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【巨石・霊石】《安曇野の巨石探訪 その1》この岩の重量たるや無慮五千貫に及ぶといわれる~餅つき岩@有明山神社境内

2023-05-03 | 磐座・巨石・霊石
今回からいよいよ安曇野市探訪のメイン。巨石・磐座の紹介です。
 安曇野市の磐座や巨石は、今まであまり知名度が低く紹介されている書籍やWEBサイトなども殆どなく、今回知ったのはイワクラ学会の会員の方が学会誌に安曇野市の巨石探訪を投稿されたのがきっかけでした。
せっかくなので、学会員の方にアポを取りお話をお伺いしたところ現地を案内して頂けることとなり実際に訪れて見ると、迫力のある巨石や岩屋、巨石に纏わる伝説などもあってなかなか興味深い場所ばかりでした。

それでは、探訪しました巨石の数々をご紹介して参ります。

【餅つき岩】

有明山神社の境内 有明山の山頂近くに鎮座する奥宮へと至る参道途中にあります。
ざっくりですが長さ5m、幅3m、高さ150㎝ほどあるでしょうか。
こちらから見ると2段になっているので名称の由来は「お供餅」からと思ったのですが、どうやら違っていて「奥宮への道中に携行する餅をこの上でついた」と言う伝承が残っています。
餅つき岩の由来
信濃富士と呼ばれ親しまれている有明
山は信仰の山であり古来幾星霜有明山
神社奥社へ登拝した崇敬の念篤き者
の数、はかり知れず。この人々は中房川の清
流に身を浄め、この岩にて力餅を搗き保
存食の一つに加えて携行し道中の恙なきを
願いしという。因みにこの岩の重量たるや無慮
五千貫に及ぶといわれている。

(現地看板より書き起こし)

上部に推定50㎝ほどのホールポッドがありました。かつてここを臼代わりにして餅をついたのでしょうか。
約5000貫をトンに変換すると18.75t!!
いくらなんでも、ちょっとあり得ない重さでしょう。

※餅つき岩のある場所は、やはり境内にある長生殿の前あたりになります。


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