何気なく下町から発信するブログ

台東区のスポットや寺社散歩の感想を交えてきままに書いています。

浪花家 本店

2006年07月31日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:たいやき屋

大江戸線の両国駅のA2出口から出て右に曲がり、北へ3分ほど歩くと浪花屋という小さな食堂があります。ここはたいやきが有名です。140円とちょっと高め。昔からイメージしているたいやきとちょっと違っています。たいやきというと、御座候(東京でいう今川焼)と同じ食感で形が鯛なだけ、というイメージなのですが、ここのたいやきは色が黄金色ではなく白く、皮がもっちりしておらずパリパリで、あっさりめです。餡はおいしいので、一度食べてみる価値はあります。ただこの店、平日は18時で閉まってしまうし、土曜は16時まで、日曜は休みなのでなかなか開いているときに行けません。

場所:墨田区亀沢1丁目付近
HP:livedoorグルメのHP
評価:★★☆☆

隅田川の花火、今年は色が印象的でした

2006年07月30日 | 東京下町エリアのご紹介
隅田川の花火大会。両国に住んで早いものでもう4回目となりました。今年も去年と同じく浅草で見ましたが、今年の印象は色でしたねぇ。明るい黄色とオレンジ、それに蛍光灯のような明るく少々青白い色の花火もありました。黄色はレモン色、ありそうでなかなか花火では色でした。新作っぽいなあ。それにオレンジ。こちらはパッションと形容したい鮮やかな色。バレンシアオレンジ色でした。ただ残念なのは今年はフィナーレがわからなかったこと。隅田川は規模が大きいのでところどころで乱れ打ちがあります。なので最後の乱れ打ちも気づかずに。あれ全然次が上がらないなあと思っていたら結局上がらず。あー盛り上がりきれず。ちと残念でした。

改めて、両国は便利!

2006年07月28日 | 東京下町エリアのご紹介
改めて思うと両国って交通の便はとてもいいんですよね。総武線御茶ノ水乗換の中央線快速で新宿まで20分くらい。渋谷までは大江戸線清澄白河乗換の半蔵門線で30分くらい。表参道も同じくらい。銀座までは大江戸線から有楽町線か、有楽町から歩くか、どちらでもいいけど15分くらい。上野は大江戸線で5分。汐留も大江戸線で15分。東京駅は総武線秋葉原乗換の山手線で10分。その秋葉原までは5分。池袋は大江戸線春日乗換の丸の内線で30分。お台場までも汐留乗換か月島・豊洲乗換で30分くらい。錦糸町は徒歩圏だし、浅草までも歩いていける。自転車なら日本橋や人形町も楽勝。ちょっと遠いのは下北沢とかくらい。旅行のときも羽田空港まで1時間かからないし、東京駅までもタクシーで2千円かからない。とにかく総武線と大江戸線を駆使すればけっこうどこまでも行ける。そして大江戸線は座れる!これが最高。JRでも混んでるのは御茶ノ水~両国くらいだから5分くらいの我慢ですし。最近はほんと行動範囲が広がりました。なかなか離れられないなぁ、両国。

旧ブッシュスタジアム

2006年07月19日 | 東京以外の名所
ジャンル:野球場

いつの間にかなくなっていました…。

米国ミズーリ州・セントルイスのダウンタウンにあったブッシュ・メモリアル・スタジアム(Busch Memorial Studium)。セントルイスに住んでいた私は、よく球場に行ったものです。野茂がドジャーズに入団した一年目にカージナルス戦で登板したときや、マーク・マグワイヤのシーズン本塁打61本越えで盛り上がったシーズン後半にも足を運びました。

セントルイスの象徴であるアーチをイメージしたローマのコロッセオ風のスタジアムで、三塁側奥にはダウンタウンの高層ビルが見えました。シートは前面赤色。カージナルスのチームカラーです。いいスタジアムでした。

