Green Mind

音楽の感想や日記なんかをね

Josephine Foster / All The Leaves Are Gone

2006年07月03日 | 1980年以降ロック (米)
Josephine Foster & The Supposed / All The Leaves Are Gone

全くもって2004年の音に聞こえないのは音だけじゃなくて、裏ジャケに写ってるメンバーの写真を見てもそう感じます。時たまエキセントリックなジョリー・ホランドがエレクトリックトラッドを演っていたフェアポート・コンヴェンションでヴォーカルを執っているみたいな。実際はアメリカ人のジョセフィン・フォスターとThe Supposedというバックバンドを従えての録音で、アコギ一本にチェロや怪しいコーラスが被るといったようなものだと思っていた僕は相当を面食らいました。灼熱というと語弊があるけど、実際「The Most Loved One」はエレキとアコギがエキセントリックにかき鳴らされ、メロディや演奏の盛り上げ方なんてほんとにフェアポートみたい。カントリーでもアイリッシュトラッドでもない、けどどちらも混ざった奇妙な音。オペラをやっていたというジョセフィンの声の異様なアクの強さも僕には相当魅力的に響きます。フリーフォーク好きは当然、必聴もの。

You Am I / Convicts

2006年07月02日 | 1980年以降ロック (英)
友人から5th Album「Dress Me Slowly」を借りて、めちゃくちゃ良かったので最新作「Convicts」を買ってみました。オーストラリアのバンドみたいです。


えーっと、このアルバムを説明するとただのロックンロールです。ただし、ジャケの通りライヴ感バリバリの熱い最高の。これを聞いたらかっちょえーと大喜びして聞いてたプライ丸の新作がかすんできたくらいですよ。右から左から奥から前から絡みまくってくる2本のギターとスタイリッシュなリフの応酬にクラクラしてるとあっという間に終わってしまう全12曲36分の傑作です。オーストラリアのロックバンドというと最近だとJetだとかThe Vinesがいるけど、彼らより若々しくて既聴感が無い音を奏でられるのは凄いなぁ。もう彼ら40近いでしょ。