蕾
夏花のなかでこの6月に咲くのが紫陽花。
その濃い一葉を付けた小枝の先に紫陽花の一人前の顔がもう形として出来ている。
いつもの顔で「私咲いたよ、どう綺麗」そう言って私に話しかけて来るのはいつごろかな、そんな事を考えながら蕾を付けた紫陽花を眺める私。
日々眺めていると蕾の膨らみが少しずつ大きくなっていくのがわかり、花が咲き始めるの楽しみになる。
そんな些細な楽しみと言うか出会いと言うか花の咲く瞬間の遭遇、小さな出来事だが人の心の潤いには大切な要素。
蕾
人が生まれ
初めて光と接し映る世界
蕾が生まれ
初めて開き目にする風景
その共通点は何か
光
温度
環境
等
互いの目にどう映るのだろう
受け入れる不安と期待
在るのかな・・・
言えるのはこの時から
全てが始まると言うこと。
香さ取れ 紫陽花咲く日 ほど近い
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