四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

原子力発電の廃棄物について

2008-05-23 | Weblog


いま。CO2の排出がない原子力発電が環境にも優しく、安全であると言われ積極的に活用し、電力における構成比率を上げるべきと言われていますが、果たしてそうでしょうか?

私の生まれた福井県。いま原発銀座と言われています。敦賀、丹生、大飯の三箇所に原発が設置され、過去に。もんじゅのナトリウム事故、最近では柏崎の地震による被害。確かに本体への影響はなく大事故に至りませんでした。
原発が安全でなおかつ環境に優しいのであれば町のなかに設置するのもいい。
送電コスト、ロス、効率を考えれば、消費の多い都会の埋立地に立地させた方が経済的であり、環境にも配慮出来る。それが作れないのは安全性に問題があるからである。
その要因の一番は地震だと思います。
確かに。若狭の道路整備は順調に整備が進み、以前の細い道は二車線の道路となって甦り、
時間の短縮と観光面が整備され、観光客の集客も計れたと思います。
更に。R27の整備も順当に行なわれ、高速も小浜まで延び、箱物も整備され福井の町がよくなったのも、原発補助金のお陰だと思うひとりですから。
確かにいい面だけを公表し、報道されている原発、果たして本当でしょうか?疑問が残ります。
電力会社は電気を売らないと商売になりません。当然コストは低く抑えて、利益を出さないと会社を存在出来ないのも事実。出来るだけ消費してくれればいい訳ですが、余りにも消費し過ぎと思う面がある事も事実。
そのいい例がビルの深夜まで灯る明かりであり、ネオン等でしょう。
確かにグローバル化を考えれば24時間の稼動も必要だとは思うのですが、電気の使用増加を考えると先行きが心配になります。
いま問題なのは。増設によって発生した発電による廃棄物です。その処分をどうするかにつきると思います。簡単に埋め立てに使うとか、焼却するとか出来ない代物だということです。
この高レベル放射性廃棄物は、自然界と同レベルにまで放射能が減じるまでに数万年かかるとされる。このため、地下300メートル以上の深い岩盤に最終処分場を設け、半永久的に隔離する必要があるのだ。国はそのために、誘致に手を挙げれば、第一段階の調査に当たる文献調査段階でも、20億円が周辺市町村を含めて交付される。
当然。赤字自治体は喉から手が出るほど欲しいでしょう。それを見越して金で釣るのですか。
これがいまの行政手法ですから。

いつも国の原発の指針は安全の言ういい面ばかりであり、そのリスク面はいつも蚊帳の外である。確かに電気は必要だし、これからも維持されなければならない事業でもあり、いまの化石燃料で電気を作る事を考えなおす時期に来ているのも事実。
風力、太陽発電の導入、在り方、利用の仕方、方法等に多様性を考えるべきである。
原発の安全性と問題を提起して、そのリスクの処理について、どうするのが一番であるか、その方法について案を作り、提示して、どの方向で行くのがこの国に一番あっているのか、を国提示して国民に問うべきである。
個人的にはコストと環境問題があるが、山岳に横穴と縦穴を掘り保管するのが一番かも知れない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生きものの異変(琵琶湖の魚... | トップ | ツツジ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事