→Aパート
加工した状態なら勢い良くディスクが発射され、床にボトリと落ちます。その直後に…?
なんと、スプリングで自動変形!
収納から一歩進み発射ギミックまで盛り込んでおき、さらにその先を行きディスクの自動変形とは!
そのタネは、裏側中央ボタン。床に落ちるとボタンが押されロックが解除され、スプリングで自動変形する仕組み。
フリップチェンジャーとセガの爆丸を合わせた様なギミックですが、これは上手い事機能しています。
あ、発射と同時にスプリングで変形だから、バンダイのモンスーノが一番近いか。
赤い鳥型ですから当然レーザービーク、仮面ライダー響鬼のアカネタカみたいですけど気にしない。赤い諜報活動す
る鳥と言ったら、アカネタカよりもレーザービーク(和名コンドル)の方が先なんだから。
ディスクから自動変形するギミックが有る割に、その形はどう見ても鳥にしか見えない仕上がりなのが素晴らしい。
ご尊顔拝見…サイズが小さいのでディテールがダルいのはご愛嬌。嘴の上に何かありますが、これ一つ目でしょうか?
変形シークエンス。
画像左側の状態で上から押されると、裏側のボタンが押されロック解除、画像右の翼が広がった状態になります。
そして上面のガワが展開しそのまま後ろへ移動して尾羽になり、中央から頭部が現れ翼と一緒に180度回転します。
更に凄いのが、例え裏返しでも自動変形すれば必ず画像右の状態になる事。つまり、どの状態でも人間の手でひっくり返さない限り、
絶対に裏返しにならないんですよ。
箱写真にはこの向きで収納されていますが、この状態でもイジェクトは可能です。そしてこの場合だと、(中を削って
あれば)背中を押すと同時に内部でボタンが押され、ディスクがサウンドウェーブから外れると同時に“空中で”自動
変形するので、むしろこっちの方が再現度は高いですね。
箱裏の製品写真では、画像の様にレーザービークを肩に止まらせています。が、これはレーザービーク腹部の凹み
にサウンドウェーブ肩の出っ張りを差し込んでいるだけで、全く固定されていません。そもそも凹みと出っ張りの寸法
がまるで合ってないので。少し傾けるだけで落ちます。
冒頭で“ボリュームに惹かれた”と書きましたが、同じヴォイジャークラスのプライム司令官と比較すると…これだけの体格差が
有ります。ヴォイジャーでこの大きさってのがそりゃ魅力的なもんで、部屋に置いておくだけで凄い存在感が有ります。
続いてユナイテッド版と比較…デザインやパーツそのものは近いですが、各部のボリュームやバランスが全く違います。
そして比較して気付いたのが、青部分の色調が違う事と塗装が大幅に減っている事ですね。
体格差はこんな感じで、これならユナイテッド版持ってても大丈夫ですなぁ。
余談ですが、国内版は海外版と比べ塗装が大幅にオミットされているとかヽ(`Д´)ノ
ビークルモードは以前同様にエイリアンビークル、ゴツい牙状パーツは相変わらずですが、中央の三本牙=ロボット
モード胸部クローが大幅にボリュームダウンしているので、その辺がすっぽり抜け落ちてる感じで妙に落ち着きません。
ユナイテッド版と比較すると、こちらも各部のボリュームが全く違います。そして武器の場所、タイヤがクリア成形になっている等細かい
部分も異なります。そして最も分かり易いのが、上記の通り三本牙。
サイズ比はこれ位になりまして、並べてみると本体のボリューム差がより一層実感できます。
一応、三本牙は前に向ける事も出来ますが、下の部分のスッポリ抜け落ちた感は相変わらず。
尚、ビークルモードでもハッチ展開ギミックは生きていまして、イジェクトスイッチを押す事でハッチ展開は可能です。
そして武器の付いているカバーパーツを前方にスライドさせれば、レーザービークを射出する事も出来ます。
武器接続ポイントの後方に、ユナイテッド版には無かった座席っぽい形の部分が有るので、ゾイドパイロットを乗せて
みました。サイズは合ってるんですが、形状が有ってないので上手く座れません。残念。
では変形シークエンスに入ります。まず武器を外しましょう。
イジェクトに使うガワパーツを前方にスライドさせ、中に収納されていたロボット
足首のジョイントと後輪付近ガワのジョイントを外し、後方に移動させます。
そのまま可動域に沿って移動させ、真後ろにまっすぐ倒します。
後輪部分を下からの視点で撮影しました。
足首を90度回転させロボット定位置に合わせ、後輪を180度回転させ真下に向けます。これで足の変形は完了。
直立状態にし、真横視点で撮影しました。車体中央のジョイントを外し、車体と腰を繋ぐヒンジと股関節に沿って動かし、ロボット定位置に合わせジョイ
ントで固定します。この時、一緒にビークル側面パーツを移動させまっすぐ伸ばしましょう。おっと、前輪を後方に逃がすのも忘れずに。
胸部パーツをぴったりくっつけ、ガワパーツを後方にスライドさせます。
車体中央のガワパーツのジョイントを外し、左右に展開します。そしてスライドさせたガワパーツを根元から90度倒します。
左右に展開したガワパーツの付け根=ロボット肩パーツをヒンジに沿って定位置に動かします。この部分、イジェクト
ギミックの説明で触れた二重関節を使っています。そして後方ガワをもう一段回移動させます。
これだけでは全然分からないので、そのガワパーツの変形をもう一度見てみましょう。
二つのヒンジを使って折り曲げていく感じですね。
そしてこの状態から、更に紫のガワパーツを前方にスライドさせます。
形が出来たら、中央のバーごとガワパーツを完全に押し込みます。これはレーザービークの入っていない状態です。
腕をロール軸に沿って回転させ、中から手首を出します。
そして肩に武器を取り付けて変形完了です。
基本はユナイテッド版と変わりませんが、あちらに比べるといくらか変形がやりやすくなっていると感じました。
総評としては、単純にユナイテッド版をデカくしただけでは無く、一新されたプロポーションとボリュームある体躯は迫力満点!更に、これまでで最もアニメ設定に近いイジェクトギミックを備え、初代TFファンだったら喜びの涙を流さずにはいられません。変形もやりやすくなっていて、細かい部分で進化を感じさせてくれます。
ただし武器が肩のミサイルしか付いていない、ユナイテッド版と海外版含め塗装が大幅に省略されている、鑢で削り落とさないとイジェクトギミックがまともに機能しないと、見過ごせない欠点も数多いです。特にイジェクトギミックは致命傷で、子供だったら「出来ないよ~・゜・(つД`)・゜・」と泣き出したりしないでしょうか。大体、普段は胸ハッチで塞がっているんだから、発射ギミックを考えればむしろユルユルの方が良いんじゃないでしょうか。あと、射出レバーに当たる背中ガワパーツが、後輪パーツに有るシルバーの牙状パーツに引っかかりやすいのもマイナス。
でもまぁ兎に角、塗装に目を瞑れば見た目もかっこいいし、レーザービークの自動変形も含めイジェクトギミックが思いのほか遊べる(ただし要加工)ので、TFジェネレーションズ枠では強くお勧めしたいです。
しかし、私が当初はスルー対象だった物ってお気に入りになりやすいなぁ。なんでだろ?私ってそんなに見る目が無いんでしょうか?
加工した状態なら勢い良くディスクが発射され、床にボトリと落ちます。その直後に…?
なんと、スプリングで自動変形!
収納から一歩進み発射ギミックまで盛り込んでおき、さらにその先を行きディスクの自動変形とは!
そのタネは、裏側中央ボタン。床に落ちるとボタンが押されロックが解除され、スプリングで自動変形する仕組み。
フリップチェンジャーとセガの爆丸を合わせた様なギミックですが、これは上手い事機能しています。
あ、発射と同時にスプリングで変形だから、バンダイのモンスーノが一番近いか。
赤い鳥型ですから当然レーザービーク、仮面ライダー響鬼のアカネタカみたいですけど気にしない。赤い諜報活動す
る鳥と言ったら、アカネタカよりもレーザービーク(和名コンドル)の方が先なんだから。
ディスクから自動変形するギミックが有る割に、その形はどう見ても鳥にしか見えない仕上がりなのが素晴らしい。
ご尊顔拝見…サイズが小さいのでディテールがダルいのはご愛嬌。嘴の上に何かありますが、これ一つ目でしょうか?
変形シークエンス。
画像左側の状態で上から押されると、裏側のボタンが押されロック解除、画像右の翼が広がった状態になります。
そして上面のガワが展開しそのまま後ろへ移動して尾羽になり、中央から頭部が現れ翼と一緒に180度回転します。
更に凄いのが、例え裏返しでも自動変形すれば必ず画像右の状態になる事。つまり、どの状態でも人間の手でひっくり返さない限り、
絶対に裏返しにならないんですよ。
箱写真にはこの向きで収納されていますが、この状態でもイジェクトは可能です。そしてこの場合だと、(中を削って
あれば)背中を押すと同時に内部でボタンが押され、ディスクがサウンドウェーブから外れると同時に“空中で”自動
変形するので、むしろこっちの方が再現度は高いですね。
箱裏の製品写真では、画像の様にレーザービークを肩に止まらせています。が、これはレーザービーク腹部の凹み
にサウンドウェーブ肩の出っ張りを差し込んでいるだけで、全く固定されていません。そもそも凹みと出っ張りの寸法
がまるで合ってないので。少し傾けるだけで落ちます。
冒頭で“ボリュームに惹かれた”と書きましたが、同じヴォイジャークラスのプライム司令官と比較すると…これだけの体格差が
有ります。ヴォイジャーでこの大きさってのがそりゃ魅力的なもんで、部屋に置いておくだけで凄い存在感が有ります。
続いてユナイテッド版と比較…デザインやパーツそのものは近いですが、各部のボリュームやバランスが全く違います。
そして比較して気付いたのが、青部分の色調が違う事と塗装が大幅に減っている事ですね。
体格差はこんな感じで、これならユナイテッド版持ってても大丈夫ですなぁ。
余談ですが、国内版は海外版と比べ塗装が大幅にオミットされているとかヽ(`Д´)ノ
ビークルモードは以前同様にエイリアンビークル、ゴツい牙状パーツは相変わらずですが、中央の三本牙=ロボット
モード胸部クローが大幅にボリュームダウンしているので、その辺がすっぽり抜け落ちてる感じで妙に落ち着きません。
ユナイテッド版と比較すると、こちらも各部のボリュームが全く違います。そして武器の場所、タイヤがクリア成形になっている等細かい
部分も異なります。そして最も分かり易いのが、上記の通り三本牙。
サイズ比はこれ位になりまして、並べてみると本体のボリューム差がより一層実感できます。
一応、三本牙は前に向ける事も出来ますが、下の部分のスッポリ抜け落ちた感は相変わらず。
尚、ビークルモードでもハッチ展開ギミックは生きていまして、イジェクトスイッチを押す事でハッチ展開は可能です。
そして武器の付いているカバーパーツを前方にスライドさせれば、レーザービークを射出する事も出来ます。
武器接続ポイントの後方に、ユナイテッド版には無かった座席っぽい形の部分が有るので、ゾイドパイロットを乗せて
みました。サイズは合ってるんですが、形状が有ってないので上手く座れません。残念。
では変形シークエンスに入ります。まず武器を外しましょう。
イジェクトに使うガワパーツを前方にスライドさせ、中に収納されていたロボット
足首のジョイントと後輪付近ガワのジョイントを外し、後方に移動させます。
そのまま可動域に沿って移動させ、真後ろにまっすぐ倒します。
後輪部分を下からの視点で撮影しました。
足首を90度回転させロボット定位置に合わせ、後輪を180度回転させ真下に向けます。これで足の変形は完了。
直立状態にし、真横視点で撮影しました。車体中央のジョイントを外し、車体と腰を繋ぐヒンジと股関節に沿って動かし、ロボット定位置に合わせジョイ
ントで固定します。この時、一緒にビークル側面パーツを移動させまっすぐ伸ばしましょう。おっと、前輪を後方に逃がすのも忘れずに。
胸部パーツをぴったりくっつけ、ガワパーツを後方にスライドさせます。
車体中央のガワパーツのジョイントを外し、左右に展開します。そしてスライドさせたガワパーツを根元から90度倒します。
左右に展開したガワパーツの付け根=ロボット肩パーツをヒンジに沿って定位置に動かします。この部分、イジェクト
ギミックの説明で触れた二重関節を使っています。そして後方ガワをもう一段回移動させます。
これだけでは全然分からないので、そのガワパーツの変形をもう一度見てみましょう。
二つのヒンジを使って折り曲げていく感じですね。
そしてこの状態から、更に紫のガワパーツを前方にスライドさせます。
形が出来たら、中央のバーごとガワパーツを完全に押し込みます。これはレーザービークの入っていない状態です。
腕をロール軸に沿って回転させ、中から手首を出します。
そして肩に武器を取り付けて変形完了です。
基本はユナイテッド版と変わりませんが、あちらに比べるといくらか変形がやりやすくなっていると感じました。
総評としては、単純にユナイテッド版をデカくしただけでは無く、一新されたプロポーションとボリュームある体躯は迫力満点!更に、これまでで最もアニメ設定に近いイジェクトギミックを備え、初代TFファンだったら喜びの涙を流さずにはいられません。変形もやりやすくなっていて、細かい部分で進化を感じさせてくれます。
ただし武器が肩のミサイルしか付いていない、ユナイテッド版と海外版含め塗装が大幅に省略されている、鑢で削り落とさないとイジェクトギミックがまともに機能しないと、見過ごせない欠点も数多いです。特にイジェクトギミックは致命傷で、子供だったら「出来ないよ~・゜・(つД`)・゜・」と泣き出したりしないでしょうか。大体、普段は胸ハッチで塞がっているんだから、発射ギミックを考えればむしろユルユルの方が良いんじゃないでしょうか。あと、射出レバーに当たる背中ガワパーツが、後輪パーツに有るシルバーの牙状パーツに引っかかりやすいのもマイナス。
でもまぁ兎に角、塗装に目を瞑れば見た目もかっこいいし、レーザービークの自動変形も含めイジェクトギミックが思いのほか遊べる(ただし要加工)ので、TFジェネレーションズ枠では強くお勧めしたいです。
しかし、私が当初はスルー対象だった物ってお気に入りになりやすいなぁ。なんでだろ?私ってそんなに見る目が無いんでしょうか?
そうなるとディスクセットもほしーなー。・・・カラー的にはブラスターもほしくなる(ーー;)
さらに前記事のブーティカスの腕、足交換出来るのもここで知って、そそられてます(^^;)
ただ、私の行動範囲内での話なんですが、やはり世間での人気はサウンドウェーブ>サウンドブラスターでして、
前者が無くて後者しか無いなんて状況も充分考えられますんで、購入はお早めに。
ブルーティカスの手足交換ギミックは、今になって考えると取説にそこまで言及する余地が無かったんじゃないかなーと。
こちらも私の見た限りの話ですが、コンバッティコンは買いそびれを防ぐ為に多目に生産されているらしく、比較的入手
しやすいみたいです。