生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

ある朝の出来事

2020-04-23 05:33:00 | ココだけの心地良さ
【心地良いみどり 1527】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………

在宅勤務となり、自宅で過ごす時間が
とても増えました。

こんなに家にいるのは
いつ以来なのだろう…と。

もしかしたら赤ん坊の頃なのかもしれませんね。

運動不足と椅子に座り続けていると
腰が痛くなるので、筋肉をほぐすため、

また、スケジュールを入れることで
生活のリズム整えるために、

ラジオ体操を始めました。

朝、体操をするため、
庭に出て見ると車の近くに
見知らぬカバンが落ちています。

なんだろう…と近寄ると
まだ、落ちたてのようです。

横を振り向くと
近くに見知らぬおばあちゃんが座り込んでいました。


「どうしたの?」と声をかけると
今から十和田湖の近くの秋田県小坂町に帰るの…と。

だから、娘の車の近くで待っているんだ
と言っています。

様子から
少々痴呆なのかもしれないと感じ、

キャンプ道具の椅子を準備して
取り敢えず座らせ、「ちょっと待ってて」。

慌てて戻り、家内に聞くと、
もしかしたら、お向かいのおばあちゃんかもしれない。


また、戻りおばあちゃんに聞くと、
そうだと。でも娘に意地悪されるので、小坂町に
帰りたいと言っています。

しばらくすると、
娘さんが慌てて出てきて

無事(?)に家に帰って行きました。


自分の親もまだ、元気ですが
もしかしたら、生まれ故郷に帰りたいと
思っているのかな…と。


もしかしたら、
自分も不自由な境遇となったら、

自分も生まれ故郷や
転勤で過ごした家族を育んでいた思い出ある場所
時間に行きたいと思うのかな…と。

毎週、山形と庄内を112号線で
往復して駆け回っていたあの頃。

雪解けとミズナラの芽吹きが
毎年、楽しみでした。




幼い頃から見ていた
茅ヶ崎から見える綺麗な富士山が
好きでした。





毎年、夏に近づくと
サザンとチューブを聴きながら
浜で過ごす、海の時間が好きでした。





街、都市のみどりの面白さに気づき
周りとのギャップがある都会だからこそ、
開放感ある芝生広場が求められ、

そうした中で時間を過ごすこと、幸せそうに
過ごしている人の姿が自分にとって

嬉しいことに気づきました。





川越に家を建て、ここで暮らしはじめて7年。
朝焼けが見えると朝から嬉しくなります。

当たり前の平和な暮らし、今の時間が
本当に大切なんだなぁ…と感じます。


あのおばあちゃんも
場所としての小坂町もありますが、

自分が自分としてしっかりと生きていた
小坂町の時間に帰りたいのではないだろうかと。

コロナもそうですが、
今回の件はいろいろと考えさせられる機会と
なります。

これからもご近所として
フォローしたいです。