熊本市会 鈴木 弘のまちづくりのすすめ

21世紀はそれぞれの地域のことは、それぞれの地域で決めていく時代ではないでしょうか。みんなで一緒に考えてみましょう。

色のない県の合併構想

2007年03月31日 | まちづくりの一考察
県の合併推進構想に熊本市と富合町の組み合わせを追加するとの報道に触れた。 現在の県構想は、自主合併、市町村尊重の立場から、具体的な合併枠組みを盛り込んでいない。 しかし、県の構想に組み合わせが盛り込まれていないと、国からの財政支援が受けられないため、県が慌てて追加したとの感はいなめない。 この他、報道によれば、県はこの他の組み合わせも、法定協設置にかかわらず、協議や機運の進展を見て構想に追加 . . . 本文を読む

ググッと 交通対策が少しずつ 動き出した。

2007年03月29日 | 公共交通を考えよう!
28日に熊本市は、合志市及び熊本県との三者で、熊本電鉄の都心結節について、推進することで合意したと発表した。 19年度の早い段階で具体的な事業概要案を検討し、関係機関による協議会を立ち上げて整備計画の策定を目指すという。 私はこの12年間、質問の機会あるごとに交通対策の提案を行なってきた。 あるときには、全国に先駆けて超低床路面電車の挿入を求め、またあるときは、高齢社会を見据えて「さくらカード」 . . . 本文を読む

熊本城を見直そう

2007年03月25日 | まちづくりの一考察
「熊本城・歴史と魅力見て歩き」という熊本城見学会が23日に開かれた。解説するのは専門家の市文化財専門相談員の富田紘一さん。12月まで16回開催の予定と聞く。 今私は、熊本城の世界遺産の登録の道を探っている。昨年12月議会でも質問をした。その内容は大要次のとおり。 1点目、全国の城郭の多くは同時期に築城され、ここ数年内に多くが築城400年を迎える。このため、どこもかしこも400年祭、熊本城築城4 . . . 本文を読む

小学校卒業式に臨んで

2007年03月24日 | アラカルト
地元小学校卒業式に臨んだ。今年で第43回を迎えるという。卒業生は133名4クラス、男女混合名簿が採用されていた。 開式の前にプロジェクターで、卒業生の様子が伝えられた。この他、卒業生の合唱、在校生の合唱も披露され、感動的な卒業式となった。 かつて熊本市では市長からの告示が教育委員会から伝えられていたが、今では市長の祝詞を教頭が読み上げるようになっている。 時代と共に少しずつ卒業式が変わってきてい . . . 本文を読む

「このとりのゆりかご」への提言(続編)

2007年03月17日 | アラカルト
熊本市長、許可の意向という記事に触れた。恐らく今月中の許可になると思う。 先にも述べたように、市に申請されているのは、慈恵病院の建物の構造変更の許可申請だ。いつまでも放置するわけにはいかない。 これまで、いろいろな検討を行った上での判断だと思うので、設置の意向との判断を了としたい。 ただ今回の問題は、救える命があれば対応しよという支援策の一つであって、すべての問題が解決する訳ではない。また命を軽 . . . 本文を読む

今期最後の議会を終えて

2007年03月13日 | アラカルト
3月議会が12日に終わった。19年度予算に乳幼児医療費助成の就学前までの拡充。ひとり親家庭への支援の強化。国の障害者自立支援法の本格実施に伴う、利用者負担の重荷を軽減するための熊本市独自の支援策なども盛り込まれた。 これまで求めてきた内容が盛り込まれており、福祉分野のおいて評価できる内容となっている。 今議会の特徴は、議員提案による条例が全会一致で可決されたことである。 そんなの当たり前だろう。 . . . 本文を読む

「こうのとりのゆりかご」に思う

2007年03月09日 | アラカルト
慈恵病院が申請した「こうのとりのゆりかご」が全国紙でも話題になっている。 許可するのか、許可しないのか。賛否両論の意見が出されている。 私が委員長を務める、熊本市議会の保健福祉委員会でも、これまでの経緯と議論がなされた。 もし許可となった場合、預けられた赤ちゃんはどのように扱われるのか。そのことも議論となった。 現法の下では、まず遺棄として警察が動く。赤ちゃんは、病院から児童相談所などを介し . . . 本文を読む

受験生 ガンバレ

2007年03月07日 | アラカルト
7日から県公立高校の後期選抜が始まる。日程は二日間、試験は国語、理科、英語、社会、数学だという。倍率は済々黌高の1.92倍が一番高く、合格発表は14日。 まずは受験生がんばれとエールを送りたい。 私自身、高校受験で苦労した一人。受験に望む子どもたちの気持ちが痛いほど分かる。これまでの自身の努力を信じて、最後まであきらめずに頑張ってほしい。 少しでも参考になればと思い、私の受験体験を書き込むことに . . . 本文を読む

ひとり親家庭への支援を強化しよう!

2007年03月04日 | まちづくりの一考察
かつて、私たちが子どもの頃までは、子どもたちは地域社会で育てられてきた。学校帰りには地域のおばちゃんが声を掛けてくれたし、子どもたちの社会があり、年長のリーダーが子どもたちを取りまとめていた。子どもたちが町に溢れていたように思う。 今は核家族化の進行などにより、孤立化した子どもたちが増えてきている。特にそのことが顕著なのは、ひとり親家庭の子どもたちである。 この問題に着目し、これまで「ひとり親家 . . . 本文を読む

一般家庭ゴミの収集は、まず戸別収集から

2007年03月02日 | まちづくりの一考察
議会だより58号を受け取った方からお便りを頂いた。読まれての感想である。その内容の一部を紹介する。 「感心があるのは家庭ゴミの収集の件です。私のところは江津湖の入口の広場まで運ばねばならず、老人の方なんかは足腰を痛めて、自転車でゆっくり押して運ぶ人や、私もデコボコ道で転んで足を怪我し、一ヶ月近く通院したりと、ゴミ出し場所をどうにかならないものかと案じておりました。戸別収集が一日も早く実現できるよ . . . 本文を読む

障害児を抱えるお母さんの笑顔が見たい!

2007年03月01日 | アラカルト
今日偶然、前に相談を受けた障害児を抱えるお母さんにお会いした。 私の名前を言って近づいてきた後、開口一番、今もお子さんが市立保育園に通っていると、嬉しそうに報告してくれた。 こうした笑顔に触れる時ほど嬉しい瞬間はない。 私はすぐさま相談の内容を思い出した。 私たち市議会議員の一般質問の機会は、基本的には年に一回しかできない。 相談を受けたとき、すぐに取り上げるべきだと考え、会派として質問してもら . . . 本文を読む