Green Mind

音楽の感想や日記なんかをね

そよぐそよぎそよげ

2007年03月30日 | 雑記
セ・リーグがついに開幕。野球が始まると新しい年という感じだなぁ。前田がケガで不在なのが残念&心配だけど栗原の調子が良さそうだし、先発が8回まで投げて、細かい継投、永川で締めるという完璧な形で始まれたので良かった。さー今年こそ優勝、じゃなくてもいいから、楽しませてちょうだい!

ざくざく

2007年03月27日 | 雑記
引っ越し作業も佳境。今日は父親のレコード整理をしましたが、これが結構楽しみな作業だったのです。レコードは今まで封印された場所に閉じ込められていて、何があるか全く把握出来てなかったので。ザッパはオリジナルはコンプリートしてると言ってたのでさすがに沢山あったけど、ブートの量も凄かった。あとチャーリー・パーカーもすげぇあったな。サルサ棚からバウハウス、キョンキョンとMCハマーのシングルが出てきたのには吹いた。そういえばパイ時代までのキンクスは一枚も無かったのにRCAとアリスタ時代のは沢山あったのが不思議でした。

まぁ結論を言うと宝の山でした。あぁぁ早く聞きたい!!!

Ian Brown / Music Of The Spheres

2007年03月22日 | 1980年以降ロック (英)
えーっと素晴らしいじゃないですか。少なくともローゼスのセカンドなんかよりはこっち聞いた方がいいと思いますね。中古屋でも安レココーナーの常連、イアン・ブラウンのソロアルバム「Music Of The Spheres」です。まず一曲目「F.E.A.R.」から強烈。歌詞の頭文字はずっとF, E, A, Rを繰り返すという変なこだわりを見せていますが、サウンド自体は扇情的で鋭いストリングスとダンスビートに乗せてイアンが「自分に合った」メロディを歌う幕開けに相応しいカッコいい曲です。どの曲もバックはテクノだったりエレクトロニカだったりアンビエント風だったりするのですが、総じて言えるのは歌がメインということ。そしてその歌がゆるゆる&キャッチーで、それに合わせるようにバックも非常になめらかで大らか。ダビーなベースライン、エレピ、控えめなビートをストリングスとイアンの歌声が優しく包み込むような美しい曲「Northern Lights」、ミニマルからファンクへと展開していき、更にはまたまた煽るようにストリングスが入り込んでくる「Whispers」等完成度がどれも高く、捨て曲なんて一切無しの大名盤になってます。全9曲37分とコンパクトにまとめたのもエラいっすね。

これ聞いて分かったことはローゼスの精神を受け継いでるのは、ジョンでもマニなんかでもなくてイアンということです。なので、聞いてない人は是非。

おひっこし

2007年03月20日 | 雑記
家の建て替えに伴う引っ越し作業で、てんやわんやの状態です。うちは皆何かしら収集癖があるようなのでこういう時大変です。で、性格も基本的に雑で要らないものも適当にしまっておくため、色々な所から色々なゴミが大量に出てくる。しかも昔の懐かしいものなんて皆無でホントーに要らないものばかり。引っ越し先に大量のCDと漫画と本を持って行く訳にもいかないので、ちょっとの間お別れだ。それにしても整理をしてると買ったのにまだ聞いてないCDがざくざく出てくるわ。ダメだな、こういうのは。

Joan Of Arc / Joan Of Arc, Dick Cheney, Mark Twain

2007年03月18日 | 1980年以降ロック (米)
さて今日は変態ワーカホリック兄弟、ティム&マイク・キンセラのバンドジョーン・オヴ・アークの8枚目「Joan Of Arc, Dick Cheney, Mark Twain...」の紹介です。腰砕けフリークビートに乗せて浮きまくった、コード感無視のメロディが異様に抑揚のない歌声で歌われる一曲目からもうたまらんです。ここにオーウェンの切なさは全くありません。確かにギターのアルペジオやピアノは予想外の不気味な不協和音や淡い音を鳴らし、エレクトロニクスの使い方は謎めいていて、ドラムもあとちょっとの所で鋭いビートを叩かないので少し聞いただけではまるでメチャクチャなようですが、レッド・クレイオラにも屈折したフォーク心があるのと同じように、彼らにはランディ・ニューマンやハリー・ニルソンのような屈折したノスタルジックポップ心があります。もうやりたいことやりまくって出来上がった壮絶なアメリカンポップス。クラクラしてきます。

黒いジャンパー、裏地は赤のチェックだ!

2007年03月17日 | 雑記
昨日、Radio Carolineラヴな女子に誘われて新宿ロフトであった「PREMIUM ROCK and ROLL NIGHT」ってのに行ってきました。出演バンドはRadio Caroline、The Bawdies, The Neatbeats。出演バンドはどいつもこいつも重度のロックンロールジャンキーぶりが伝わってきた。もう嫌がらせみたいに金太郎飴的快速ロックンロールをぶちかましてくれて、ぐうの音も出なかったっす。中でも僕はニートビーツに感動してしまった。見る前はライヴ開始早々弦を切ってしまうような爆音ラケンローバンドかと思ったんですが、始まってみると適度に隙間とカッティングの旨味を活かした軽みのあるパブロックなラケンローでした。カッコはスーツにリーゼントで歌詞もださいし、メロディも古くさいんだけど、もうなんか愛さずにはいられなかった。サイコーのラケンローだった。また遊びに行きたいです。


今日、恐怖の成績通知表がきた。最大で取れる単位数が44で、30きっかり取れたからまぁ良かったかな。絶対落とすと思ったのを取れたり、おそらく大丈夫と思ってたのを落としたりとラッキーなのかShit!なのかよくわからない。

まんぼう

2007年03月15日 | 雑記
友達がガレージバンドで作った曲の出来が良くて、腹立つ。やらなきゃ、という気になる。だから曲作りに奮闘中だけど、その合間にThe Lightning Seedsの「Dizzy Heights」を聞いたら、またくそーという気になった。こんなポップソングを作ってみたいぞ。ポップソングは勇気とやる気を与えますよね。つーか貰った。

今日、国分寺に行く用があったので街に出ても行く所はCD屋くらいな僕はやっぱり珍屋に行った。中古はちょいと高いから、100円コーナーを漁ってたら「聞いてみたいけど1000円以上は出したくない」みたいなブツがざくざく出てきたので満足。


武富健治という人の「鈴木先生」が欲しくて本屋も覗いたけど、無かったのでちょうど発売されていた「掃除当番」という短編集も買いました。おぉこれは凄いぞ。絵は劇画調で少し暑苦しいんだけど、作者はチェーホフを読んでいたそうで至る所に春風を呼ぶリリシズムがある(笑)。ちょっと「少年少女」の福島聡っぽくもあるんですが、あれほどセンスに頼っておらず確信を持って書いてる気がします。

アナバプテストかもよ

2007年03月14日 | 雑記
ちょっとお久しぶり。いつ終わるのかという春休みもだんだん終わりが見えてきました。そしたら2年生の始まりです。サークルに1年生は入ってくるかな。目下の楽しみはそんなもんです。

最近はMo'some TonebenderとGrapevineの新作ばかり聞いてます。この二つのバンドの前作は2005年に出ていて、その年はRyan Adamsも新作3連発ということをしました。そして、くるりもルーファス・ウェインライトもクレム・スナイドもその年に素晴らしいアルバムをリリースしました。そのアーティスト達が今年、こぞって新作を出してくれる(出した)ようです。今年は例年に無くヤバい年になりそうですよ。ウィルコもあるしね。あとはアントニーが来日&新作で完璧。

Him / Nea Features

2007年03月08日 | 1980年以降ロック (米)
リズム!リズム!リズムなジャズファンクのポストロック添えみたいな感じでしょうか(笑)。ダグ・シャーリンが中心となって結成されたHimの五枚目のアルバム「New Features」です。ダグ・シャーリンとベースのフレッド・アースキンは元June Of 44、ドラムスのジョン・セオドアは元マーズ・ヴォルタ、ギターのデヴィン・オキャンポは元ファラケット、現メディケーションズ、そこにディラン・グループ、マイス・パレードのアダム・ピアースも参加してたりと流動的で尚かつ複雑な人物構成となっていますが、ここら辺のオルタナ好きは涎ダラダラなんじゃないでしょうか。このアルバムはツインドラム、ギター、ベース、管楽器、エレクトロニクスという編成ながら実にスマートで知的なアンサンブルを奏でています。白人的というかあまり粘っこくならず、熱くならずエレクトロニクスも交えたクールな演奏がじわじわと続いてきます。管楽器の鳴りもギターはナチュラルトーンで気持ちよく響くので、ほとんどジャズと言って差し支えない曲もありますが、ダブという重要な要素が絡むとまた不思議な響きを持ってきます。ナチュラルトーンのジャズギターがいきなりまるでスライドギター! そしてツインドラムという編成が可能にした独特の「間」、微妙な「ズレ」を次第に快感に変えていくポリリズミックなグルーヴが気持ちよすぎます。ジャズファンクダブみたいな妙な世界が広がるアルバム後半の方が断然面白いです。

Baaaasss

2007年03月04日 | 雑記
今日はスタジオで練習でした。もっとテンパりまくるかと思ったけど、案外落ち着いて出来ました。ベースをまともにやるのは今回が初めてだったので、必死こいて練習したら「るーふぁす君、良いね」と褒められた。あぁ、もうこの瞬間のためにやってきたのだよと言っても言い過ぎじゃないです。もちろんこれに甘んじることなく、さらに練習、ひたすら練習ですが。

弟、大学受かりました。おめでとう! 一緒にジャッカス2でも観に行こうかと思ったけど、公開が終わってしまっていた。残念。

この前のルイス・テイラーですが、聞くごとに引き込まれます。なんかディアンジェロの「ヴードゥー」を聞いてる時のように呪術めいた香りに誘われて近づいてみると、ずるずると引き込まれてる、みたいな(笑)。そういえばディアンジェロは今、新作を作ってるようですね。そしてまたディアンジェロ繋がりで。「Voodoo」に参加していたトランぺッターのロイ・ハーグローヴの「Strength」というEPを買ってみました。こ、これはかっこ良すぎる。スコーンと抜けるスネア、タイトで自己主張の強いベース、そして管の深みと広がりのある音色。圧倒的なジャズファンクです。