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山梨に越して来る以前から二ノ宮は訪れているのに、なぜか一ノ宮には参拝していなかったのを思い出し先日笛吹市~甲州市周辺の神社、巨石の散策を兼ねて訪れて参りました。
ここも河口浅間神社と同じく古語の読み方“浅間(あさま)”と読みます。
山梨県のほぼ中央に位置し本(元)宮(山宮神社)は、ここから南東2キロの神山山中にあります。
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甲斐國一ノ宮浅間神社 一の鳥居 桜橋を渡った先、甲州街道沿いにあります。
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二の鳥居
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隋神門
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狛犬一対
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一重入母屋造唐破風向拝付で銅板葺 一之宮らしい風格を持つ拝殿です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3c/b9c8a037f25cf28107e5d3ea605ac6d7.jpg)
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ここの拝殿の向きは、参道を鳥居から隋神門を通って横向き(東向き)となります。ここの境内からは見えませんが、浅間神社ですので富士山方面へ向いているかと思いきや、異なる方向となります。(参道の手前(南)延長上は富士山のある方角となります。)
拝殿~本殿の西の延長上には、南アルプス連峰地蔵岳から甲斐駒ヶ岳へと至ります。少々向きは異なりますが摂社で本宮(山宮神社)のある神山は、南東方向でありオオヤマツミが大元の祭祀とすれば、娘のコノハナサクヤヒメを祀る当社が拝殿を横向きとしたのも頷けます。
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玉垣に囲まれ本殿はチラッとしか伺えませんでした。
祭祀:木花開耶姫命
由緒:第十一代 垂仁天皇八年(約2千年前)正月始めて神山の麓にお祀りされた。今ここを山宮神社と称して摂社となっている。第五十六代 清和天皇の貞観7年富士山大噴火の翌年(865年)12月9日、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を現在地にお遷ししてお祀りされている。甲斐国一宮であって延喜の制に於ける明神大社である。明治4年5月14日国幣中社に列格(公式ページより)
社伝では垂仁天皇8年正月に神山の麓(現 摂社山宮神社)で創建され、貞観7年(865年)旧暦12月9日現在地に遷座したという。一帯は古代甲斐国の中心地だった。(wikiより)
河口浅間神社の創建と同様な理由で甲斐国の中心地へと遷座したとも考えられます。
【境内散策】
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巨大絵馬 描かれている姫神は、コノハナサクヤヒメだと思われますが、あえて富士山を描かず山から出づる場面を描いているのも意図があってのことと思われます。
境内には、見どころスポットが数多くあります。
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子持石 見たまんまポッコリ
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枕石 かつて子持石の近くにあったそうです。
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裏参道にある注連縄鳥居
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元は、参道入口大鳥居の近くに、あったものを移築したそうです。
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山梨独特の稚児柱が特徴的な両部鳥居です。
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神楽殿
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護国社
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祓えの門 人型を潜れば厄・災難は免れ神のご加護を頂けるそうです。
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干支参り 生まれた干支と今年の干支を浅間大神に祈れば、願いが叶うそうです。
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富士石 境内で唯一富士山に関するもの
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成就石 十二支石像に対面した後、この上に立って御本殿神座を拝すると、格別に神様に近づけるそうです。
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太陽神 微妙にいびつな丸石
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稲荷社
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陰陽石 言わずもがなですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8e/e091f62de1d7ac44fb93e5c266518d26.jpg)
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山宮神社遥拝所 本宮でもある山宮神社は、ここから2キロの神山山中に鎮座しています。オオヤマツミ、ニニギ、コノハナサクヤヒメの三柱を祀っています。
※トップの左側「梅折枝の神事」御朱印は期間限定のもの
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玉垣内にある夫婦梅と称した梅のご神木 梅の実が二つ連なってなるそうです。(写真出典:甲斐一宮浅間神社公式 夫婦梅より)
この梅をいただくと子宝を得ると云い伝えられ遠方より授与を請う者が多いそうです。 古来毎年陰暦四月第二亥の日に神前に供え、子授祈願祭を執り行っているそうです。
☞関連リンク:甲斐國一ノ宮 浅間神社公式ページ
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