今回ご紹介するのは、ディセプティコン兵士“インシネレーター”。
これもまた…随分と特異なデザインですね…でもそう感じるのは、やはりその両腕が原因かと。ただ大きいだけでなく、先端にデッカいローターが付いてるとなると…
でもそこ以外は普通(察しの通りビークルモードはヘリコプター系です)。っつーか、むしろかっこいい系のデザインではないかと。あ、妙に出っ張った爪先はそうでもないか。
ご尊顔拝見。
なんかロングアームよろしくガンダム顔ですね。そして口元、なんだか笑顔に
見えませんか?箱裏の英文キャラ設定によると、彼は体内のペイロードに格納
した捕虜を急旋回や急降下等で恐怖させる拷問を好む陰険な奴だそうです。
可動は良好で、股関節がちと硬いですがビークルモードのテール部がそのままケツから生えているので、それと妙に
つま先の長い両足との三点倒立により、安定性は極めて高いです。しかし膝の可動範囲が若干狭いので、気になる人
も不満かも。腕関節は肩と肘&ロール軸、そして変形ギミックの都合により肩にスイング機構があるので、肩を後方
にのみ移動させる事が出来ます。さり気なく首のボールジョイントの可動範囲が広く、首を傾けて微妙な表情付けを
することも可能です。
インシネレーターのギミックは、背面テール部にあるレドーム状レバーを下方に動かすと、それに連動し両手のローターが高速回転します。そして、このギミックは腕がどんな角度だろうと確実に
発動するから凄い!スコルポノックも同様のギミックを備えていましたが、こちらは1ランク上のサイズの為か、ギミックを発動させる部分が腹部タイヤから背面レバーに変更されたことにより格段
に発動させやすくなりました。いやー、スコルポノックだけでも驚かされたのに、半年もしない内に更に上を行くとは。ですが欠点もあり、手がローターなので武器を一切保持出来ません。
これもランドマイン同様にオールスパークパワーカテゴリーなのでオールスパークが付属しているのですが、察しの通り全く保持出来ません。っつーか、まともな手が無いコイツにオールスパーク
付ける位なら、もっと他にやる事があるだろうに…例えばローターが根元から90度倒れて指になるとか。しかし、このローターと可腕部は簡単なジョイントで接続されているので、これと同じ形状
のジョイントを備えたドリルやガトリング砲とかを作れば、インシネレーターのギミックを更に拡張出来るでしょう…これ割と簡単に思いつくアイディアではありますが、実践するとムッチャ面白くなりそうです。
ビークルモードはヘリコプター…正しくはティルトローター機V-22オスプレイ。正確にはヘリコプターに分類される
物ではないらしいのですが。ちなみにスタースクリームのモチーフと成ったF22ラプター同様、今回の映画が初登場
になったんだとか。かっこいいんですけど、正面から見ると翼とローターの間のビスが目立ちますね。もちろん、先
の回転ギミックはビークルモードでも健在です。
当然ながらローター基部は可動するので、飛行状態を再現することも可能です。
それにしても、レドームをギミック発動レバーにして違和感を無くすと言うアイディア、これは本当に素晴らしいですね。
ビークルモードになると益々そう思います。
変形シークエンスはご覧の通りです。
まず機体下面が展開します…これが下半身となります。しかし取説に書かれているこの部分の変形方法は間違っている
ので、鵜呑みにすると危険です。展開すると、それに連動しスプリングでロボットモードの腰に当たる部分が出っ張ります
(オートモーフその1)。
テール部を垂直にしロボットモードの足で直立させ、両翼を真っ直ぐ伸ばし両腕に変形させます。
これは撮影中に思いついたオレ変形…
これはいい機械化獣ヘルジャイガーですね(分からん人は熱血最強ゴウザウラーを参照のこと)。
気を取り直して。
機首を倒すと頭部が現れるのと同時にオートモーフが発動し、胸部が中央から左右に割れメカニカルディテールが現れます。まるでリーダー司令官のオートモーフの様で、
そして地球の機械が異文明のテクノロジー“TF”へと正体を現す…という事象を実に巧く表現したギミックではないでしょうか。
おーっと、まだまだ音を上げるなよ?これからが面白くなるんだからよぉ、俺だけがな!
