今更こんなことを書くのはどうかと思うけど、俺は昔は新井貴浩は好きでした。新井もカープのことが好きだと思ってました。けど、実際は違いました。あのファンを舐めきった一人の野球に携わる人間として恥ずかしい移籍会見で、新井は自ら「自分は金本さんが忘れられません。だから金本さんの所へ行きます」と思っていたことを示してしまいました。それからカープ時代の新井の姿を見るたび、どんなにはしゃいでいても「この人はこの時も金本のことしか思ってなかったんだろう」ということを思ってしまいます。でも、新井が抜けてカープは成長しました。赤松、天谷、小窪、前田健太、篠田、斎藤、嶋、東出、そして栗原。みんな、ほんとに頼もしい活躍をしてくれたおかげで、今0.5ゲーム差で4位という位置にいます。もう新井が嫌いということはありません。ただ、見てると何か悲しくなってきます。ただ同じくらい「優勝争いができるチームで野球がしたい」と言った男に対して、「どうだ」という気持ちもあります。いや同じくらいなんてもんじゃないな。今日栗原が同点タイムリーを打って、新井と一塁ベース付近でテレビ画面に写った時はほんとに誇らしくて、嬉しかった。だからこそ、今日は勝ちたかった。勝って「どうだ。お前が去ってカープは強くなった」と改めて、強く思いたかった。今の新井を見てて思うのは、「俺が決めてやる」というよりも「金本さんに繋げればいい」という考えが強いんだろうということです。それでも十分です。立派な仕事です。けど俺は新井の穴をプレッシャーに耐えながらも、試合に出続け今では立派に勝負強いバッティングをして埋めた栗原の方がよっぽどカッコ良く見えるのです。
なんかもやもやな気持ちが晴れません。まぁあとはヤクルト、横浜だけです。しっかり叩いてCS進出を!明日神宮行こうかな。
なんかもやもやな気持ちが晴れません。まぁあとはヤクルト、横浜だけです。しっかり叩いてCS進出を!明日神宮行こうかな。