僕が弦フェチであることはこのブログでもさんざん書いてきてますが、他にもナショナル・ヘルスやヘンリー・カウを中高生の時に浴びるように聴いていたせいで、木管楽器も大好きだったりします。あっでもサックスはそうでもないので、クラリネット、オーボエ、バスーンなどなどに萌えるといってもいいかも。で、弦&木管好きにはたまらないアルバムがこのLars Horntvethの「Pooka」であります。このラーシュ・ホーントヴェットという人は日本でも人気があるノルウェージャズの代表格バンド、ヤーガ・ヤシスト(Jaga Jazzistのことだけどジャガ・ジャジストって言ったほうが馴染みがあるのか?)の元ソングライターであり、バスクラリネット奏者でありながら、このアルバムではサックスにベース、ギター、キーボード、ヴァイオリンまで演奏してるというマルチプレイヤーです。
グリッチノイズがプチプチ鳴りだすイントロを経て、ストリングスのピッチカートに誘われるようにバスクラリネットがメインテーマを奏でる「Pooka」を聴いた瞬間にあーこれは一生ものだと確信出来てしまうくらいツボな音でした。全編に渡り耳に優しい木管楽器類と時に壮絶なストリングスの音色に彩られた品々はライトなビートと隠し味程度のエレクトロニカ風味に彩られていますが、新種のクラシックであるような気品の良さとダイナミズムを備えています。そこは映画のサントラ用に作られただけあって、きちんと起承転結があって聴きやすいです。僕はJaga Jazzistは新種のプログレ(コテコテのやつね)と思っているのだけど、このアルバムはカンタベリー、レコメン系のバンドを例えに出したくなるね。ということでGilgameshやHatfield & The North好きな人、近年のヴァン・ダイク・パークスのストリングスアレンジは自己模倣になっててつまんないと思う人も是非! あーもう聴いてると「えっ、俺を死なせたいんですか?」ってくらいだわ、このアルバムはw
グリッチノイズがプチプチ鳴りだすイントロを経て、ストリングスのピッチカートに誘われるようにバスクラリネットがメインテーマを奏でる「Pooka」を聴いた瞬間にあーこれは一生ものだと確信出来てしまうくらいツボな音でした。全編に渡り耳に優しい木管楽器類と時に壮絶なストリングスの音色に彩られた品々はライトなビートと隠し味程度のエレクトロニカ風味に彩られていますが、新種のクラシックであるような気品の良さとダイナミズムを備えています。そこは映画のサントラ用に作られただけあって、きちんと起承転結があって聴きやすいです。僕はJaga Jazzistは新種のプログレ(コテコテのやつね)と思っているのだけど、このアルバムはカンタベリー、レコメン系のバンドを例えに出したくなるね。ということでGilgameshやHatfield & The North好きな人、近年のヴァン・ダイク・パークスのストリングスアレンジは自己模倣になっててつまんないと思う人も是非! あーもう聴いてると「えっ、俺を死なせたいんですか?」ってくらいだわ、このアルバムはw