日々平穏 

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

【磐座】大分県安心院(あじむ)町のイワクラ

2013-11-22 | 磐座・巨石・霊石
今までに、たくさんのイワクラを探訪して参りました。
しかしながら、本ブログでは、趣味関連の投稿が多く「イワクラ」のカテゴリは設けているものの、なかなかご紹介できずにいました。
そこで、これから少しづつではありますが探訪したイワクラ達をご紹介して参りたいと思います。

まずは、数多くのイワクラ探訪の中でも、今までに一番印象深かった2006年6月に、訪れた九州は大分県安心院町のイワクラのご紹介です。
さて、安心院(あじむ)といえば…。
近所のスーパーやコンビニでも置いてある安価で美味しい焼酎「安心院蔵」(麦)が有名です。以前我が家でもボトルキープしておりました。
「佐田の京石」を一番に連想された方は、間違えなく「巨石マニア」でしょうか(^^)
実は、以前超歴の夏調査(2002年)で、ここ京石から米神山の登山を試みたことがあったのですが、夏山で藪が高く途中で断念しやむなく引き返した経緯がありました。(聞けば、前日遭難騒ぎがあったばかりとの事で、今思えば無謀なチャレンジだったワケです。)
その4年後(2006年)タイミング良く、ここ安心院で毎年開催されている「巨石祭り」に、来賓として参加する機会に恵まれ米神山の遥拝登山も雨に祟られながらも無事にリベンジが出来たのでした。
【佐田の京石】

佐田の京石(安心院町佐田)誰が何のために建てたのか?今も謎のままの不思議な列石群です。

石の配置は、シンボルストーンを中心に、環状に置かれている事からストーンサークルと思われます。

シンボルストーン

位置的に、この両側の立石が「(原始)鳥居」を意図しているものと思われます。


平成の京石 周囲を見渡すと、同様な列石が無数に起立しています。

案内板(写真を右クリックし「新しいタブで開く」を選択してもらうと、別タブで拡大した写真を見ることが出来ます。)
【米神山】

京石のすぐ脇から米神山へは登ることが出来る。(この写真だけは、前回訪れた 2002-08 のもの)

千岩滝

月之神谷巨石群

陽石

日之神谷巨石群

米神山山中の林立する巨石群

霊岩水

米神山山頂(475m)

頂上にあるストーンサークル

写真中央やや左にあるものが「キーストーン」と思われる。あいにく靄の中で見ることは叶わなかったが指す方向には「由布岳」がある。
【こしき石】

こしき石 米神山に向かって起立しています。

高さは160Cmくらいあるでしょうか。

先端に置かれた笠石が落ちると暴風雨になる言い伝えから「暴風石」とも呼ばれています。

先端の「笠石」は、特に固定されていません。ただ乗せてあるだけのようです。
【米上(めーとる)の磐座】

共鑰山(ともかぎやま)の院(御神山)妻垣(つまがけ)神社奥の院(足一騰宮(日本書紀))

「共鑰山」へ至る登山道 妻垣神社から登ることが出来ます。

山腹中に祀られている「米上(めーとる)の磐座」

ここは、卑弥呼の墓とも伝わっています。

案内板(写真を右クリックし「新しいタブで開く」を選択してもらうと、別タブで拡大した写真を見ることが出来ます。)

龍の駒・足形石(馬蹄石) 本来あった場所が崩落の危険性があるため、この場所に復元したもの
ついでに、安心院にはこんな凄い立石もあります。

実はコレ 安心院のとあるホテルロータリーに、置かれているものなのです。
巨石を愛する人からは「やっちまった感」が聞こえそうなモニュメントです。

(※本投稿は、以前紹介した記事の別掲載で、新たな写真を追加しています。)
伝承などは、以前書いた下記の記事を参照ください。
参考記事:
大分紀行(4) 「こしき石(いわ)~京石(安心院町佐田)」
大分紀行(6) 「米神山 登山」
大分紀行(7) 妻垣神社

最新の画像もっと見る

コメントを投稿