ローコストでも大満足💛な お家づくりの記録

坪単価45万円のローコスト注文住宅。数々のトラブルを乗り越え、還暦で住み心地の良い終の棲家を建てた記録です(^^)

リビングダイニングの作り方~間取り図と家具・家電の関係~

2021-02-18 | 間取り・間取り図

売り家のチラシ見るの好きです。もちろん間取り図頭の中で、またはペンを片手に何してるかというと

①ソファー、ダイニングテーブルなど大きな家具を正確なサイズで書き入れる
②冷蔵庫、洗濯機の置き場所確認
③食器棚などキッチンの収納は充分か(または食器棚を置くスペースがあるか)
④洗面所に収納があるか(または収納棚を置くスペースがあるか)
⑤入り口ドアやクロゼットのドアと干渉しないでベッドが置けるか(ベッドを書き入れる)
・・などなど。

お家を建てるときも、そんなことを考えながら(家具を書き入れつつ)間取りを作っていきますよね♪とくに(広くない)LDは、家具の配置(どういう向きで置くか)がとても重要。

細長いLDの場合、ソファーを壁際に置くと、テレビとソファーの間が通路になって、テレビ見てる前を人が行き来してしまうことも多いです。
だからウチはソファーは真ん中(⇒ウチの間取り図へ)。(ピンクが動線)テレビはソファーと向かい合っているほうが見やすいですし、今どきの大きなテレビは、目とテレビの距離が3㍍以上あるといいですよね。



(ホントは、テレビもソファーも壁際なのが理想的だけど。)

また、テレビ上テレビ横ソファー後ろは、窓がないほうが、テレビは見やすいです。(今はそんなに昼間テレビ見ないですけどね。そのうち1日中見る時が来るかもしれないし(笑)) 

例えばウチは、ソファーの後ろの(離れてるけど)出窓(東側)の光がテレビに反射するので、朝テレビ見るときは出窓のカーテン閉めなきゃなりません。また、(ウチの場合ではないですが)テレビの上や横に窓があるのも、目に直接光が入るので、いい置き場所とは言えないですネ。

・・とテレビの話が長くなりましたが(^^;)・・

次に、ダイニングで気を付けたいのは、ダイニングテーブルの位置と大きさかな。特にペンダントライトにしたい場合は、テーブルの置き場所をしっかり決めておかないと、テーブルとライトがずれて、ちょっと残念な仕上がりになっちゃいます(^^;)

(ウチの場合は、電気図を決めるとき(上棟のころ)、照明シーリングの位置を、東側壁から○cm、南側壁から○cmと具体的に指定しました。→青丸の位置)

また、ダイニングテーブル周りにコンセントは必須ですね

間取り記事⇒ヒートショックも冷暖房費アップも防ぐ~扉の多い家~

照明の記事⇒ミニミニ内覧会 2 ~ダウンライトの配置&ペンダント~ 
リビング配線の記事⇒配線が見えないおしゃれリビング☆


これからの人生に必要なおウチとは?~スリルとサスペンスの人生後半戦~

2021-02-17 | 間取り・間取り図

もう二度とお家建てたり、大規模リフォームはできないので、よくよく考えたつもりです。なにを考えたかというと、足腰が弱っても過ごしやすいようにワンフロアで暮らせるようにしたとか、ヒートショックを防ぐように階段ドアをつけたとか。

でもね~わからないのよね。いつ夫婦→独りになるのか、もしくは介護が必要になるのか。明日なのか30年後なのか?! 今でも3歩歩くと用事忘れるし~歳をとるってスリルとサスペンス(^^;)

ということで、(現在の過ごしやすさとか、経済性を優先させた部分も多いのですが、)確実に衰えていく将来のためにどんな設計の工夫をしたのか、まとめてみました。

LDK(+書斎)、浴室、脱衣室、洗面室、トイレ、寝室をワンフロアに⇒ヨロヨロしてもここだけで生活できる。

手すりをつけるための下地を家中につけてもらう⇒多めに大き目に。大工さんが協力してくれました♪

階段ホール引き戸をつけて、冷暖房を逃さない⇒ヒートショックや夏の室温差を防ぐ。浴室トイレも快適に。

幅広L字型階段にする⇒リフトをつけやすい。

階段に踊り場を設ける⇒階段事故での大けがを防ぐ

階段下一段目の真上にダウンライトをつける⇒夜の階段踏み外しを防ぐ

IH調理器導入⇒ガスに比べて安全性が高い(←これは確実)&暑くなりにくいので夏の料理意欲低下を防ぐ(←これは効果不明^^)

長くなるかも知れないリタイア後の生活に備えて、夫婦それぞれが籠(こも)れる場所を作る⇒夫は書斎。私はピアノ部屋。(ピアノ部屋には畳コーナーがあるので、いざ?となれば寝室にもできる♪)

関連記事はこちら
①⇒ウチの間取り図~せっけい倶楽部で2ndフロアを描いてみました~
②⇒お家を造ってくれるのは・・大工さん💪
③⇒階段上ホールにドアをつける(ヒートショックを防ぐ工夫)
④⑤⇒L字型幅広階段・踊り場つき~階段の安全性と将来性~ web内覧会~危険な事故を減らす、踊り場つきL字階段~                 
⑥⑧⇒ミニミニ内覧会 2 ~ダウンライトの配置&ペンダント~(←階段のダウンライト&畳コーナーの写真)
⑦⇒地震の被害を最小限にする家づくり

