生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

表参道界隈のみどり

2015-08-19 06:00:07 | 街ナカみどり
根津美術館から
明治神宮前駅に向かう帰り道、
いろいろな緑のある時間、景色がありました。




商品、店舗エントランスを優しく包み込み、
半地下の入り口へお客様をお招きするストーリーを感じます。

おそらく店舗内からの緑の眺めもいいのだろうな
と思いましたが、ちょっと入る勇気がなかったです…

この景色を見かけたら是非、確認してくださいね。



最近見かける商業施設の景色です。
シマトネリコだけの鉢植えで彩りを生み出しています。
管理のコトばかり気にしているのかな…
建物、この空間をもっと心地よく出来るのに、勿体無い。



ここの植え込みもササ、ヤブランの2種類の植物で構成されています
不自然さ、違和感を感じてしまいます。



ヒューマンスケールから見下ろす植え込みの植物は
ある程度の多様な違い、葉が大きい、小さい、細い、色が濃いなど
変化があった方が目に馴染むと思います。

心地よいと感じる庭や里山の中も同じですね。

逆に、見上げる景色は単調な方がいいかなと…


最近は派手な壁面緑化も多いですが、
この多様性を健康な状態で維持することは
そもそも無理な環境ですから大変です。


これからの壁面緑化がどのようになるのか、
少々、不安ですね…

いろいろな形の建物があり、バラバラの街の景色を
まとめ、その街の「らしさ」を感じさせるのは植物の力です。


良くある街並み


表参道の街並み、ケヤキの並木が続きます。

でも、ここだから味わえる、
らしさが有り、とても好きな空間です。

みどりのある街並みは価値があると
感じることが出来た時間でした。



◾️心地よいみどりの方程式

・植物はエントランス、建物も引き立てるコトやお店の気持ちを表している。

・目線から下の植栽は、多様であって欲しい。
目線から上の植栽は単調な似た様なリズムで。

・緑のある街並みは、その場所の「らしさ」を生み出し、価値を高める。














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