ロト7の38番

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wine 64bit から wine 32bit へ変更する際に注意する事。

2020年10月21日 | ubuntu 覚書
ubuntu20.04 ではデフォルトで wine 64bit がインストールされてしまう。
32bit 版を使いたい人は当然一旦アンインストールしてから 32bit 版をインストールする事になる。(そのまま 64bit 版で 32bit のソフトはインストール可能で使えるらしいのだが、やはり安定して動作しかつ色々な情報がネットにあるのは 32bit 版だと私は思う)

が、 64bit から 32bit に乗り換えるのは注意してほしい事がある。(以下、本家の最新 wine を入れた場合とは別の話になります)

(もしかしたら私の場合だけかも知れないが)手動の apt で wine 64bit パッケージ群を削除した際にいくつかの『もう使わないと表示されるアプリ』が残った。

以下、そのリスト
libcapi20-3 libfaudio0 libodbc1 libosmesa6 libstb0 libvkd3d1 libwine libwine-development

何とも目障りだったが他の作業が忙しいのでしばらく放置していた。
他の作業が終わり、あらためてリストにあるパッケージを削除したところ、gnome-calendar と google カレンダーの同期が出来なくなってしまった。
(さらに gnome-calendar の設定画面も消えてしまった)

その事に気がついたのは翌日。
毎日の予定をパソコンで確認していた私は焦ってしまい、とりあえずスマホから予定を確認は出来たものの何とも不自由なので原因を必死に探してみたところ、どうやら

libcapi20-3 libodbc1 libosmesa6 libstb0

は gnome-calendar と google カレンダーの同期に必要らしい。

なので再インストールして

sudo apt install libcapi20-3 libodbc1 libosmesa6 libstb0

念の為、 gnome-online-accounts を上書きインストール

sudo apt --reinstall install gnome-online-accounts

その後、初期設定からやり直したら、見事完全復活。

それにしても依存関係がそこにつながっているとは思わなかった・・・