総評としては、遊べるギミックの種類は少なけれどローター回転ギミックが非常に遊べます。
こういうギミック重視キャラはそれ以外の基本的な遊べる要素が疎かにされやすい(例 変形がしょっぱ
すぎるスコルポノック)ものですが、インシネレーターもご多分に漏れずそんな感じとは言え、変形も
ちゃんとこなすし可動も一通り揃っていると、トータルバランスの取れた仕上がりだと思います。でも
やっぱり物足りなさは拭えないので、手首オプションとかローター基部可動とかもう一息欲しかった所。
次にご紹介するのは、以前ご紹介したこともあるディセプティコン兵士“ブラックアウト”。
これはムービーTFのDVDが発売された時、ローソン限定DVDセットに含まれていたものです。他にはオートボット&ディセプティコンマークのピンズもセットに入っていたのですが、そのピンズって劇場公開時に前売り券購入特典のものと同じなんですよね…単に用意していた数をさばききれなくてこっちに付けたんじゃないですかね?
限定品だけに、通常版とは色々と差異があります。基本構造は全く同じなのですが、劇中準拠カラーにリペイント&マーキングの追加がされています。
基本構造は変化無し、よって股関節の緩さと言った弱点も健在です。リペとは言えせっかく再生産するんだから、関節の微調整とかして欲しかった所
ですが…まぁいくらそれをやってもチャイニーズは仕事振りがいい加減(これまで散々不良品を量産してるんだから否定はさせん)なので、結局どこか
不具合が出そうですけど。今回は最初っから肩ジョイントがネジ切れていたなんて事は無かったんですが、代わりに腹部ジョイントが緩くなりパカパカ
外れやすくなっています。
ご尊顔拝見、通常版と比べシルバー塗装で縁取りがされ凄みが増しました。
では通常版と比較してみましょう、通常版ではブラックだった部分がカーキ色に変更、基本カラーであるグレー部もつや消し塗装されました。
私はこの配色が好きですけど、本編ではこの部分はブラックだった気がしますが?ですから、通常版のブラックと限定版の塗装部を組み
合わせてみるといいかもしれません…私はメンド臭いからやりませんけど。
ブラックアウトと言えばスコルポノック、こちらも随分と気合の入った塗装がされています。
通常版は白一色でしたが、こちらは成型色から設定カラーに変更され各部にゴールド塗装や
墨入れされています。しかし…通常版も最初っから設定カラーの成型色にすりゃ良かった物を。
ではビークルモード、こちらも塗装部分が格段に増えた分見栄えが良くなりました。ビークルモードになると、ロボットモードとはまた違った追加塗装が分かります。
各部に施されたシルバーの剥げチョロ風塗装、そしてテール部の機体識別マーキング“4500X”、そして全体の墨入れ。いやーかっこいいですねー。
ではこちらも通常版と比較…こうしてみるとかなり玩具っぽい仕上がりですね通常版。さすが全塗装、
質感が段違いです。それにしても、墨入れが有ると無いとでは大違いですね…っつーかブラックアウトってこんなに
ディテール密度が高かったのか。
基本構造は全く同一ですから、デラックスサイズのスコルポノックとの合体も健在。
しかし、ジョイントの保持力不足も健在。
メガトロン様、今お助けします!
