【神明】榛名鳥居＠稲含神社（群馬県下仁田町栗山）

久しぶりの鳥居カテゴリからの投稿
今回は“榛名鳥居”の紹介
榛名鳥居と言うのは、鳥居研究第一人者 根岸の銘々（鳥居の研究 p21 榛名神明として紹介）
群馬県伊香保～榛名地方で、見られる鳥居らしい。
他の地域では、全く見られず郷土型の鳥居で根岸は同著の中で
「如何にも山国特有の素朴な表現を持って人に迫るものが有る。」
と、述べている。


鳥居の研究より“榛名神明”（現在の伊香保神社には調べた限り無いようだ。）
特徴は、神明鳥居の笠木の上に幣束が三本立ててあるものを言う。確かに他では見たことが無く興味深い一基である。


ちなみにこちらは、榛名神社の一の鳥居（銅製鳥居と思われる 撮影：2010-10）

※トップ写真は以前偶然ネットで、みつけローカルフォルダに保存していたもの。（掲載元不明）
残念ながら、写真では幣束が無くなっているが春の例祭の頃には、新しく建て直されるのだろう。
場所は、こちらの情報によれば、稲含山への登山道途中にありどうやらここは、二の鳥居になるようだ。
稲含山の中腹に秋佃稲含神社 山頂には、稲含神社が鎮座し古代から農耕の神として信仰され山麓に住む人に崇敬高い山のようだ。