生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

新しくなった 所沢駅ターミナル、駅ビル

2020-09-17 08:09:00 | ご当地みどり
【心地良いみどり 1607】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………
埼玉西部にある
西武鉄道の本拠地である所沢駅が
新しくなりましたので体験してきました。


昔、昔,所沢駅前に働いていた出先の
営業所があったので、定期的に通っていた場所です。


駅前周りは少し奥に入ると畑だらけだったのに
こんな大きな駅ビルができるなんて
時代の流れだなぁ…と


テナントさんはナショナルブランド多く、
京都八百一さんがありビックリしましたが
他はいつものメンバーが揃う、

小さな東京の街となっています。


新しい施設なので、
みどりを期待していましたが

薄っぺらな人工芝が申し訳なさそうに
貼られている広場があります。




ここに鉄道ターミナルらしさを感じる
本物の線路が配置されています。


これであれば
本物の電車、機関車でも配置して欲しかったな。







改札口前の広場には
飯能の木を使ったベンチが配置されて
ゆったりと待ち合わせができます。

でも、ここにある本物の木が
シマトネリコでした。

当たり前の東京と同じ木ではなく、
飯能の山から木を持って来ればいいのに。

木を交換するセレモニーを
集客する機会に利用すれば、相乗効果で
いろいろと地元貢献につながる

目玉となると思うのにな。





そもそも所沢駅前には
あの頃にもあった、大きな木が複数あります。

西武鉄道本社の建物をより良く見せる
素晴らしい木です。

ちなみにこの写真の奥に映る建物は
新しい所沢駅ですけどね。





所沢駅の歴史、市民の様子を見ている
大きな木の存在を、新駅コンセプトにつなげて欲しかったな。

新しい施設は最初は魅力的ですが
他と同じ設え、運営では、すぐに飽きられます。


ここならではの嬉しさが欲しいです。






街ナカみどり 東京スカイツリータウン

2020-09-16 08:06:00 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1606】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………
初めて来ました
東京スカイツリー駅(押上)

中は来園者数を計算して
かなり広く、吹き抜けの大きな空間があります。

エスカレーターの周りは
東京デイズニーランドのスペースマウンテンの
雰囲気です。非日常の駅ですね。

そのスカイツリータウンのみどりを
ご紹介します。




館内はインバウンドのお客様を狙って
「日本のお土産」を意識したお店がたくさんありました。

京都の観光地のようです。

しかし、このご時世なので
ガラガラです。

並ばず、ゆっくりと静かに
買い物ができるのでいいのですが、
テナントさんは大変だろうな。


スカイツリーに登る人も
まばらでしたね。




屋上はちょっとした公園、広場と
なっており、みどり、ベンチ、軽食のお店などが
ありました。





ベンチに座り、見上げると
ど迫力のスカイツリーがそびえ立ちます。

美しいデザインだな…と
惚れ惚れします。




屋上には芝生やサクラ並木など
外国人が好みそうな光景が造られています。

こうしてバルコニー緑化も
その効果を期待したデザインなのかな。

でも、ちょっとだらし無さを感じます。
手の届かない場所のみどりの管理は大変です。






モミジと芝生
モミジはボサボサでした。

やはりお客様が少ないから
何もしないのだろうかと心配です。



こちらは赤松ゾーン。
松越しにスカイツリーの写真を捉えたら
日本というイメージになるのでしょう。






サクラ越しのスカイツリー。
サクラが咲くシーズンは綺麗でしょう。

日本人が考える
みどりのおもてなしの一つの形が
ここスカイツリータウンにありました。

外国人のお友達を連れてくると
喜ぶでしょうね。

是非、ご体験くださいませ。







街ナカみどり 夏の表参道 木陰

2020-09-15 08:05:00 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1605】

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「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………
久しぶりに表参道へ。
ケヤキ並木が歩道を木陰にする
優しい街を楽しみます。




ここは道路、歩道をすっぽりと覆う、
ケヤキ並木が特徴です。

他の街は酷い形にバサバサと枝を切り落とし、
棒状にされています。

木陰なし、景観台無し、季節感なし
だけど落ち葉は少ないと。

しかし、
ここは自然樹形の美しさが保たれ、
暑い日でも、紫外線を弱めつつ
絵になる空間、歩きたくなる場所を
提供してくれています。

そのため、人も多く集まり、
良いお店も集まり、また人がやってくる。

特に女性が多く、
通りに活気があることがわかります。






通りに面した建物デザインもよく、
眺めながら散策することもここの楽しみです。

表参道ヒルズの傾斜している敷地の
特徴を活かした螺旋構造と吹き抜けも

面白いな。





同潤会アパートの趣きある外観。
蔦が良いアクセントになっています。

サインなどの装飾が
古い建物を、いいなに変えるアクセントに
なっていましたよ。





原宿側にある
東急プラザ原宿の屋上にある
オモハラの森。


スターバックスが併設されている
みどりの空間に多くの人がくつろぎ、

思い思いの心地よい時間を
過ごしていましたよ。



表参道界隈の魅力を高めている
要素の一つとして

みどりがあること。

この効果を期待して
他の街、住宅街も変わればいいですよね。






渋谷駅前に生まれた、新しい公園スタイル

2020-09-14 06:35:00 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1604】

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ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
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ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
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渋谷駅の隣、
山手線が脇を通る細長い敷地の
公園が民間のお金、企画を経て新しい公園として
生まれ変わりました。

宮下公園です。





公園?

