ジャンル:銅像
【わけのきよまろ-】。皇居の大手壕脇、気象庁の向かいにある和気清麻呂の像。立派です。
清麻呂は奈良時代後期、称徳天皇の治世に活躍した政治家です。道鏡への禅譲の是非を問うために宇佐八幡の神託が行われましたが、その際に神宮へ向かったのがこの人。偉い政治家だったからこういう役目を担ったというよりは、この役目を担ったために有名になったというのが正しいのでしょう。
宇佐の神託は「帝位は血統による」という結果でした。報告したのは清麻呂ですから清麻呂の意見もある程度含まれているでしょう。結局これがいわゆる天皇制の根拠の確立となったわけで、近代に復古した明治天皇がその功績を讃えた理もあるわけです。
さて現在もひっそりと皇居脇に佇むこの像。訪れてみると意外と大きいです。格好は思ったよりも中国っぽい感じ。体型がふくよかなために余計にそう見えます。辺りは休憩するサラリーマンが多いですが、誰もこの像に興味を持っている感じではありませんでした
評価:★☆☆☆

【わけのきよまろ-】。皇居の大手壕脇、気象庁の向かいにある和気清麻呂の像。立派です。
清麻呂は奈良時代後期、称徳天皇の治世に活躍した政治家です。道鏡への禅譲の是非を問うために宇佐八幡の神託が行われましたが、その際に神宮へ向かったのがこの人。偉い政治家だったからこういう役目を担ったというよりは、この役目を担ったために有名になったというのが正しいのでしょう。
宇佐の神託は「帝位は血統による」という結果でした。報告したのは清麻呂ですから清麻呂の意見もある程度含まれているでしょう。結局これがいわゆる天皇制の根拠の確立となったわけで、近代に復古した明治天皇がその功績を讃えた理もあるわけです。
さて現在もひっそりと皇居脇に佇むこの像。訪れてみると意外と大きいです。格好は思ったよりも中国っぽい感じ。体型がふくよかなために余計にそう見えます。辺りは休憩するサラリーマンが多いですが、誰もこの像に興味を持っている感じではありませんでした
評価:★☆☆☆

