何気なく下町から発信するブログ

台東区のスポットや寺社散歩の感想を交えてきままに書いています。

浅草駅の不気味な出口

2009年06月28日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:駅の入口

写真のこの古くさい階段。なんと地下鉄銀座線浅草駅の入口です。それも浅草の表玄関とも言える吾妻橋西詰交差点の五差路のど真ん中にあります。浅草駅8番出口というのがそれです。

改札から出てもこの出口は目につきません。松屋の地下食品売り場方向に進むと左手にそば屋がありますが、このそば屋を覘くように店の後側にボロボロの階段があります。その階段を昇ると交差点のどまんなかに出てくるわけです。最初出たときはちょっと焦りました。

逆に交差点を歩いていると「何コノ階段?」という具合でちょっと不気味です。浅草駅の地下にはかなり古い地下街が残っていて、時が止まったように古く、夏場はとても暑く、そしてちょっと臭うような場所です。出来た当時は時代の最先端を行く地下ショッピングアベニューだったのでしょうが、今では化石モンの珍スポットです。何やら換気扇をようなものが出口についていますが、冷房の吹き出し口なのでしょうか、夏場は交差点で信号待ちしているとよく水滴が落ちてきます。見た目が古くて汚ならしいので、何か水滴もバッチィ感じがします。

ただ銀座線の出口としては何とも便利なところにあるんですよねぇ。この階段は実はよく使っているんです。でも出てくると、たまに交差点で待っていた人が「どこから出てきた?」というような顔をしているときがあります。

場所:台東区花川戸1丁目 (Googleストリートビュー)
HP:東京メトロの浅草駅構内図



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本所の小さな交番

2009年06月27日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:交番

石原から浅草に向かう途中、春日通の本所2丁目交差点の角に小さな交番があります。三角状のとても小さな交番です。その前には小さな女性(女の子?)の銅像があります。この辺りは本所警察署の管轄ですが、ホームページの交番案内には乗っていなかったので、現在は使われていないかもしれません。厩橋地域安全センターというのが載っていますので、これのことかもしれません。

昔住んでいた石原界隈から浅草へ行くときはよくこの前を通りました。こないだひょんなことでこの辺りに来ることがありましたので、懐かしい思い出として一枚撮ったわけでございます。ちなみにお巡りさんにお世話になったことは一度もありません。

場所:墨田区本所1丁目 (Googleストリートビュー)



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浅草寺工事中

2009年06月26日 | 東京下町エリアのご紹介
現在、浅草寺の本堂(観音堂ともいいます)は改修の工事中です。改修といっても写真のとおり、本堂をすっぽりと鉄骨が覆うという、かなり大がかりなものでして、ちょっとしたビル工事以上の壮大な様相を成しております。

すっぽりと覆われていて中に入れないと思いきや、お堂の中にはちゃんと入れます。昨年までは本堂手前の宝蔵門(仲見世をぬけた後の大きな門)が同じようにずっと工事をしていました。それがようやく完成したと思ったら、次は本堂だったわけです。ちなみに本堂右手の二天門はずいぶんと前からやはり工事をしていて見れません。

やっぱり浅草と言えば浅草寺本堂。その全容が当分見れないというのは何とも寂しい限りです。早く終わってほしいと願うばかり。

そうそう、本堂にはエレベータがありベビーカーでもお堂の中まで参拝できたのですが、工事中はエレベータは封鎖です。ベビーカーは担いで上げるか、お堂の手前でお祈りして帰るしかありません。ご注意ください。

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ペトロパブロフスクカムチャツキー

2009年06月19日 | 東京以外の名所
ロシア関連ネタ続けます。

ペトロパブロフスク・カムチャツキー。やたらと長い名前の町です。もちろん行ったことはございません。町の名前はペトロパブロフスキーでしょう。ペトロ(英語だとピーター)・パブロフという人の町という意味ですね。ただし同じ地名がロシア国内に別にあるので、「カムチャッカ半島にある」という接尾語をつけているわけです。キリル文字ではПетропавловск-Камчатскийとなります。発音はピェトロ・パヴラフスク・カムチャツキィだと思います。モスクワから実に12,000kmも離れています(1,200kmではありません。桁が違います)。北の果てにあって年中極寒のような感じがしますが、太平洋に面しているため海流の影響で意外と夏は暖かいらしいです。

このペトロ某の情報は疎いので、ここでは、同じ名前の地名があった場合の各国の呼び方について注目します。

イギリスでは、ロンドン近郊にある Kingston upon Thames(キングストン・アポン・テムズ)、イギリス中東部のヨークシャーにある Kingston upon Hull(キングストン・アポン・ハル)というように川の名前で区別しています。テムズもハルも川の名前です。uponは~上の意味。テムズ川沿い、ハル川沿いにあるということですね。ということは、同じ川沿いには同じ名前の町はないようです。

