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【ウォーキング】印旛沼~龍角寺古墳群周辺@千葉県印旛郡栄町

2014-02-26 | ウォーキング・トレッキング
久しぶりに古街道団主催のウォーキングに参加して参りました。
今回は~千葉・印旛沼の古代王国と龍角寺古墳群の謎~と題し、現地までバスで出向いたウォーキングでした。
実は、以前この地へはサクラさんと訪れた事があり再訪だったのですが、学芸員の方の詳しいガイドもあると言うので興味深く参加して参りました。
※ 以前の投稿で「竜角寺の謎」については詳しく書いていますので是非ご一読下さい。(文末リンク参照)
8:20 集合 小田急線登戸駅 バスに乗車し多摩川沿いを南下
大師JCT~アクアライン~木更津JCT(館山自動車道)~宮野木JCT(東関東自動車道)~成田IC~房総のむら

11:00 スタート 房総風土記の丘~房総のむら

101号墳 葬送の“祭”が死者の魂をしずめ生前の権威を継承する世代交代の儀式として行われ、人物埴輪や馬などの動物埴輪が配列されたのは、葬送の列、儀式の場面、あるいは生前の最も輝かしい場面を残すものとして設けられたのです。(解説板より)

坂田ヶ池 かつて印旛沼と繋がっていて、この周囲にムラが形成される重要な水路だったようです。入江は、この先奥まで続いていました。

岩屋古墳 珍しいピラミッド型の方墳が特徴 龍角寺古墳群・岩屋古墳として国の史跡に指定されています。


岩屋 写真は、2つある岩屋のうちの左側のもの 右側の大きな岩屋は、崩壊が進んでいて立入禁止

12:00 ドラムの里で昼食


みそ岩屋古墳 岩屋古墳に比べると小振りでは有りますが、こちらも三段構成の方墳です。

石室 岩屋古墳と同様に、貝や化石混じりの凝灰質砂岩の切石積で構成されています。

GOOGLEマップからキャプチャ 上から見ると見事な方墳であることがわかります。(上が北方向になります。)

続いて、酒直小学時にほど近い素羽鷹神社へ向かいました。

素羽鷹神社 地元では、荒神社とも呼ばれています。

千葉県北部を中心に十八社あるそうです。

本殿 祭祀:国常立命 もともとは、千葉北総一帯に勢力をふるっていた千葉一族の守護神をお祭りしていたものと思われます。
龍燈があがったとされる松(龍燈腰掛の松)があったと伝わる神社です。この松には竜王に断りなく雨を降らせた為に3つに切断された小竜の頭部が落ちたとの伝承が有り竜角寺七不思議のひとつとされています。
境内には、金毘羅様をお祭りしている祠もあった事から、この近くにまで入江が続いていたことを思わせてくれます。


竜角寺 今は、本堂や伽藍などは存在していません。

金堂跡

龍角寺境内の塔跡 周囲の玉垣の一部が崩れていました。311の影響でしょう。

境内を出て、白鳳の道を歩き房総のむら方面に戻ります。

浅間山古墳 龍角寺古墳群の中でも最大の規模を誇る前方後円墳 調査で石室からは重要な遺物が多数出土されています。これらからかなりの権力者の墳墓だと考えられえいるそうです。

墳墓の中央にある浅間神社

後円墳から前方墳方向を望む

GOOGLEマップからキャプチャ 左側面に祭祀儀礼を執り行っていた形跡があったそうです。石室調査は右手側面


房総風土記の丘資料館 入館料¥300(65歳以上は無料) (3:30頃の入館だったので無料で拝観出来ました。)

館内の様子 エントランス

館内の様子

館内の様子

帰路は、東関東自動車道~首都高湾岸経由にて登戸
7:30頃登戸駅 解散


総歩数18352歩 総距離12.84キロ
往復バス移動があったので、少し盛られているかも知れません。

【感想】
良く整備されていて、気持ちのいいウォーキングが出来ました。
学芸員の方がお話されていたのですが、この北側に古代の古道を感じさせてくれる素晴らしいウォーキングコースがあるそうです。
いずれまた企画しましょう。と、お話されていましたので次回が楽しみです。
参考記事:
房総のむら その1 風土記の丘資料館
房総のむら その2 竜角寺古墳群
房総のむら その3 竜角寺
房総のむら その4 


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