きょうは!

思いつくまま

改めて感じる美

2013-05-31 | 場所

 

              

 

 

                 JR恵比寿駅から徒歩10分ほど 山種美術館

           日本画を数多く所有している美術館     

 

 

 

         国立新美術館の「貴婦人と一角獣」を観に行こうと思ったところ、

           こちらは明日までの企画とわかって変更。  

 

            

 

          「百花繚乱」

         

        

          ちなみに 次回は 川合玉堂展、

          こちらもきっと温かい気持ちになれることでしょう*

 

                  

 

 

         

         私の好きな画家、奥村土牛。

         今回は「吉野」という作品が展示されています。

         彼が 吉野山に抱いた感情、

          = 山の孤独感も感じ、風景を描いていると同時に歴史も描いているようであった =

         という言葉がますますこの絵を奥深くさせました。   

 

              

 

 

          「土牛石田を耕す」という句からとった雅号のとおり、

          遅咲きだった彼を励まし続けたのがこの美術館の創業者。

 

                   

 

              

 

 

          彼の、有名な桜の絵の「醍醐」、渦潮の絵「鳴門」も、

              いつかぜひ観てみたい。

 

 

         こちらは土牛が師と仰いだ小林古径の絵

 

                

 

 

         ほかには 夜の篝火の中で舞う蛾を描いた「炎舞」の、

         速水御舟の絵も多く所蔵しているようです。

 

 

         と、本題。

         今回は、西田俊英・牧進 という現在の画家お二人の絵に惹かれました。

         日本画を現代に生かしている画でした。

         それから森村宜永という昭和の画家の源氏物語を描いた「夕顔」、

         絵も日本画特有の静かさと細やかさながら、

         掛け軸の装丁の素晴らしさにもため息をつきました。

         日本独特の美は素晴らしいものだと、改めて感じました。