大きな世界の小さな部屋

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キャッチコピーで誤魔化せ! 10 Aパート

2013年05月06日 23時20分40秒 | TFジェネレーションズ

今回ご紹介するのは、TFジェネレーションズよりディセプティコン情報参謀“サウンドウェーブ”。TFジェネレーションズは彼らが地球に来る前の時間軸
を舞台にした海外ゲームがモチーフ、しかしそれと同じコンセプトで既に一度デラックスクラスで製品化されている彼ですが今回はヴォイジャークラスで
再登場。全体的に“箱!”と思わずにいられないプロポーションは確かにサウンドウェーブっぽいですが、以前と比べ大幅にボリュームアップしています。
以前の物を持っているから当初はスルー予定でしたが、店頭でその大きさに圧倒され衝動買いしました。期間限定で値引き販売もしてましたしね。
そして同時期に、サウンドウェーブ名物のブラックカラーでリペイントした“サウンドブラスター”も発売されています。


ご尊顔拝見…以前同様にカッチリした造形。以前は塗装が厚ぼったい感じでしたが、今回はパーツそのものが大きい
せいかボッテリ感が無くなっています。

箱裏の設定文は、“長い年月をかけ権力を手にしたサウンドウェーブ、その諜報能力は彼をディセプティコンにとって無くてはならない存在にした。無数の通信機器の塊とも言える体を持つ彼の前には、どんな情報保全さえも役には立たない。情報を制する彼はメガトロンの最も効率的な武器であると言える。”とまぁそんな感じになっています。前にも書きましたけど、初代アニメでも忠義者のイメージが有る彼ですが、こう見えて権力欲も有るんです。メガトロンさまがスタースクリームに宇宙に放り出された時に止めなかったし、その後に新リーダーの名乗りを上げた兵士たちの中に、彼の姿も有りました。ですから彼は単なる日和見主義者で、決して忠義者ではありませんよ。

そう言えば、ユナイテッドでの役職は“音響工作兵”でしたが、今回は“情報参謀”に格上げ。良かったねサウンドウェーブ。まぁプライムの時点でそうなってましたけど、同じ世界観なら出世の重みが違うのですよ。


可動は上の下レベル。首回転、肩、脇にっ有関節、上腕ロール軸、肘、手首回転、股関節、太腿ロール軸、膝、足首が前後にのみ可動。
ユナイテッド版と同じくらい動きますけど、足首がボールジョイントからネジ止めに変更されているので若干融通が利きません。
サイズアップに伴い、安定性を重視した結果でしょうか。


首回転と書きましたが、ここで少し注意点。後頭部と襟の部分に干渉する部分が有り、下手に回すと後頭部が襟を抉ります。その辺りになると軽い
抵抗が掛かるので分かりますけど、その抵抗を感じた時はそれ以上は回さない方が良いです。
そして画像右側の垂直に伸びた黒いパーツ、これはスイッチになっていまして…詳しくは後述。


胸部を見てみましょう。ユナイテッド版最大の特徴は腹部のクローでしたが、位置が腹部から胸部に移動しています。
その為にクロー先端を前方に向けられなくなりましたが、以前はクローの位置から中年太りに見えていたので、位置
変更にもそれなりにメリットが有ります。そして胸部クリアパーツ、その向こう側に内部メカが。


武器はいつものミサイルポッド…取説にも箱裏にも特に名称は記載されていません。ユナイテッド版と同一人物設定
なので、それに準ずると名称はエレクトリックランチャーが正しいのでしょうか。肩の5ミリ穴にエレクトリックランチャー
本体の5ミリジョイントで接続する方式になっていますが、それ以外に特にギミックは有りません。


5ミリジョイントが有るので、外して手に持たせる事も可能です。しかし…ユナイテッド版は肩のエレクトリックランチャー
と手の振動ブラスターガンで二つの武器を持っていたのに、今回は後者が無いのが大きな不満。しかもあれ形にかな
り特徴が有り、似た様な形の武器ってまず無いので、代用も効きません。これは大きなマイナスポイント。


右拳は普通の形状なのですが、左拳はご覧の通り人差し指を軽く延ばした感じに造型されています。


これは先ほど触れたスイッチを押す為で、左拳だけはこの様な造形になっているのです。しかし実際にやると、指先
では無く人間で言う爪の辺りで押す感じになってしまいます。


しかし、サウンドウェーブは変形用に肩の根元にもう一つ関節が有るので、そこを使えば指先で押すポーズを取る事
が出来ます。ただし所詮は変形用なので、ご覧の通り肩が大きく離れてしまいます。


そしてそのスイッチを押すと、ロックが外れ胸部パーツがスプリングでパタンと展開します。


このギミックにはまだ続きが有って、背中の装甲を後ろに引っ張ります。


すると、胸部内の円形パーツが後ろに下がり、円形に大きな空洞が出来ます。


で、取り出だしたるはサウンドウェーブに同梱されている赤いデータディスク。
ディスクと呼ぶには厚すぎますがディスクなの!


裏から見るとこんな感じ。中央にボタンらしきものが有るのが特徴で、これが重要。


この面でサウンドウェーブの体内に収納し、蓋に当たる胸部パーツを閉じます。つまり収納ギミックですね、収納スペースを作る為
に背中パーツを引っ張ったのか。


収納状態だとこんな感じで、本当はもっと後ろに背中パーツを引っ張れるんですが、後ろに突き出ているのも見栄え
が悪いです。見栄え重視なら、この位置まで押し込めるのでこっちのがお勧め。


しかし、収納ギミック自体はこれまでのサウンドウェーブでいくつか見られてきました。ここからが本領発揮!
まず肩スイッチを押します。イジェークト!


胸部ハッチが開き、中からディスクが現れました。ここまでは今までにも有ったギミック。


そこから、背中パーツを押し込みます。
この際、腰から後ろ側に伸びているシルバーのパーツが引っかからない様に注意。


するとディスクが押し出され、サウンドウェーブから発射されます。ハッチが開き収納されるギミックは今まで何度も
有りましたけど、今回は更に先を進み発射までギミックに含まれています。


しかしここで問題点が。画像の円で囲った部分にディスク保持用の出っ張りがあるんですが、これが想定よりも大きい
らしくディスクがガッチリ固定されていて、押し出す力を上回っている為に製品そのままの状態だと発射出来ません。
途中で引っかかって動かなくなります。よって、この三か所を鑢などで削り落としておきましょう。


次回に続きます。


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