ドイツも同じです。フランクフルトと言えば、ドイツの代表的な都市ですが、ここは Frankfurt am Main(フランクフルト・アム・マイン)と言われます。マイン川沿いの、という意味です。ポーランド国境にも同名の町があります。こちらはオーデル川沿いにあるので Frankfurt an der Oder と言われます。東ドイツがあった頃は西と東に分かれていたから区別はいらなかったのでしょうけれど。

アメリカでは州の名前で区別します。Portland(ポートランド)はオレゴン州とメーン州にあり、それぞれの州の最大の都市です。ですので、Portland, OR(ポートランド・オレゴン)と言います。中西部に多い Springfield(スプリングフィールド)は州の名前をつけないとどこのだかわかりません。そのせいか、アメリカでは明らかに都市の名前だけでわかる場合でも州をつけて呼ぶことが多いです。Chicago, IL(シカゴ・イリノイ)とか。州の名前をつけないのはニューヨークくらいです。単純に州の名前も同じだからでしょうね。ニューヨーク・ニューヨークってやはりおかしいですし。代わりにニューヨーク・シティーでOKです。ちなみに同じ州に同じ名前の町はないようです。

日本では旧国名で区別するのが一般的ですね。大和郡山、河内長野、近江八幡、伊賀上野、越後湯沢、武蔵小金井、常陸大宮などなど。最近だと有名なほうは冠をつけない傾向にありますね。愛知県一宮市は一宮ナンバーというご当地ナンバーをつくってしまいました。一宮なんて各地にあるのに、ちょっと遠慮がないようにも思います。

後半はカムチャツカとは全く関係なくなってしまいました。

オホーツク海

2009年06月19日 | 東京以外の名所
ロシア関連ネタを続けます。

ちなみにこの海を見たことはございません(北海道どころか関東以北に行ったことがありません)。日本人なら知らない人はいないと思われるこの海の名、恐らく一番最初にその名を知ったのは「オホーツクに消ゆ」というファミコンのゲームだったと思います。たしかポートピア連続殺人事件のような推理モノでしたね。小さい頃はオホーツクというのはサッポロやワッカナイのように北海道独特の言葉(=アイヌ語)の一つだと思ってました。

まもなく気づきましたが、ロシア語なんですね。ロシア「語」というかロシアの地名ですね。オホーツク海の北側にズバリ、オホーツクという町があります。キリル文字でОхотск(アハツクに近い発音かな。アホーツクともいえる)。すごい場所にポツンとある町ですが、Googleの航空写真でみると海沿いにちゃんと町があります。人口は5000人ほどらしいです。

このようにロシア側の町に由来した名称なんですが、日本海のような名称問題は全くありません。もっとも、この海の場合は文句を言うとしたら日本側なのですが、もちろん文句など言いません。誰も網走海に変えろなどとは言いません。北海に変えろなどと言ったら、イギリスの海と同じになってややこしくなります。ということで、至って平和です。むしろ、オホーツク紋別空港やJRの特急の名前になるなど、北海道の人は好んで使っているようです。どの由来だろうと定着すれば、それはそれ。そのとおり。どこぞの国の御方にも見習ってほしいものです。

ちなみに私のイメージだと、キレイな流氷が流れ着く極寒の海です。寒いのは苦手ですが機会があれば一度は見てみたい海です。ちなみに、そんなに作品が好きではないので蟹工船のイメージはあまりありません。

場所:Google Map オホーツクの町 (町拡大)

サリチェフ火山

2009年06月19日 | 東京以外の名所
もちろん、行ったことはないですが、ニュースではじめて知った山の名前です。千島列島の火山で最近、この山が噴火した影響で北米路線の航空路が迂回をせまられて若干遅延が生じているようです。火山の影響って大きいですね。

この山は火山活動が活発な千島列島の中でも、度々噴火している最も活動的な火山らしいです。千島中部の松輪島(まつわとう)にあり、日本名は芙蓉山(ふようざん)というそうです。ロシア名では島の名前はマトゥア(キリル文字ではМатуа)、山の名前はサリチェヴァとなるようです(キリル文字ではСарычво)。便宜的にはサリチェフ山。標高は1500mくらいだそう。

松輪富士とも呼ばれる美しい山です。この辺りは世界の誰からも「忘れられた地域」になってますが、写真を見ればその美しさに納得です。少なくとも私はこれで覚えました。ちゃんとした日本領だったら訪れる人も多いでしょう。今からでも遅くないですから、ロシアから返してもらいましょう(そもそもロシアにはあげてもいないという話)。

場所:Google Map

荒崎

2009年06月16日 | 下町以外の東京近郊のこと
三浦半島への小旅行・続き

城ヶ島で雄大な自然を見て、三崎で極上のマグロをいただき、すっかり三浦半島を満喫した今回の小旅行ですが、最後にもう一つと欲張って荒崎にも行っちゃいました。

三浦縦貫道路入口の近くにある荒崎入口の交差点から一本道を海沿いに走った突端にある岬です。荒崎公園という公園になっていて、駐車場やトイレもあります。駐車場(土日は1000円ですが平日は無料でした)に車を停めて、一番近くの海岸に降りていきます。駐車場から5分も歩かずに海岸に出られて手軽です。

