山梨県北杜市は、南アルプスの天然水や八ヶ岳南麓の湧水群など特に水に恵まれた地域で、酒造会社が数件あり近所のコンビニを覗くとズラッと地酒コーナーが充実しています。とある日
一度は地酒を試してみたいよね。
どうせ買うなら酒蔵の直販がいいよ。
と、言う事で地元では、特に七賢で有名な山梨銘醸さんと、谷桜酒造さんへと先日ハシゴをして美味しいお酒を購入して参りました。
【七賢・山梨銘醸】
北杜市白州町の旧甲州街道沿い台ケ原にある「七賢」の銘柄で有名な山梨銘醸さん。七賢さんの名称の由来は、中国の「三国志」で知られる三国時代に世の中の不条理を嘆いた七人の賢人たちが竹林で酒を飲み交わし、琴を弾き、浮世を離れて清談にふけったと伝わる 「竹林の七賢人」という故事からきているそうです。
購入したものは、蔵元限定の2種
「数量限定 純米吟醸生酒(新酒)一番しぼり」(精米歩合50%AL15度)と「純米生酒 向秀(しょうしゅう)(精米歩合70%AL15度)(写真クリックで拡大)
「一番しぼり」は、今のこの季節だけの限定酒です。新酒らしく酒の甘い香りが際立ち、口あたりがとても軽く非常に飲みやすいお酒でした。
「向秀」は、呑み始めは生酒の持つ香り際立つ軽めの口あたりなのですが呑み続けているとガツンと来て酒呑みが好みそうな(^^; 味わいに激変する素晴らしいお酒です。蔵元限定でしか手に入りません。
【谷桜酒造】
続いて訪れたのが自分が棲む同じ北杜市大泉町内にある「谷桜酒造」さん
売店には、松本零士さんの直筆サインが飾ってありました。
なんでも以前オリジナルパッケージをデザインされたんだとか。
こちらで、購入したのは3本
・谷桜「生いき」精米歩合65%AL14~15%
・純米生原酒谷桜「アマビエラベル」精米歩合65%AL18%
・本醸造活性清酒 数量限定「谷桜のんだ甲斐」 精米歩合65%AL16%
「生いき」は“酒臭さ”がいい意味で際立ち呑んべには嬉しいのど越し。さりとてその臭さはクセになり生酒らしいねっとり感も併せ持っていて、好きなタイプ。「アマビエラベル」は、蔵開きでしか味わえないこの時期限定のしぼりたて純米生原酒 。とてもフルーティーで、呑みやすい。
そして「のんだ甲斐」は、興味深いお酒でした。
「横にしないで!!」と、注意書きがあるように活性発泡酒です。王冠にも空気抜きがありまだ発酵中です。(写真クリックで拡大)
のんだ甲斐(発泡酒) 発泡しているようす
しゅわしゅわと微炭酸の口あたりはクセになりそうです。
なんでも、もろみを粗く濾しただけの白く濁った活性清酒との事です。
いずれも、蔵元か一部の店舗、ネット通販でしか手に入らない貴重な限定酒です。
やはり全国でも屈指の水が美味しい地域の蔵元です。みかける機会があれば是非お試しください。自信をもってお勧めできるお酒です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます