りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

9.11に寄せて

2005-09-11 23:43:01 | いろいろ考える
アメリカの9.11テロから今日で丸4年(ですよね?)
テレビをつけた瞬間に目に飛び込んできた、あれほど衝撃的な映像も他にないと思います。

2年前のこの時期に、ある番組で放送されていた話を、私は忘れることができません。
あのテロの時、飛行機が衝突したのより上の階にいたある男性と、その妻の話。

上の階から次々と人が飛び降りていく姿が、窓から見える男性。
そんな状況の中、男性は自らの死を確信して、妻に最後の電話をしたそうです。

「愛してる。子供を頼む」と。

逃げ場もなく、真っ逆さまに落ちていく人達、それを見ているしかない状況、そして今から自分も死ぬことを確信している状況…想像を絶します。
あの日あの時、どれだけの人々がこんな思いを抱いたのでしょう。

ある日本人女性がこの話をテレビで知って感動し、詩を書いたんだそうです。
そして彼女の知り合いに音楽関係の仕事をされてる方がいらして、その詩を知って感動し、曲をつけることにしたんだそうです。
しかもその方のつながりで、その曲を歌うことになったのがマキシ・プリースト。
(織田裕二とLove Somebodyを歌った方ですね)

完成したCDは、詩のもととなった残された妻に、マキシ・プリーストの手で届けられました。
(詩を書いた女性も一緒だった気もしますが…ちょっと覚えてないです…)
世界でたった1枚のCDを聴いて、妻は涙していました。

この番組を見た時は、私も涙が止まりませんでした。

こんな悲劇が、もう2度と起こらないことを、心から願って…。

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