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今日の記憶を一言半句

竹下夢二が間違えた待宵草!

この花は待宵草ですね。

曇り空だから、昨夕咲いた花が10時頃でもまだ萎まず、カナリア色とも言うのか、明るい黄色がとても綺麗です。

 

この花を見ると思い出すことがあります。

竹久夢二の「どんたく」の中で「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ」と歌っていますが、やるせない花は宵待草、それとも待宵草。

あれ、どっち?

 

だいぶ前のことですが、なにかの雑誌にこんな内容の記事が掲載されていました。

竹下夢二は待宵草を宵待草と間違いたらしい。

竹久夢二に、「宵待草ってなんだい」とたずねたら、彼は「名まえをまちがえたのさ。あとで待宵草がほんとうだと気がついたけれども、もうみんなが"宵待草"で歌っているし、いまさらなおせない」と答えたと言います。

 

 

今では待宵草と言えるが、歌で覚えてしまったので、宵待草から待宵草と言えるまでに時間がかかった。

それと、月見草と待宵草の区別もつかなかったし、別物だと知ったのは50歳を過ぎてからでした。

 

待宵草を宵待草と呼ばれたり、月見草と呼ばれたりしますが、どちらも間違いなのでした。

コメント一覧

ryu19518
コメントありがとうございます。一度間違えて覚えてしまうと、なかなか修正がきかないことってあります。今は即解決してくれるGoogleレンズは便利ですね。
takusan
こんにちは。
そうだったんですね。私もその歌で覚えて「宵待草」の方をいつも使ってるんですけど、先日Googleレンズで調べたら、「待宵草」と出てきました。どっちが正しいんだと思ってましたが、そういうことだったんですね。勉強になりました。
それにしても、面白い話ですね。
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