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何気なく下町から発信するブログ

台東区のスポットや寺社散歩の感想を交えてきままに書いています。

和気清麻呂像

2009年10月19日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:銅像

【わけのきよまろ-】。皇居の大手壕脇、気象庁の向かいにある和気清麻呂の像。立派です。

清麻呂は奈良時代後期、称徳天皇の治世に活躍した政治家です。道鏡への禅譲の是非を問うために宇佐八幡の神託が行われましたが、その際に神宮へ向かったのがこの人。偉い政治家だったからこういう役目を担ったというよりは、この役目を担ったために有名になったというのが正しいのでしょう。

宇佐の神託は「帝位は血統による」という結果でした。報告したのは清麻呂ですから清麻呂の意見もある程度含まれているでしょう。結局これがいわゆる天皇制の根拠の確立となったわけで、近代に復古した明治天皇がその功績を讃えた理もあるわけです。

さて現在もひっそりと皇居脇に佇むこの像。訪れてみると意外と大きいです。格好は思ったよりも中国っぽい感じ。体型がふくよかなために余計にそう見えます。辺りは休憩するサラリーマンが多いですが、誰もこの像に興味を持っている感じではありませんでした

評価:★☆☆☆



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平川門

2009年10月18日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:皇居の門

【ひらかわもん】。竹橋の東、大手門との間にある門。一ツ橋の南に位置します。江戸城の北東部に位置しています。ここは大奥への通用門でした。通用門の横には別の門があり、不浄門と呼ばれていたそうで、ここは名の通り城内の死者や罪人を運び出すための門だったそうです。武士の棟梁である将軍の居城でも、平和な時代を下るとすっかりと様変わりして穢れを嫌う公家化していたのがよくわかります。

現在はその不浄門の向かいには毎日新聞社があります(皮肉か?)。平川門交差点のすぐ北には一ツ橋がありますが、ここに御三卿のひとつ一橋家の屋敷があったそうです。現在は丸紅本社になっています。

平川門からは皇居東御苑に入ることができます。この門から入って二の丸庭園を散歩して大手門から出てくるという散歩コースもいいですね。

門の真下は地下鉄東西線竹橋駅ですが、駅の中央部に出口はないため左右どちらの出口から出てもホーム方向に戻ることになります。辺りは散歩している人、写生をしている人、ジョギングしている人、休憩するサラリーマンなどで結構賑わってます。

評価:★★☆☆



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荒川上流

2009年10月07日 | 下町以外の東京近郊のこと
秩父旅行シリーズ 5

ジャンル:川の景色

当時訪れた際は三峰山の頂上からロープウェイで降りてきました。降りてからは大輪のバス停まで10分ほど歩きましたが、途中で川を渡ります。その橋からの景色を撮りました。この川は荒川の上流にあたるそうです。渓谷のような美しい風景が広がります。

ロープウェイが廃止されてしまった現在はわざわざこの道を通ることはないと思うので、この風景も人目に見られなくなって久しいでしょう。もう一度見てみたい風景ですが、もう機会はないかもしれません。

評価:★★☆☆



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三峯神社

2009年10月07日 | 下町以外の東京近郊のこと
秩父旅行シリーズ 4

ジャンル:神社

【みつみね-】。三峰山に鎮座する神社。神話の頃からの聖地で、中世以降は修験道の地として関東武士の崇敬をうけたとされます。江戸時代にも栄えたようで、浅草寺境内にも分社があるほどです。非常に山深いところにありますが、近年改装も行われ綺麗で壮大な社殿がおがめる神聖な神社です。

祭神はイザナギとイザナミになっていますが、これは後付けの印象が強いです。修験道場となった場所はどこでもそうですが神仏習合が信仰の基礎でした。明治になって廃仏毀釈が行われたために半ば強引に神社形式に統一したわけですが、元々の信仰から言えばここは「三峯大権現」であって、それが観音菩薩として認められようが、国造りの神として思われようが、つまりはこの山自体の神を拝むのが正しいかたちと思われます。