総評としては、元々ブラックアウト自体がお気に入りTFだっただけにその塗装版、それも好みのカラーリングが発売
された事だけでもう感無量です。当時DVDを買おうとしていた時に通常版とボックス付属限定版の2種があり、後者を
予約しようとしたところ手遅れだったんですよ。その直後にこのローソン限定版の存在を知り、「手遅れで良かった…!」
と心の底から運命の神に感謝したものですよ。マ、三種あるDVDの中では最も高価でしたけどね。
以上、ヘリコプタータイプのディセプティコン二人でした。どちらも好みは分かれますが私はお気に入りのTFです。
ブラックアウトの方は限定品なので今となっては入手困難ですが、インシネレーターは是非とも手にとって驚異のローターギミックを体感してください。
これもまた…随分と特異なデザインですね…でもそう感じるのは、やはりその両腕が原因かと。ただ大きいだけでなく、先端にデッカいローターが付いてるとなると…
でもそこ以外は普通(察しの通りビークルモードはヘリコプター系です)。っつーか、むしろかっこいい系のデザインではないかと。あ、妙に出っ張った爪先はそうでもないか。
ご尊顔拝見。
なんかロングアームよろしくガンダム顔ですね。そして口元、なんだか笑顔に
見えませんか?箱裏の英文キャラ設定によると、彼は体内のペイロードに格納
した捕虜を急旋回や急降下等で恐怖させる拷問を好む陰険な奴だそうです。
可動は良好で、股関節がちと硬いですがビークルモードのテール部がそのままケツから生えているので、それと妙に
つま先の長い両足との三点倒立により、安定性は極めて高いです。しかし膝の可動範囲が若干狭いので、気になる人
も不満かも。腕関節は肩と肘&ロール軸、そして変形ギミックの都合により肩にスイング機構があるので、肩を後方
にのみ移動させる事が出来ます。さり気なく首のボールジョイントの可動範囲が広く、首を傾けて微妙な表情付けを
することも可能です。
インシネレーターのギミックは、背面テール部にあるレドーム状レバーを下方に動かすと、それに連動し両手のローターが高速回転します。そして、このギミックは腕がどんな角度だろうと確実に
発動するから凄い!スコルポノックも同様のギミックを備えていましたが、こちらは1ランク上のサイズの為か、ギミックを発動させる部分が腹部タイヤから背面レバーに変更されたことにより格段
に発動させやすくなりました。いやー、スコルポノックだけでも驚かされたのに、半年もしない内に更に上を行くとは。ですが欠点もあり、手がローターなので武器を一切保持出来ません。
これもランドマイン同様にオールスパークパワーカテゴリーなのでオールスパークが付属しているのですが、察しの通り全く保持出来ません。っつーか、まともな手が無いコイツにオールスパーク
付ける位なら、もっと他にやる事があるだろうに…例えばローターが根元から90度倒れて指になるとか。しかし、このローターと可腕部は簡単なジョイントで接続されているので、これと同じ形状
のジョイントを備えたドリルやガトリング砲とかを作れば、インシネレーターのギミックを更に拡張出来るでしょう…これ割と簡単に思いつくアイディアではありますが、実践するとムッチャ面白くなりそうです。
ビークルモードはヘリコプター…正しくはティルトローター機V-22オスプレイ。正確にはヘリコプターに分類される
物ではないらしいのですが。ちなみにスタースクリームのモチーフと成ったF22ラプター同様、今回の映画が初登場
になったんだとか。かっこいいんですけど、正面から見ると翼とローターの間のビスが目立ちますね。もちろん、先
の回転ギミックはビークルモードでも健在です。
当然ながらローター基部は可動するので、飛行状態を再現することも可能です。
それにしても、レドームをギミック発動レバーにして違和感を無くすと言うアイディア、これは本当に素晴らしいですね。
ビークルモードになると益々そう思います。
変形シークエンスはご覧の通りです。
まず機体下面が展開します…これが下半身となります。しかし取説に書かれているこの部分の変形方法は間違っている
ので、鵜呑みにすると危険です。展開すると、それに連動しスプリングでロボットモードの腰に当たる部分が出っ張ります
(オートモーフその1)。
テール部を垂直にしロボットモードの足で直立させ、両翼を真っ直ぐ伸ばし両腕に変形させます。
これは撮影中に思いついたオレ変形…
これはいい機械化獣ヘルジャイガーですね(分からん人は熱血最強ゴウザウラーを参照のこと)。
気を取り直して。
機首を倒すと頭部が現れるのと同時にオートモーフが発動し、胸部が中央から左右に割れメカニカルディテールが現れます。まるでリーダー司令官のオートモーフの様で、
そして地球の機械が異文明のテクノロジー“TF”へと正体を現す…という事象を実に巧く表現したギミックではないでしょうか。
おーっと、まだまだ音を上げるなよ?これからが面白くなるんだからよぉ、俺だけがな!
