
いじめにあっていました。いじめている本人たちにしてみれば、いじめには入らないほど小さなことかもしれませんが、私は今でも思い出すことがたくさんあります。不思議とそんな思いでは忘れないものです。その上、性格も手伝って、ますます人嫌いになりました。人のたまっているところを避けて避けて通るようになったのです。そんな自分がまた大嫌いでした。そして母親になって、人を避けてる場合ではなくなり、何年かして海外にでました。そこには今の自分は自分でいいんだというように考えさせられるたくさんのことがありました。そして、今沖縄にいます。
人と話すのが苦手だった私、今まで何とか人に合わせようと尽くし、頑張りました。でも今は違います。自分から人と話すのが苦手と言うことにしました。それで私から離れていく人はそれでいいやって半分投げやりの気持ちもありました。不思議なことに自分から自分の苦手な部分を話すと人から受け入れてもらうことが多くなりました。あんなに人と接しようと思って、自分をつくろっていたことに苦労していたのに。
なぜ今日これを書いたかというと、あるテレビ番組で台詞のいえない女優さんを勇気付ける言葉で、言えないなら無理をして言う必要はない、言えないことを言えば良いとあったからです。
私は人と話すのが苦手でいつも人をさけていました、でも人と話すことが苦手なことを話すことで少なくとも私の回りの人は私を理解してくれました。そんな仲間が今の私の宝物です。今は、自分がそして、友人が大好きです。
もし私のように人が苦手で、でもその苦手な部分を嫌に思っているとしたら、その苦手な部分に真正面から向き合ってみると以外に知らない自分が見えてくるかもしれません。