非常に神秘的な神社です。いくつも山が連なる中でこの山を聖なる地と考えた古代の人の想いもわかる気がします。

境内には休憩所やカフェもあります。厳かな雰囲気を壊さずに快適に利用できるのがありがたいです。ここを訪れた当時、帰りはロープウェイを利用しました。ロープウェイ乗り場までは舗装された道を10分ほど歩きます。現在はロープウェイは廃止になってしまったようでこの道も利用されないかもしれません。うっそうした山の中で、熊でも出そうな雰囲気でした。

評価:★★★☆



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三峰神社 ~雨の参道

2009年10月03日 | 下町以外の東京近郊のこと
秩父旅行シリーズ 3

ジャンル:神社

バスは神社の南東にある三峰ビジターセンター付近に到着します。山の中に数件あるみやげ物屋さんを見ながら進むと博物館があり、この手前に鳥居があります。ここから正参道となります。なおビジターセンターから南へも道がありますが、こちらは奥宮である妙法ヶ岳へ向かう道です。もちろんそっちは慣れた登山者むけでしょう。

ちなみに三峰山の神様の使いは狼です。お犬様と呼ばれているらしいので、それほど狛犬と区別はないかもしれませんが、ここの狛狼は何しろ顔が怖い。今まで見てきた狛犬の中で最も怖い顔をしています。恐ろしいので写真を撮るのも憚りました。

正参道を進むと道が分かれています。左へ向かうと本殿。右の登り階段は麓からの登山道から続く道。正面は丘になっていまして巨大なヤマトタケルの像があります。

写真はその分岐点から右側を撮ったもの。雨模様の天気だったので霧がかかり幻想的でした。ちょうど階段を登った場所にお堂のような建物があり、ここから奥宮を遙拝するようです。

正面のヤマトタケル像ですが、神話の昔に東征で関東へ来たヤマトタケルノミコトがこの山に登り、当山にイザナギ・イザナミを祀ったという言い伝えが残ります。それが三峰神社の由来のようです。

左側の本殿へ向かう参道には楼門があります。ちょうど改修工事が終わったばかりで随分と色鮮やかな門になっていました。

評価:★★☆☆



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三峰口駅

2009年10月03日 | 下町以外の東京近郊のこと
秩父旅行シリーズ 2

ジャンル:駅

【みつみねぐちえき】。秩父鉄道の終着駅である三峰口駅。名前のとおり三峰山方面への入口です。方向は違いますが両神温泉へもここからのアクセスとなります。

木造の小ぢんまりとした駅舎に風情を感じます。駅前はバスの駐車場。バスを待つ待合室は駅を出た正面にあります。大きなバス路線図もあります。

我々の目的地は三峰神社でしたので当駅からバスで三峰山へ向かいました。当時はロープウェイがありましたので大輪というバス停で降りて行くこともできましたが、そのときは行きはバス、帰りはロープウェイで帰ってきました。現在は老朽化によりロープウェイが廃止となってしまったのでバスのみのアクセスとなっているようです。

三峰口駅あたりはまだ里という雰囲気ですが、駅を出発するとまもなく山道になります。バスで三峰神社へ行くためには、山の東側から北側を周り西側へ抜けてから山を登らなくてはなりません。ずるっと周って行くため所要時間は1時間強。途中にはまっすぐな道なんてほとんどありませんのでカーブの連続。車酔いが激しい方には地獄かもしれません。途中に秩父湖というダム湖がありますが、そのダムの真上の狭い道を通ります。きれいな湖とダムの下を見下ろす景色が左右の窓から見られます。圧倒される景観です。秩父湖まではずっと渓谷を走っていきますので川と谷の雄大さが眺められます。この川は荒川です。千住あたりを流れるのと同じ川と言われてもピンと来ないですね。秩父湖からは一気に山を登りますので、景色もまた一変します。山の景色に少々飽きて、ウトウトと眠くなった頃にバスは山に到着しました。

評価:★★☆☆



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秩父鉄道

2009年10月03日 | 下町以外の東京近郊のこと
秩父旅行シリーズ 1

ジャンル:鉄道

数年前になりますが、秩父の三峰山を訪れたことがあります。東京から気軽に電車で行ける大自然とあって快適で面白かったです。そのときの旅行について思い出しながら書こうと思います。

