生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

心地良いみどり ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所

2017-04-17 06:00:16 | ご当地みどり
【心地良いみどり 615】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」であるryu.gardenです。

「このみどり空間、いいなぁ」とココロが震えた、
感動した、安らいだ、リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどりから届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ。

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仙台の西側、山形県の境に近い場所にある
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所のみどりを訪れました。






ここはNHKマッサンの竹鶴さんが47年前に
北海道余市の次に造ったウヰスキーの製造場です。

自然を大切にしなければ、美味しいウヰスキーはできない…と
50年前にも関わらず自然との共生を実現している工場です。







周りの借景を取り入れたり、
大きな造成はせず、わざと地形の傾斜を活用したり、
みどりと馴染む赤煉瓦を使用、電柱も全て地下化をしています。






シンボルの山も眺められるように光景を整えていました。






赤煉瓦の建物はみどりに映えます。








樹々の幹、枝がスス病のように黒くなっていることが
気になったので質問してみると、

蒸留時の気体化したウヰスキーのガスが一部排気され、
それを植物の幹についている自然界の酵母菌が食べ、
その結果 変色しているそうです。

スス病のように葉っぱは汚れていないので
綺麗に見えますね。











日本酒と同様にしめ縄をしていました。
竹鶴さんのウヰスキーに対する熱い思いが伝わります。







マッサン効果か、
まだまだ賑わいある蒸溜所です。

地域の自然と工場が調和する、みどり多き気持ち良い場所です。





是非、竹鶴さんの優しい思いがつまっている
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所を訪れて見てください。






▪️心地良いみどりの方程式

・50年前に計画、生まれた自然との共生を実現している工場がある

・熱いリーダーの真摯な思いは時代が変わっても価値は変わらない

・赤煉瓦、水辺、黒い幹のみどりが創るここだけの景観は見事