花の百名山、ドンデン～金北山へ！

26日から1泊2日で佐渡のドンデン・金北山の花旅に行ってきました。山の会のメンバー7名と共に本年最高のトレッキングができました。行きのフェリーも退屈することなく船内イベントで万代太鼓を演舞する「和童」の活気ある太鼓のバチ捌きに船内のお客さんも感動されアンコールの一幕もあり、2時間半の長旅もあっという間に過ぎました。両津港に近づく船内からはドンデン高原・金北山が大海原の先にはっきりと見えて気分も上々のまま、港からジャンボタクシーに乗換えてアオネバ登山口に向いました。登山口には、2つのバイオトイレがあり準備体操を済ませて、花旅にいざ出発です。登山口からいきなりヤマオダマギがお出迎え、沢沿いのトレッキングコースにはニリンソウ・チゴユリ・ヒトリシズカ・エンレイソウ、皆さんお待ちかねのシラネアオイも種を蒔いたようにあちこちに咲きほころび、今までに経験したことのないほどのその多さに感動しました。初日のアオネバ～ドンデンコースには残雪もちらほら辺りに見える箇所もありましたが、この1週間で随分と溶けてしまったようです。予定より30分ほど早くドンデン山荘に到着、まずは山荘前のベンチで生ビールで乾杯！このビールの旨かったこと、皆さんおかわりしたのではないでしょうか。山荘の脇に小奇麗なテント場があり、我々の他には1人のみで、ほぼ貸しきり状態でした。モンベル製9人用のテントを苦戦しながら建てたのち、山荘のお風呂にまだ団体客の到着前に入り、サッパリとしたところで眺めの良いベンチに座り夕食タイムとしました。明日めざす金北山は雲で霞んでいたせいか遥か先に望めました。山荘は標高890ｍということで、肌寒くなった為（気温11度）テント場に入り8時前には就寝しました。翌朝のモルゲンロートに心癒され、気分も最高に、くっきりと金北山も望めたことで、時間を早めて5時半にドンデン山荘を出発です。金北山縦走コースは、昨日のアオネバコースに加えて早春のカタクリ・イワカガミ・ザゼンソウ・サンカヨウも多く見られ、金北山山頂では我々の大縦走を祝福しているかの様にヤマザクラが咲いていました。

新潟港のフェリー乗り場　9時25分出航

おけさ丸の近代的な船内

航路は、国道３５０号とは初めて知りました。

カモメが新潟港からひたすらついてきます！

10時から万代太鼓の「和童」の活気ある演舞

両津港に近づきその先に大佐渡の山並みが見えてきました。

港からジャンボタクシーで15分でアオネバ登山口へ到着12：20分

登山口12：35いざ出発

ドンデン山荘に向けて約3時間の山旅です。

新緑と沢から時より吹く風が実に心地よかったです。

ヒトリシズカ

シラネアオイ

チゴユリ

シラネアオイがこれほどまでに多く咲いているのにはビックリです！

エンレイソウ

清楚なニリンソウ所狭しと咲いています。

　大杉

我々と共に歩いた富山のグループ　尻立山へ向かう姿

キジムシロ

我々も後に続きます。

なだらかなドンデン高原　奥には金剛山への縦走路が続きます。

15時37分　尻立山到着　

15：55分　ドンデン山荘到着　初日はここまで。お疲れ様でした！

山荘のすぐ脇には小奇麗なテント場　ここで午後8時前に就寝

翌朝、モルゲンロートに癒され、精気をいただきました！

午前5時半　山荘出発

いざ金北山へ

マトネへ

6時57分着

石花越分岐点

残雪の脇には早春の山野草カタクリの群落

ブイガ沢のコル　8時23分

開けた眺めの良いコルを歩きます。実に気持ちが良いです。

真砂の峰でポーズ　まだ目的地の金北山は先です！

9時40分　天狗の休場

穏やかな両津湾と加茂湖を望む

オオカメノキ

ヤマザクラもまだ咲いていました。

タムシバ

山頂はもうすぐ

北斜面には残雪もまだ結構ありました。

11時15分　金北山到着

風もなく穏やかな日曜日、ここから佐渡の形が良くわかります。

朝、ドンデン山荘で作ってもらったおにぎり弁当でランチ休憩

11時40分　白雲台に向かって下山

途中、癒しのぶな林があります。

白雲台到着　13時10分　お疲れ様でした！

まだ午後4時のフェリーの時間にはたっぷり時間がある為、

ここからジャンボタクシーで、トキの森公園に寄って今話題のトキを鑑賞しました。

こちらは、クロトキ

こちらのトキ保護センターにはケージに計119羽飼育されています。

無事、野生に帰ってほしいものです。。。

年に1度の鬼太鼓の祭典が、両津港の近くのおんでこドームで演舞されていました。

せっかくの機会、こちらも鑑賞しました！

鬼の面を被って太鼓を叩くのは、演舞中のごくわずか鬼太鼓は乱舞が主なんですね！

帰りのフェリー「おけさ丸」が、出航の準備をしています。

本当に充実した2日間を過ごすことができて佐渡は最高でした！

なぜか帰りは、カモメのお見送りも少なかったです?

ほんと天候に恵まれ、タイミング良く多くの花も見ることが出来て最高の山行となりました。

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