ところが、知らない間にこのスタジアムは壊されていて、新しいブッシュ・スタジアム3が完成してました。このとき実は、僕が行っていた頃のブッシュ・スタジアムが既に2代目だったことも知りました。現在のスタジアムは、新古典主義の典型らしく、外野席が低く、セントルイスのシンボルであるゲートウェイアーチも見れるそうです。

あまり時代の変化がないセントルイスでも少しづつ、変わっていくものがあるんだなと実感しました。いつかこの町を再度訪れたとき、ちょっとだけ見たい場所です。

(写真は新スタジアム建設時のものです。右側が昔のスタジアム、左側が建設中の新スタジアムです。)
HP:カージナルスのHP(英語)

養老サイダー、うまい

2006年07月17日 | 東京以外の名所
前述(7/2)した岐阜県養老の滝。ここの名物は養老サイダーです。このサイダーがまた格別。こんなにおいしいサイダーがあったのかと女房と二人で感激。東京に帰ってからもネットショッピングで2ダースも取り寄せてしまいました。そうそう、有名な伝説で、昔々ある親が死に際に「酒が飲みたい」と言ったそうな。買う金がない息子はここの水を汲んだところお酒になったという。親も言ってみるもんだね。ちなみに居酒屋チェーン店もこの伝説をご拝借というわけですか。それにしても地サイダーもいろいろあるみたい。これから夏だし機会があればいろいろ飲みたいものです。
リンク:http://www.hyotan.co.jp/cnt/food/yrsr-cider.html

ら・めん風/FU(墨田区石原のラーメン屋)

2006年07月15日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:ラーメン屋

東京にはおいしいラーメン屋が本当に多いですが、こんな寂れた両国にもおいしいお店があります。石原一丁目、前に紹介した山田記念病院の近く、準工業地帯の静かな場所にひっそりと看板が出ており、路地を少し入ったところにあるお店です。

名前は「ら・めん風/FU」、どう読んだらいいかはよくわかりません。

店は比較的新しかったです。カウンターのみでテーブル席はありませんでした。地元の人でいっぱいでした。前に一度訪れたことがありましたが、閉店まで時間があったのにスープがなくなって閉まっていました。人気のお店です。

こんな立地でよく経営が成り立つなぁと感心しますが、しっかり味のよいものを提供して地元に根付けば大丈夫なのだと思いました。古典的だけど、アリなんですね。

もっとも最近はよく雑誌などに取り上げられているので遠方からも客が来ているかもしれません。

場所:墨田区石原1丁目
HP:紹介ページ
評価:★★☆☆



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山田記念病院(墨田区石原)

2006年07月14日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:総合病院

巨大なイカリが出迎える病院です。

近所に山田記念病院という小さな総合病院があります。少し前までは石原3丁目にありました。ちょっと前に目と鼻の先の2丁目に移転してきれいになりました。

病院なのですが、この病院の入口には巨大な錨(イカリ)が置いてあります。あたかも芸術作品のようですが、どうもホンモノらしいです。創立者が元海軍の軍医だったことから縁があって飾っているらしいですが、それにしても巨大です。ふらりと病院を訪れた外来者にしていれば、えっ?イカリ?と思うのは必至。私もそう思った一人です。

小ぢんまりしている病院ですが一応一通りの診療科目は揃っていて、検査も出来るため便利です。救急も対応してくれます。一つの科に医師が一人が二人なので、特に外科や内科は非常に混み合います。駅からは遠いので地元の人でないと不便だと思います。

場所:墨田区石原2丁目
HP:病院のHP
評価:★★☆☆



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水上バス ヒミコ

2006年07月13日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:水上バス

【すいじょうばすひみこ】。浅草から隅田川を下ってお台場に出る水上バス(観光船)があります。吾妻橋の乗場は休日にはいつも混雑しています。なかなかの人気なのだろうと思います。