池袋から西武特急に乗って西武秩父駅へ。そこから徒歩でみやげもの屋の間を抜けて秩父鉄道の御花畑駅へ移動。そこから三峰口駅へ向かいました。

秩父鉄道の切符は懐かしい厚紙の切符。そこに鋏を入れます。ローカル情緒たっぷりでいいですね。お願いして記念に持ってかえりました。電車は意外にスピードを出して走行します。車体が古いせいか、上下左右にかなり揺れます。シートの感触はこれまた懐かしい感じ。車内で駅の案内図の写真を撮りました。このときの旅行ではこの図にも表示があるロープウェーに乗りましたが、現在は廃止になってしまったようです。

列車はまもなく三峰口に到着しました。駅名のとおり三峰山への入口ですが、三峰山頂の三峰神社までは更にバスで1時間もかかります。

評価:★☆☆☆



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明治神宮北参道

2009年09月30日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:神社の参道

明治神宮の続きです。今回は代々木で降りて北参道より参拝しました。総武線から来ましたし、北からのほうが早くて人も少ないと思ったわけです。

たしかに境内に入ってからは北参道からのほうが本殿までは近いです。ただし原宿駅または明治神宮前駅を降りればすぐに鳥居をくぐって参道になる原宿側に比べて、北側は代々木駅からの距離が長い。結局そんなに変わらなかったです。名前がスバリ「北参道」という地下鉄の駅もできましたが、こちらからでもやはりそんなに変わらないですね。

人は少なかったので、娘を歩かせるにはいいかなと思っていました。確かに人は少ないので歩きやすいです。ただし肝心の娘は疲れて寝てしまいました。

ベビーカーで砂利道を行くには大変でして、相当に押す力が必要でした。砂利道の両側はコンクリートになっているのでここを通りました。ただし両輪は乗らない幅なので多少楽という程度。うまく進まずイライラするときは片輪を上げたのですが、ちょっと危険でした。エアーバギーや私も持っているクイニーなど外国製のベビーカーだとスムーズに行けると思うのですが、あいにく私のクイニーは重くてたたみにくいために駅の階段などは厄介。軽いコンビのベビーカーでやってきたら車輪が動かずでした。

評価:★☆☆☆



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明治神宮

2009年09月30日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:神社

【めいじじんぐう】。言わずと知れた代々木の神宮。元々当地には江戸時代は彦根藩井伊家の屋敷があり、明治以後に献上されて代々木南豊島世伝御料地であった場所だそうです。非常に広大な敷地で、半分が代々木公園で、またその一部が明治神宮御苑だとしても、原宿側の門から新宿側の門までおよそ1駅にもなる巨大さです。

祭神はもちろん明治天皇と妻の昭憲皇太后。大正9年に鎮座。近代にできた新しい神社と言え、その神聖さは現代東京の鎮守神とも言える尊い印象。伊勢、熱田、鹿島など古来の神宮とはまた違った趣があります。長い参道も威厳を感じられていい。一歩境内を出ると喧噪な原宿の街というのもその対比が面白いですね。

ここは私が結婚式をあげた所縁のある神社でもありますので、挨拶をかかしては礼を欠きます。とはいえなかなか機会がなく御無沙汰しておりました。娘を連れて久しぶりに訪れたましたが、久々に参拝できて安堵しました。

私は出掛けるとすぐに疲れるのですが、ここは神域が広い分、休憩場所に少々困ります。原宿からの参道途中に文化館という軽食とレストラン、それにみやげもの屋が入った場所があるのですが本殿からは少々遠いです。本殿にお参りした後に喉が渇いたなぁと思っても休憩場所がありません。神楽殿内にお抹茶でもいただける場所があればよかったのですが、式場のみです。夏場の暑い日はペットボトルでも持参したほうがいいですね。

評価:★★☆☆



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cafe masumiya

2009年09月26日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:カフェ

原宿のおいしいサンドウィッチ屋さん。マスタードソースがベースのチキンと、オーロラソースがベースのシュリンプの2つが基本。パンはライとイングリッシュが選べます。サンドウィッチ単品でもコールスローのような小さなサラダとポテトチップスがつきますので、ボリューム満点です。

竹下通りから一本路地で入っているので静かです。ソファ席があったりしてくつろげます。

評価:★★☆☆



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