手術から帰ってきたら
人間ではなく、機械化人間に生まれ変わった
ような、変化変容です。

ビル、不動産開発じゃんか!と。





でも、屋上に登ると
そこには渋谷駅の真ん前とは思えない、

芝生広場が生まれていました。

多くの若い子たちが
くつろぎ、芝生に座って、思い思いの時間を
過ごしています。

大阪のてんしばや南池袋公園の
芝生の光景と同じような幸せ時間がありますね。






ビルだらけの空間に挟まれた芝生広場。
アーチにはつる性の植物が配置され、

将来は木陰ができる予定です。
あと2、3年はかかるでしょうが、
みどりに包まれた、気持ちいい時間が
生まれるのでしょうね。





公園なので自動販売機もありますが
スターバックスもあり、美味しいコーヒーを
楽しむことも叶います。

店内にも多くのカフェがあるので
テイクアウトして、芝生広場で楽しむのも
ありですね。






芝生広場だけでなく、
ビーチバレーコート兼、ミニサッカーレンタルグランド、

ミニボルダリング、スケボーパークなど
いろいろとお金を使える施設も設置されています。









ダンスを練習しているグループもあり、
なんだか渋谷だな…という、

人が集まる場所となっています。

人が集まるコトは
発信する場所ともなるので

ここからどのような価値感が生まれるのか
楽しみですね。






おそらく20年間の期間限定の設置条件なので
建物の設えは本当にシンプルにされています。

ただ、サイン、導線、お店の雰囲気などが
優れているので、新しさを感じます。





一階の通りに面した場所は
沖縄、九州、東北など各地方の料理を
楽しめる居酒屋のお店が並びます。

オープンテラスのような設えなので、
コロナ禍の対応として

また、将来戻って来るであろう
インバウンドのお客様も喜ぶだろうな。

駅が近い、綺麗なのも強みです。



新しく生まれた公園のあり方、
運営の仕方を提示した事例です。

でも、
公共ではなく普通の不動産開発では、
と強く思いますが、

土地占有の安くない賃料の支払いや
これだけの開発費を民間が支払っているコト、

屋上の誰でも利用できる
渋谷での非日常をつくる芝生広場が
その体面をつないでいるのでしょうね。

是非、渋谷駅前の公園をご体験くださいませ。




街ナカみどり 京都 無鄰菴の夏

2020-09-11 06:29:00 | 街ナカみどり 京都
【心地良いみどり 1603】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………

京都 南禅寺や市営動物園の街にある
無鄰菴。

山縣有朋という総理大臣経験者が
東山の借景を取り入れた

3角形の敷地に作庭したみどりです。

建物が3棟あります。
うち洋館は日本庭園には調和しない

という理由で
植栽で隠すように配置されています。

確かに、和風建築は
そよ風、景観、せせらぎの音、木陰など

庭という屋外環境を暮らしには
取り入れたつくりになっていることを

改めて気づかされます。




窓から見える
飛び石のリズム感、色合い

手水鉢と庭木の配置バランスなど

多様性ある光景は
世の中が変わっても
不変の価値観があると感じます。






建物の中にある中庭。
こうした風を取り入れる建築デザインは

コロナのような時代は
より活用できるデザインかも。


ただ、豪雨や台風対策として
荒れた天気の際には屋根が出れば最高です。





京都の下草はコケ

という常識を打ち破り
芝生を利用した初めての庭。

コケですと適度な日陰が必要なので
木々を多く植栽する必要がありますが、

芝生でしたら
日が当たる広場的な空間を
デザイン出来ます。

この間が
低いみどりから高いみどりへとつながり、

奥行き感を深め、東山まで
調和する景観となるのでしょうね。






格子の窓ガラス越しに映る青空と
木漏れ日

建物の濃い影、
明るい芝生、みどりと

心地よい時間がありました。







建物の脇に据えてある
手水鉢や




ゆるい弧を描く園路




外の外壁のデザイン

どれもこれも無鄰菴で
過ごす喜び、訪れる価値をつくり出しています。


暑い夏の午後でしたが
本当に訪れて良かった!

と思えた無鄰菴の嬉しい時間です。