この水上バスにヒミコと呼ばれる異質なデザインの「未来型」水上バスが運行しています。デザインは松本零士と知り、なるほどなっと思ってしまいました。なんとも言えない見た目で、これが隅田川を走っているのを見ると大層異質に見えます。隅田川を運行する船の特徴である橋げたを意識した低い車高と、その水色半透明の車体がなんとなくアメンボのように見えてしまうのは私だけでしょうか。

ま、ちょっと安っぽいところが何とも浅草らしいんですけどね。

場所:台東区花川戸1丁目(乗船口)
HP:水上バスのHP

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Ted Drewes

2006年07月11日 | 東京以外の名所
ジャンル:アイスクリーム屋

米国ミズーリ州・セントルイス市の南西、ワトソン通りにテッドリュース(Ted Drewes')というアイスクリーム屋があります。

厳密に言うとアイスクリームではなくて、「フローズン・カスタード(Frozen Custard)」というらしいです。店で注文するときは「サンデー(Sundae)」と言います。どんなものかと言いますと、イタリアのジェラートよりはもう少しなめらかで、トルコのドンドルマよりはもう少し水っぽい、ミルク味のアメリカらしい甘ったるいアイスです。

夜中になるとこの屋台のようなお店に人が集まってきまして、行列ができます。値段は子供サイズ(キディー)で1ドルちょっと。日本人にはこれで十分です。それでもハーゲンダッツのカップよりも大きいのです。キディーの上は、スモール、ミディアム、ラージ。ミディアムでも日本の家族サイズ並み。アメリカ人は女性でもアホみたいな馬鹿でかいラージサイズを食べていましたが…。ちなみに店の隣にはサーティーワンがありました。行列に我慢できない人はこちらで食べるみたいです。美味い佐世保バーガー店の隣にマクドナルドがあるようなもの。アイスを食べられればいいという低能な思考が伺えます。

このアイスもといフローズンカスタードは市内のスーパーにも売っていましたが、やはり屋台に出向いて食べたほうがうまいです。夜中によく行きました。不健康なのは承知で。無茶しても構わなかった大学時代でした。いい思い出です。

HP:お店のHP(英語)

「涙の道」州立公園

2006年07月10日 | 東京以外の名所
ジャンル:文化史跡

タイトルだけ見ると意味がわかりませんが、米国ミズーリ州ケープジラード郊外に「Trail of Tears State Park(トレイル・オブ・ティアーズ州立公園)」という公園があります。

当時は意味はわからず、そこにある綺麗な湖で泳いだり、釣りをしたりして楽しむだけでしたが、大学になって初めてその意味を知りました。「Trail of Tears」とは、日本語では「涙の道」と訳された、白人のインディアン強制移住の歴史の中で、当時この辺りに住んでいたチェロキー族が、オクラホマへ強制移住をさせられたとき、過酷な旅の中で半数以上が死んでしまったという旅のこと、またはその道のことを言うのだそうです。

アメリカの学校では、独立戦争や南北戦争のことは詳しく勉強しますが、インディアン戦争のことはほとんど触れません。インディアンの歴史についても、特に大学で教わった覚えはありません。興味を持ったため、図書館で調べて知ったのがはじめての経験です。

そういえばこの公園の中にはインディアンの像があったような…。今では白人がピクニックをするために訪れる憩いの場所と化していますが、そう考えると複雑な思いです。

白人でもたまに驚くほどアジア人のような顔立ちをした人がいます。顔立ちまで行かなくても、目が細かったり、鼻がそうだったり。きっと移住後に、どこかでインディアンの血が混じったのでしょう。それが世代を超えても遺伝子上、外観に現れるのです。

アメリカはインディアン(ネイティブアメリカン)を滅ぼし去った歴史は、きっとこれからも否定し続けます。こんな公園を作ったのも、贖罪意識ではないでしょう。偽善な気がします。

場所:米国ミズーリ州・ケーブジラード近郊
HP:涙の道についてのWikipediaの説明