元気なうち一番快適なのは⑧かも(^^)(リモートワーク&自粛生活で快適実感中~)


角を40x40cm削るだけで・・広さも動線もこんなに変わる♪

2021-02-15 | 間取り・間取り図

ほんのちょっとした工夫ですが、設計時階段上ホールが狭いと感じたので、角を削ったら、思った以上の効果がありました。2階全体図はこちら(せっけい倶楽部)⇒ウチの間取り図

もし削っていなかったらこんな感じ
  ↓

寝室・洗面(上方向)に向かうときの動線がカクカクしている。
動線とリビングドア(黄緑)の距離が近くて危ない

☆削った結果(ピンク部分)こうなりました♪
   ↓

寝室・洗面(上方向)に向かうときの動線スムーズに。
動線とリビングドア(黄緑)の距離ができたので、少し安全になった。
階段を上った時に視線の広がりがあり、実際よりも広々感じる。
   


反対側がクロゼットだったので、角を削るにはちょうどよかったです。居室だったら使いにくくなってしまいますものね。

階段記事⇒階段上ホールにドアをつけるへ ⇒web内覧会~危険な事故を減らす、踊り場付きL字階段


ヒートショックも冷暖房費アップも防ぐ~扉(とびら)の多い家~

2021-02-14 | 間取り・間取り図

北国育ち⛄のせいか、リビング階段吹き抜けの部屋などは、常夏の島またはアメリカのお金持ちの家(昔のホームドラマ)のイメージ(^^) 日本より寒いイギリスなどと同じく、小さめに区切られた天井の高くない部屋が、北国の家の基本です

そして、以前にも書いたように、窓を閉めた状態で考えるなら暖房も冷房も一緒で、どれだけ熱が逃げないか(断熱)が省エネには大切ですよね。(⇒断熱材~暑さ寒さも防音もへ)

つまり、北国でも南の島でも、冷暖房を効かせたい場合は、断熱しっかり、②天井高はほどほどに、③扉や壁で区切る、というのがよいかと。

中でも階段は、冷房は下階暖房は上階に逃げやすいので、押さえどころ。部屋の中に階段を作らないのはもちろん、廊下にも扉(引き戸)をつけることで、省エネ度がアップします♪(⇒階段上ホールにドアをつける(ヒートショックを防ぐ工夫)へ)

引き戸なら、冷暖房を使わない時期は開け放しておけるのも便利。じゃまにならず風もスイスイ~。

ウチはLDKと寝室・浴室も同じフロアです。(⇒ウチの間取り図へ) 階段ホールの引き戸を閉めて、キッチンや寝室のドアを開けっ放しにしておけば、浴室や脱衣室、さらに廊下やトイレまで、一定の温度に保つことができるようになりました。(マンションみたい)

これでヒートショックの心配もなく、は部屋と廊下の温度差が少なく、中高年の疲れた身体に優しい環境♡しかもお財布にも優しい♪(以前の家に比べて光熱費が減った理由は?⇒IHなのに電気使用量2割減!~断熱と防音で省エネ住宅に?へ)


汚れた食器と汚れた洗濯物が見えない間取り(^^)♪

2021-02-13 | 間取り・間取り図

いつもピカピカに片付けなんてできないけど、汚れ物は見せたくない! って思いますよね? (私だけ?) そんな願いがかないましたよ~

換気扇が外に近いほうがよいと思って、最初にできたのが下図のプラン。流し台の位置が外壁寄りになっています。赤塗りつぶしは、棚の下半分に大きめのゴミ箱(25ℓ)を3つ並べる予定の場所。赤枠は冷蔵庫と電子レンジ。 


ピンク矢印はリビングやダイニングからの目線です。ゴミ箱スペースは上から下まで丸見え(^^;) キッチンと洗面の引き戸を開けると、洗濯機の上の洗濯物や針金ハンガーも見えるかも(矢印)。

の引き戸がなければ(洗面室と脱衣室が一緒なら)、お客様に洗面台を使っていただく度に、洗濯物かごを浴室に放り込まなくてはなりません(笑)

これでは一見きれいで快適な暮らしにはならない・・というわけで、改良したのが現在のプラン(下図)。
  ⇩

これなら流し台も見えにくく (対面キッチンのカウンターは、(立てたまな板も隠れる)高さ110cm)ゴミ箱(赤塗りつぶし)は、キッチンに入らないと見えません。洗面室方面も見えない♪

また、の引き戸をつけた(洗面室と脱衣室を分けた)ことで、洗面台を使うとき洗濯物を目にしなくて済むようになりました。(⇒脱衣室をつくるへ)

リビングキッチンの動線は長くなりましたが、そこは見た目優先グルグル回れる間取りはとても便利です(⇒家事効率のいい回遊式キッチンへ)

(上下の図でベッドの配置が違うのは、特に意味はありません(笑))