信仰

「人間のなすあらゆる偉大な精神的進歩というものはまず信仰にもとづくものだ」
「人生には、信仰と行為がまさに二つとも必要である」
「心の喜ばしさは、つねに信仰のまことの証明である。心の喜ばしさがない場合には、信仰もまだ初歩である」
「信仰は極めて雄々しいものであって、その雄々しさがほんものであるならば、世の人を感服させるし、またさせなければならない。そして子供っぽさや甘さに決して堕してはならない」
「ただちに最高のものを目ざして努力しなさい」
「悪は究極において愚かであり、人間を愚かにする」
ヒルティ


精神的進歩。日本人に求められているのはこれである。
行為は信仰によってもたらされる。
信仰によって得られる喜ばしさほど崇高なものはない。
雄々しい信仰とは正義である。
最高の信仰とは喜びに満ちて雄々しいものだ。
正しい信仰は人間を雄々しくし、悪い信仰は人間を愚かにする。

幸福論 第2部 (岩波文庫 青 638-4) ヒルティ,草間 平作,大和 邦太郎 岩波書店 このアイテムの詳細を見る