総評としては、遊べるギミックの種類は少なけれどローター回転ギミックが非常に遊べます。
こういうギミック重視キャラはそれ以外の基本的な遊べる要素が疎かにされやすい(例 変形がしょっぱ
すぎるスコルポノック)ものですが、インシネレーターもご多分に漏れずそんな感じとは言え、変形も
ちゃんとこなすし可動も一通り揃っていると、トータルバランスの取れた仕上がりだと思います。でも
やっぱり物足りなさは拭えないので、手首オプションとかローター基部可動とかもう一息欲しかった所。
次にご紹介するのは、以前ご紹介したこともあるディセプティコン兵士“ブラックアウト”。
これはムービーTFのDVDが発売された時、ローソン限定DVDセットに含まれていたものです。他にはオートボット&ディセプティコンマークのピンズもセットに入っていたのですが、そのピンズって劇場公開時に前売り券購入特典のものと同じなんですよね…単に用意していた数をさばききれなくてこっちに付けたんじゃないですかね?
限定品だけに、通常版とは色々と差異があります。基本構造は全く同じなのですが、劇中準拠カラーにリペイント&マーキングの追加がされています。
基本構造は変化無し、よって股関節の緩さと言った弱点も健在です。リペとは言えせっかく再生産するんだから、関節の微調整とかして欲しかった所
ですが…まぁいくらそれをやってもチャイニーズは仕事振りがいい加減(これまで散々不良品を量産してるんだから否定はさせん)なので、結局どこか
不具合が出そうですけど。今回は最初っから肩ジョイントがネジ切れていたなんて事は無かったんですが、代わりに腹部ジョイントが緩くなりパカパカ
外れやすくなっています。
ご尊顔拝見、通常版と比べシルバー塗装で縁取りがされ凄みが増しました。
では通常版と比較してみましょう、通常版ではブラックだった部分がカーキ色に変更、基本カラーであるグレー部もつや消し塗装されました。
私はこの配色が好きですけど、本編ではこの部分はブラックだった気がしますが?ですから、通常版のブラックと限定版の塗装部を組み
合わせてみるといいかもしれません…私はメンド臭いからやりませんけど。
ブラックアウトと言えばスコルポノック、こちらも随分と気合の入った塗装がされています。
通常版は白一色でしたが、こちらは成型色から設定カラーに変更され各部にゴールド塗装や
墨入れされています。しかし…通常版も最初っから設定カラーの成型色にすりゃ良かった物を。
ではビークルモード、こちらも塗装部分が格段に増えた分見栄えが良くなりました。ビークルモードになると、ロボットモードとはまた違った追加塗装が分かります。
各部に施されたシルバーの剥げチョロ風塗装、そしてテール部の機体識別マーキング“4500X”、そして全体の墨入れ。いやーかっこいいですねー。
ではこちらも通常版と比較…こうしてみるとかなり玩具っぽい仕上がりですね通常版。さすが全塗装、
質感が段違いです。それにしても、墨入れが有ると無いとでは大違いですね…っつーかブラックアウトってこんなに
ディテール密度が高かったのか。
基本構造は全く同一ですから、デラックスサイズのスコルポノックとの合体も健在。
しかし、ジョイントの保持力不足も健在。
メガトロン様、今お助けします!
総評としては、元々ブラックアウト自体がお気に入りTFだっただけにその塗装版、それも好みのカラーリングが発売
された事だけでもう感無量です。当時DVDを買おうとしていた時に通常版とボックス付属限定版の2種があり、後者を
予約しようとしたところ手遅れだったんですよ。その直後にこのローソン限定版の存在を知り、「手遅れで良かった…!」
と心の底から運命の神に感謝したものですよ。マ、三種あるDVDの中では最も高価でしたけどね。
以上、ヘリコプタータイプのディセプティコン二人でした。どちらも好みは分かれますが私はお気に入りのTFです。
ブラックアウトの方は限定品なので今となっては入手困難ですが、インシネレーターは是非とも手にとって驚異のローターギミックを体感してください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます