大きな世界の小さな部屋

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念願のフュージョンカノン

2013年12月06日 10時39分31秒 | TF限定アイテム

今回ご紹介するのは、キャンペーン商品では無い久々の正真正銘の限定アイテム。
海外市場で限定販売された、TFプライムより“ダークエネルゴンメガトロン”。結局劇中通りのカラーリングで製品化
されなかったプライム版メガトロンさまですが、海外ではこんなバージョンも存在します。
箱の一部が抜けて「TRY ME!」の表記が有るのが、実に海外トイらしいですね。


裏から見るとこんな感じで、名前の通りダーク系の配色とクリアパーツが効果的に配されています。
海外市場では“ダークエネルゴンシリーズ”なるカテゴリー名が与えられており、アメリカの通販専門店“BIG BAD TOY
STORE”での限定販売、そしてアジア地域では一般流通もしたとか。他にもオプティマスプライム、バンブルビー、ホイ
ルジャック、スタースクリーム、ノックアウトが本カテゴリーにて製品化されています。


ではダークエネルゴンメガトロンのレビュー開始。ブラック、パープル、蛍光ピンク、クリアパープルで彩られたカラーは悪のイメージを際立たせてくれるだけでなく、
ゾンビやアンデッドと言った死霊系のイメージも与えてくれて、独特のかっこよさを演出してくれています。


ご尊顔拝見…顔部分がシルバーで塗装されているので、ヘルメットをかぶった髑髏を思わせる風貌になっています。

日本で販売されたプライムメガトロンさまは、付属品を変更した日本オリジナル仕様となっていますが、こちらは海外版に
準じた付属品の同梱されたバージョンとなっているので、日本版を持っている人でも安心して買えます。でもイマイチ人気
が無いらしく、場所によっては通常版メガトロンさまより安く買える始末…私はツボに嵌まったんですけど。
限定品とは言え、アジア一部で一般販売された事が原因でしょうか。


さて、日本国内版最終バージョンであるファイナルバトルメガトロン(以後ファイナル)と比較してみましょう。ダークエネルゴンメガトロン(以後ダーク)本体とは
配色の変更のみならず、肩パーツが暗いパープルでクリア成形されています。全体的に毒々しいカラーリングになり、もう一度言いますが趣味さえあればファ
イナル持ってる人でも安心して買えます。国内版で削除された武器も付いてますしね。


ご尊顔比較。一見、変化したのはヘルメットだけに見えますが、よく見ると目のクリアパーツや塗装も変更されていますね。


後頭部を見ると、そこだけ違う成形色のパーツが使われています。ブラックでは無く深緑。


胸部の筋彫りディテールは健在ですが、ここもよく見るとブラックでは無く深緑。


では、ここからは国内版では削除された武器に付いて。これは腕に付けるクロー、接続は下腕部の5ミリジョイント
で行い、そこにメガトロンさまの手をグリップに引っ掛ける感じです。それなりに大きくかっこよく、かつ一体成型で
コストも安い筈なので、国内版でもこれ位は残して欲しかったなぁ。


素体はファイナルもダークも同じプライムメガトロンさまなので、ファイナルにクローを付ける事も出来ます。
似合う似合う。


そして最大の目玉、それは海外版には普通に付属したのに国内版では悉く削除された、パワーライザー対応の
フュージョンカノンが付属する事!正直言って、これの為にダークを買ったようなもんです。
やっぱりアームズマイクロンじゃ満足出来ないよ。


ご覧の通りそれなりの大きさが有りますが、後ろに出っ張りがある為にフュージョンカノンを真上に向けて構えさせる
場合、肩アーマーに引っかかってこの程度しか上がりません。


クロー接続に使用した5ミリジョイントに付け直す方法も有りますが、これではしまらない…。


真横に向ければ、肩アーマーにぶつからないのでまっすぐ構えられますが、やはりこれもイマイチ。


しかし、幸いプライムメガトロンさまはデフォで肩アーマーが可動するので、根元アームから少し逃がしてやれば、
従来通りに構える事は可能です。


では、今度はギミックについて。実は先程の「TRY ME!」のギミックはコレ。
後ろ側の出っ張りはボタンになっていて、それを押すと本体内に折り畳まれていたフィン状パーツが展開し…?


前方で合わさりブレードに。フュージョンカノンもブレードも本編で使用していた武器(だそうです)なので、これは嬉しい
ギミック。しかし、スタースクリーム同様にボタンを押した状態で固定出来ないのは相変わらずで、話すと勝手に戻って
しまうので保持出来ません。画像は撮影の為にスプリングを抜いてます…が、困った事に元に戻せなくなりましたよ・゜・(つД`)・゜・


次に、パワーライザー名物の発光ギミックについて。後ろのボタンを押すとブレード展開、それと同時に
内部LEDが発光し、LEDが前方に向けて90度回転すると同時に光が腕のクリアパーツを照らされます。


ちなみに、スプリングを抜くとボタンを押しても発光しにくくなります…ボタンを押すと内部のLED発光ボタンが押されその後にLEDが動くんですが、スプリングを抜くと発光ボタンが押される前にLEDが動いてしまうのです。ああ、あのスプリングは、LEDが動く前に発光ボタンを押す為の、例えて言うならつっかえ棒の役目を果たしていたのか…。分解するんじゃ無かった・゜・(つД`)・゜・


そして背中ジョイントに付け、本体のパワーライザーギミックも出来ます。が、これが欠陥ギミックでして…。ボタンを
押すと確かに発光はしますが、同時に展開するブレードが背中に引っかかり途中で止まってしまいます。連動してい
る以上、ブレードが止まるとボタン及びLEDも止まってしまうので…。それを防ぐ為、ジョイントを浅めに接続しましょう。


前から見るとこんな感じに。パワーライザーギミックはLEDでTFのクリア部を照らし、体内にエネルギーが流れる様を
表現したものですが、メガトロンさまの場合はクリア部が下に行くにつれどんどん狭くなっていくので、LEDが下部分を
照らしても余り分かりません。実質、首回りだけが光ると考えてもらって結構。


スタースクリームの場合、クリア部が縦長だったので上下へのエネルギー流がはっきり分かった物ですが…。
メガトロンさまの場合は消化不良も良い所で、ファイナルで試す気も失せますわ。このギミックは無かった事にしよう。


フュージョンカノンと、グラビティプラネットボウガンに付属するフュージョンカノン(オレ変形で長くしてあります)を比較
してみると、意外に長さはそれほど差は無いですね。アームズマイクロンが少し短い程度。しかし、銃口ではアームズ
マイクロンの方が大きいです。


そしてずーっとやりたかった、
ファイナルにフュージョンカノン及びクローの装備!やっぱりメガトロンさまにはデカいバズーカが無いとね。
溜飲が下がりました。


そして、ファイナルに付属したダークエネルゴンセイバー、こちらをダークに装備。暗いクリア成形同士なので、相性はバッチリです。
また一つ、ダークを買って良かったと思える理由が増えました。


天気のいい日に、日光に照らしてみました。こうして見ると、クリア部は思ったより少ないですね。胴体と下腕部内は
最初からクリア成形でした、つまり追加されたクリア部は、肩と下腕部外側だけって事になりますか。


ビークルモードはエイリアンジェット…まぁ素体が同じなんだから当然。やっぱり後ろにフュージョンカノンが付いている
と落ち着きます。先程のクローはフュージョンカノンの先端に付きまして、これはこれでかっこよくなるので上手い処理。


フュージョンカノンを外し、ファイナルと比較。ファイナルの手前側に貼ったシールと同じ位置にディセプティコンマークがあります
が、こちらはタンポ印刷で今回新規に作られたデザインとなっています。と言ってもそんなに凝った物じゃ無く、ディセプティコン
マークの背後に×印が付いた感じ。


ビークルモードでも、ファイナルにフュージョンカノンを付けてみました…もう何度でも言いましょう。
ダークとファイナル買って良かった…。


ダークエネルゴンセイバーをビークルモードでも…元々ビークルモードで付ける物じゃ無かったので、こちらはムリヤリ
感が有りますね。相変わらず配色的相性はバッチリなんですが。


こちらも光に透かしてみました…クリア部が殆ど隠れてしまいあんまり透けません。
しかしこのシルエット、なんとなく獣電戦隊キョウリュウジャーに登場した女怪人デーボ・キャワイーンっぽい(ただし裏側)。


総評としては、日本人ならほとんどの人が手に入れる機会が少ないであろうパワーライザー版フュージョンカノン、まずこれが購入の決め手になるでしょう。海外版の通常メガトロンさまにもそれは付属する、しかし色が象牙色みたいでショボい…そんな理由で二の足を踏んでいる人もいるでしょう。

が、そんな時にはこのダークエネルゴンメガトロンがお勧め!色は違うけど国内版二種とも付けても似合うし、アニメとは全く違うリペイント版なので、この配色が気に入ったならお勧めです。幸い、限定アイテムのクセに手に入りやすいので買いやすいし。パワーライザーはイマイチ遊べないけど、このフュージョンカノンの大きさ、説得力はそれだけの価値が有る。


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