猫と私の庭

今は亡い猫のライさんのこと 庭や薔薇や山野草の事、Fアレンジや生け花、 旅行の様子 小さなエコ生活

秘密の庭は心の古里

2011-10-19 | 
庭造りをはじめて20数年、しかし今の庭は理想の庭でしょうか? 皆さんはいかがですか?

漠然とした形はあっても、自分には、これだ! と言う庭を私は、はっきりと言えません。
ナチュラルな庭が私のテーマではありますが、
自分の庭は、愛着はあっても、それだけで、常に発展途上にあるのです。

今まで色々な庭を巡り、気にいったところを取り入れたり・・・
でも、ああ素晴らしい一日中でもここに居たい そんな庭には会えません。

ところが、会ったのです。以外に近い所に、なんてラッキーなんでしょう。
そして、自分が何を求めて庭仕事をするのか、なんとなく分かったのでした。 
そんな庭に巡り合って、嬉しくてなりません。

これは、あくまで私の理想に近い庭であって、皆さんは、またそれぞれだと思います。




これは、アプローチです。色々な蔓植物を、家中に配置してあります。
これはこれで、素晴らしく目を見張るものがありますが・・・・向こうには何があるのか


最初からだと、かなり長く、上の写真は真中位から撮りました。

駐車場などの道に面した場所も、見応えがありますが、今回はいきなりメインの庭へ




そうなのです。庭は古い、ため池に面しているのです。



覗くと、庭からこぼれた種でオカツル蕎麦や、本物の蕎麦の花、白い桜タデ



野葡萄等が絡んで咲いています。
そして耳をすますと、池の中ではヒシの実をつつく、魚のkissの音がクチュクチュと聞こえます。



大きなクヌギの木から、ドングリが落ちていました。



オカツル蕎麦の花がアーチに絡みます。








年代を感じさせる小物などが、捨てたように置かれ、来年の苗床も少々

圧倒的な緑の中、蚊さえ気にならなかったのは、初めてでした。

咲く花は







などなど、白い花が多く



こんな植物も…藍タデ、そう 藍をとるタデです。可愛いですね。

さらに上には、別のスペースがあります。 池や景色を直接、間接に見事にとり入れ
家の何処からでも、池が見え、春夏秋冬生きものの気配がある庭なのです。

春は、どんなになるのだろう 考えるだけで((o(б_б;)o))ドキドキです。

まだまだ見る所がたっぷりですが、このへんで・・・ちょっと独りよがりに、なりそうなので(^^ゞ


私が過ごした実家は、道を挟んで、ため池があり、その季節にはカイツブリが何時も来て
見事な、潜水を見せてくれていました。 カモや野鳥もいました。
池の向こうの小山は、四季折々の植物が目を楽しませてくれる所だったのです。

でも、あれよあれよのうちに造成され、団地になってしまい、池は濁り、
排水の厭な臭いさえ、するようになっていったのです

若い頃は、まだ美しかった景色を、ただ毎日見ているだけ・・・・でも心はず~っと、覚えていたのですね。


私には、この庭は造れません。 だって池が、森がない! だから、私の秘密の庭にさせて貰って
しょっちゅうお邪魔して、たたずんでいたいと思うのです。

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この庭の続きは、また次の機会に。∬´ー`∬ウフフ