りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

落ち着いたところでトリノオリンピックフィギュアの総括をしてみる

2006-03-08 10:42:39 | フィギュアスケートlove
最近はずーっと忙しくてバタバタしてたので、ようやくようやく、昨日エキシビジョンを観終わりましたよ。
イヤ素敵だった。
身内のひいき目とか別にして、荒川静香のエキシビションが一番きれいだったわ。
これについてはまたのちほど詳しく書こうと思いますが。

あとはね~もぉさすがジェーニャ!!ってかんじ。
あれだけのボリュームのプログラムを立て続けにふたつ見せてくれるあたり…あぁステキすぎます。
むしろ、フリーよりもよかったですよね。
男子シングルは1位のジェーニャと2位以下にあまりにも差がありすぎたので、ジェーニャはフリーでは余裕がありすぎましたからね…。
余裕があったというか、それでもやっぱり前回銀という思いからの慎重さだったのか。
いつもの迫力に欠けてましたからね。
あれはちょびっと残念でしたね。
もちろん、金だったことはめっちゃめちゃ嬉しかったんですけど!!

アイスダンスでは、一番大好きなデンコワ&スタビスキーのエキシビションが観られて嬉しかったです♪
いつもこの2人はエキシビションになると一風変わったことをして、逆にあんまり好きじゃなかったりするんですけど(爆)今回のエキシビションはホントにステキだった~!!
アイスダンスは本当に接戦で見ごたえありましたね。
誰が勝ってもおかしくない試合でした。
転倒とか、そういうのが全然なかったら、一体どうなってたんでしょうね…。
でもそれが、オリンピックのリンクの怖さですよね。

ペアのエキシビション、張丹&張昊が欠場してましたね。
やっぱりフリーでのあのスロージャンプからの転落、相当まずかったんでしょうか?
…まぁあれがまずくないわけないわな…あの後滑り続けて銀を取ったってほうがすごいわな…。
イヤ~でも、龐清&佟健のエキシビション、ステキだったなぁ…やっぱり私この2人好きだなぁ…。
でもペアも本当に激戦で、すごかったですね。

そして女子シングルなんですけどね。
荒川静香のフリーは本当に素晴らしかったし、金メダルを取れたことも本当にすごいことです。
まぁでも、正直に言えば、私はあの04世界チャンピオンになった時のプログラムのほうが好きでしたね。
イヤ、曲は一緒なんですよ。
でもね、中身的に。
なんでそう思ったかっていうと…なんかね、いろんな要素を、ぎゅうぎゅうに詰め込もうとしすぎてるってかんじがしたの。
たとえば、ドーナツスピン。
あのひとつのプログラムに、確か4回くらい入ってたよね?
んで、1回1回がすごく短いの。
回数が多いよりも、ゆったりゆったり、腕を上下させたドーナツスピンのほうが、彼女の場合とってもきれいなのに。
イナバウアーにしてもそう。
難しい体制からのジャンプは得点があがるってことで、イナバウアーの後にジャンプを用意してたからだと思うんだけど、いつもより短かったじゃないですか。
あれにしても、もっともっとゆったりみせたら、よっぽどステキなのに…。
エキシビションでは、ドーナツスピンもイナバウアーも、私の望み通り、ゆったりたっぷりだったので、あぁやっぱりこうじゃなくちゃなぁ…って思ったわけですよ。
要するに、難しい要素をひとつでも多く取り入れることで、得点を多くもらうってことなんでしょうけど…なんだか、そんな採点システムもなぁ…って思っちゃいました。
だから村主のように、芸術性に優れていても、なかなか評価が上がらないんですよね。
イヤもちろんベースはスポーツだから…分かるんだけど…。
前の採点システムよりは、いいと思うけど…。
でも、評価ポイントを、もうちょっと見直す必要はあるんじゃないかなって思う。
たとえば、後半のジャンプは加点されるからって、浅田真央みたいにジャンプが得意な選手は後半にバンバンジャンプ跳んで、それで得点稼げるでしょ?
でも、ジャンプジャンプのプログラムに本当に魅力を感じるフィギュアファンって、(にわかファンをのぞいて)実際はそんなにいないと思うんだけどなぁ。
あと、足を上げてのスピンはポイントが高いからって、みんながみんなビールマンスピン。
いや、ビールマンスピン自体はキレイだからいいのよ、みんなやったらいいと思うのよ。
ただ、1つのプログラムに何度も同じスピン入れても…観てるほうは「またビールマン?」ってかんじなわけで。
なんか、それぞれの選手の個性が、もっと評価されるシステムだったらいいのになぁって思うんですよね。
…難しいことだってのは、分かってますけど…。

それと今回思ったのは…マスコミ。
こないだまでマオだった。
んで、マオが落選したら、ミキティ。
最終的に金メダル取ったら、静香一色。
イヤ分かってるけどさぁ~…なんだかなぁ…って、ため息が出るよ。
フィギュアの報道が増えるのは大歓迎ですよ。
それによってファンが増えることも大歓迎ですよ。
でも…報道の仕方が、なーんか違うんでないの?って思うわけで。
マオの時はトリプルアクセル1試合に2回跳ぶか?!
ミキティの時は、4回転跳ぶか?!
…あの~…フィギュアはジャンプだけじゃないんですケド…。
そういった意味では、フィギュアはジャンプだけじゃないっていう、本当のフィギュアの魅力を、今回荒川静香がようやく全国民に教えてくれたんじゃないかなって思う。
ま、イナバウアー一色とはいえ…でもあれは本当に素晴らしい技ですからね。
でも、疲れてるんだから、あんまりあちこち引っ張らないであげてほしいよ…。

実際、本当にフィギュアの魅力、見方が分かってもらえるのには、もうちょっと時間がかかるかなって思います。
どーゆーことかというと、どっかのお偉いさんが、荒川静香に、「コーエンが転倒した時は正直やった!って思ったでしょ?」って言ったとかどうとか。
なんなんだ一体。
結局、フィギュアスケートをフィギュアスケートとして見てないってことでしょ?
ただの勝った負けただけで観てたってことでしょ?
それって本当にフィギュアを観てることにならないよ。
しかもたとえ思ったとしても、そんなこと、実際に頑張って戦った選手の前で口にすんなよな!!
常識なさすぎるよ!!
あ~ヤダヤダ。
こーゆーのを見てると、ホントに…本当の意味でフィギュアが浸透するのには、まだまだ時間がかかりそうだなって思うね…。
転んだから負けた、勝った…そんな単純な競技じゃないんだけどね。

イヤ~ずっと書きたいことためてたので、一気に放出したらこんな状態になってしまいました(爆)
これでトリノネタはとりあえず出しつくしたかんじです。
多分他にはないかなと。
なんだか現実逃避した期間でしたね…。
あっという間に終わっちゃったけど。
ヒマができたらビデオ整理しないとな…。


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