・ギャレット