来季からレース中の再給油禁止…

２０１０年よりレース中の再給油が禁止(GPUpdate.net) - goo ニュース

来季の2010年からのレギュレーション変更がまた追加です。

予算削減の一貫として、予算上限が設けられる方針だが、
一足先に設備コスト、設備の輸送コストから削減策が発表。

まずは、レース中の再給油使用を禁止。
これで、給油装置の輸送コストが削減される。
さらには、再給油が出来ないとなれば、
チーム側はエンジンの燃費向上対策をしなければならない。
スタート時の搭載燃料重量の事を考えたら、省燃費は必須だ。

これはすごく賛成。
今はまるでスプリントレース。
軽い車体でどれだけ速く走れるか、みたいな。

来季からは以前の様に、重くても速く走れるマシンと、
ドライバーが必要となる。
見所が増えそう

もうひとつは、タイヤウォーマー、ブランケットなんかの
タイヤを温めるデバイスの使用が禁止となる。
こちらも輸送コスト削減に繋がるんだが、
これについては大反対。危険過ぎる。

勿論、冷え切ったタイヤでも速く走れるドライバー、
車体や技術が必要なんだけど、
冷えたタイヤで高速走行をする事はグリップが殆ど無く、
まるで氷の上を走ってると言ってもいいくらいの状態になる。

一般車とは全く違うスピードレンジの為、
加速、減速、曲がるなどの全てがタイヤの発熱にかかってくる。

セーフティカーの導入中や、レース再開直後などで、
タイヤが冷えてグリップを失ったマシンがコースアウトするのを
良く観ると思う。
特にウェットレースになると、それは顕著に出る。

そんな危険な行為を全てのドライバーにさせるレギュレーションには、
大反対です

とはいえ、確かにいろいろな要素が複雑に絡まって、
見所が増えそうなのは確か、なんだけどね…