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【神明・レア】烏帽子山八幡鳥居(仮)@山形県南陽市

2013-07-06 | 鳥居見聞録
あまり知られていないのだが実は山形県は鳥居の宝庫で、日本最古の鳥居と伝わる凝灰岩で出来た「最上三鳥居」が有ることで有名
以前、山形の調査旅行の際お世話になったOK氏より貴重な写真を多数ご提供頂いていたので、この機会に紹介

まずは、山形県南陽市に鎮座する烏帽子山八幡宮の石鳥居の紹介

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烏帽子山八幡宮@山形県南陽市 一の鳥居 明治36年(1903年)建立
高さ10m以上もある石製大鳥居で、柱が継ぎ目の無い一枚岩から加工されており大変貴重な鳥居なのだそうだ。
パッと見はバランスの悪い靖国鳥居なのだが、この鳥居をレアと思し召させるところは、まず神明で有りながら“藁座”があることそして細身の貫の部分が楕円型となっていることにある。
石角柱の角が風化し角が取れたものと思われるかも知れないが次の写真を見て頂きたい。

貫が石柱と組まれている接合部分を見て貰えば一目瞭然。楕円に加工された貫が見事なまでに石柱に組まれている事が判る。
石柱部分は、前述の通り継ぎ目が無く一枚岩から切り出されているワケだから、これはかなり高難度の技術だ。
参考記事:日本最古の石鳥居
※こちらの写真に関しては、山形在住OK氏よりご好意でご提供頂いたものですので転載はご遠慮下さい。

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