ここも城ヶ島と似ていて、ゴツゴツした岩場がある海岸です。やはり波に削られて線状になった景観が美しいです。そそりたった岩場の上のほうには松が繁っており、海とのコントラストが見事です。

ここもすぐ真上にトンビがピーヒョロロと鳴きながら旋回しており、岩場にはフナムシが大量にいました。こんなにトンビとフナムシを見たのは今回がはじめてです。ちなみにトンビに襲われるということで、弁当を食べるのは禁止だそうです。鷹みたいで怖そうです。ありゃ頭つつかれたら死にますな。

場所:神奈川県横須賀市長井6丁目
HP:荒崎公園のHP



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馬の背洞門

2009年06月16日 | 下町以外の東京近郊のこと
三浦半島への小旅行・続き

今回の三浦半島観光の目玉。城ヶ島の突端にある波に削られた岩の芸術作品です。

城ヶ島公園の駐車場から藪の中の細い道を歩きます。3mくらいある藪に囲まれて、足元を虫やらトカゲが通るので、都会っ子の私はビビる道でした。そこを歩くこと15分ほど。途中まではベビーカーで行けるほどなだらかな道でしたが、最後の突端の部分は急な階段です。藪の中でわかりませんでしたが、岬の崖の尾根を歩いていました。

急に視界が広がり、馬の背洞門を真上から見下ろすことになります。階段で浜まで降りられるので、降りてみると一面の岩場。ちょうど干潮でしたので、洞門を真横から見ることができました。波の音とトンビの鳴き声しかしない自然溢れる場所です。波に削られた岩がとても美しい。右手には城ヶ島の南端が一望でき、海には漁船やヨットが見えます。そのとき浜には誰もいませんでした。

いつまでも眺めていたい素晴らしい景色でしたが、足元を気色悪いフナムシがウロウロするので、早々に戻りました。

場所:神奈川県三浦市三崎町城ケ島



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くろば亭

2009年06月15日 | 下町以外の東京近郊のこと
三浦半島への小旅行・続き

うまいっ!と、思わず笑ってしまいました。

三崎まで来たらマグロを食べないわけにはいきません。ということで三崎漁港近くの「くろば亭」というお店に入りました。本日の丼「鮪としらすの合せ丼 1500円」がかなり気になりましたが、協議の結果、やはり刺身をいただくということで、思い切って「特上鮪刺身盛合せ 3500円」を注文しました。赤身、中トロ、大トロ、びんトロがそれぞれ3切れ(ちょい大きめ)。

さて、まずは赤身を。  (´艸`)... オオ、 ヤバイ クライ オイシイ

中トロを。  ('∇^d) コリャ、ウミャーネ

んで、大トロ。 ヽ(*´▽)ノ イヤー、ハハハハハハ…

果報者ですわ。個人的にはトロよりも赤身が凄い。いや、トロもおいしいんですけど、赤身のうまさがかなり印象的でした。それから追加で頼んだ「なめろうの茶漬け」と「トロ串あぶり焼き」もうまかったです。そしてマグロに匹敵するくらいうまかったのが「金目の刺身」。正直初めて耳にしました。刺身で食べるイメージはありませんでしたが、食べてみると鯛を柔らかくしたような食感で、美味。特に後味がいい。こういうのは産地じゃないとなかなか食べられないでしょうね。合計で6000円近くもしましたが、満足でした。割と近いし、食べてみたいメニューはまだたくさんありました。また来たいものです。

ちなみに平日の12時過ぎに行きましたが割と空いてました。休日はかなり混みそうです…。

場所:神奈川県三浦市三崎町三崎1丁目
HP:くろば亭のHP
評価:★★★☆



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城ヶ島

2009年06月14日 | 下町以外の東京近郊のこと
ジャンル:景勝地

会社に行く日もめっきり少なくなりましたので、フラっと家族三人で三浦半島までドライブしてきました。

入谷はすぐに首都高速に乗れるのでとても便利です。そのまま銀座を抜けて横羽線で横浜まで行き、横浜新道経由で横浜横須賀道路へ。衣笠で降りて三崎のほうへ。渋滞も全くなく、快適に走れましたので、1時間半で三崎まで行けました。

目的地は城ヶ島(伊豆の城ヶ崎と間違えそうになります)にしました。城ヶ島公園の駐車場に停めて、歩いて散策しました。突然視界に飛び込んできたのは断崖絶壁の展望です。素晴らしい。東京からわずか1時間強でこんな自然溢れる島に来れるなんて感激です。

他にもいいところは沢山ありましたので、追ってアップする予定です。

場所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
評価:★★☆☆



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