
サリンジャーが『ライ麦畑』をリリースした51年のころ、
ニューヨークは、アーリー・ハードバップの熱気を
『ディグ』 などに聴くことが出来る。
そのころ当方は幼稚園にも上がっていなかったのか。
彼は、軍隊でノルマンディ上陸をやっていたとは驚きだ。
日本でその翻訳が初版された1964年は、
マイルスがウエイン・ショーター、H・ハンコック、ロン・カーター、T・ウイリアムスと
ベルリン・ジャズ祭に奔放でスリルなサウンドを聴かせ、
コルトレーンは、マッコイ、ギャリソン、エルビン・ジョーンズと、
『A Love Supreme』 カルテットのピークを演じていた。
本を読んだ当時、鯛焼きが1個10円で、
学校帰りにたまたま一緒に店に入ったは良いが、
「あれっ 」 とサイフを忘れて彼女に払ってもらった。
「その話は100回も聞きました 」
周囲に言われる。
サリンジャーを追悼して1961年3月のマイルスを聴く。
2010.1.29
朝、雪が積っている。
缶コーヒー1個で、高校生が手伝ってくれた
昔もあったわけ。