夏の残像。
それにしても毎日が暑い。
この異常な暑さは耐え難いとまで言わないが、ボデイブローを喰らうみたいにジワリ・・と効いてくる。
人は気ままで勝手だから秋が早く深まればいいと思っているが、そうは都合よく秋は深まりを見せない、山に分け入れば少しは清涼感が、そう思って山に行くのだが一向に山も涼しくならない。
里ではもう聴かれない法師蝉が森をゆらさんとばかり鳴いていて、
数匹なら一杯のコーヒーを口に運びながら静かに耳を傾けるが、何十匹がワア・・鳴く様は許しがたく、一気に森を抜けたい気分になる。
藪蚊
私の歩く低山
背の低い俗に言う藪山である
そのせいか藪蚊が多い
谷は湿って日陰が多いせいか
住人は藪蚊である
そのために少しでも
立ち止って休もうものなら
彼らは容赦なく抱きついてキスの波状攻撃をして来る
それもかなりしつこい濃厚なキスで
離しても・・キスは続く
谷を這い上がると我裸身はキスマークでいっぱい
熱い抱擁の後に訪れる
しっとりした夢心地はなく
余韻を打ち砕く
強烈なかゆみが私を襲う。
それにしても毎日が暑い。
この異常な暑さは耐え難いとまで言わないが、ボデイブローを喰らうみたいにジワリ・・と効いてくる。
人は気ままで勝手だから秋が早く深まればいいと思っているが、そうは都合よく秋は深まりを見せない、山に分け入れば少しは清涼感が、そう思って山に行くのだが一向に山も涼しくならない。
里ではもう聴かれない法師蝉が森をゆらさんとばかり鳴いていて、
数匹なら一杯のコーヒーを口に運びながら静かに耳を傾けるが、何十匹がワア・・鳴く様は許しがたく、一気に森を抜けたい気分になる。
藪蚊
私の歩く低山
背の低い俗に言う藪山である
そのせいか藪蚊が多い
谷は湿って日陰が多いせいか
住人は藪蚊である
そのために少しでも
立ち止って休もうものなら
彼らは容赦なく抱きついてキスの波状攻撃をして来る
それもかなりしつこい濃厚なキスで
離しても・・キスは続く
谷を這い上がると我裸身はキスマークでいっぱい
熱い抱擁の後に訪れる
しっとりした夢心地はなく
余韻を打ち砕く
強烈なかゆみが私を襲う。
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