(2014/06/24投稿の第2稿)
いま,中国は,1992年制定の領海法を盾に,東シナ海、南シナ海のほぼ全域の島々を自国の領土とし,支配海域の拡大を目論んでいる。これに関連して,中国海警局の警備船による尖閣諸島周辺の日本領海内への侵入は半ば常態化している
海上保安庁は,鹿児島海上保安部の大型巡視船「はやと」を那覇海上保安部に配属替えするなど,巡視船の数を増やし対処しているが、領土が脅かされる状況は一段と深刻化している。
なお,海上保安庁法の第25条では,「海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない」と,規定している。中国の海洋進出攻勢への対応,さらには日本の安全保障の観点から,海保が行動しやすい法整備が必須である。
>> 産経新聞・正論 > 海保法改正で「偽装漁民」撃退を 東海大学教授・山田吉彦
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140624/plc14062403100005-n1.htm
◆谷山港に停泊中の鹿児島海上保安部の大型巡視船 「さつま」
勤務先の鹿児島国際大学から,谷山港までは車で10~15分と近かったこともあっって,気分転換をかね,錦江湾の潮風に当たろうと,ときおり谷山港に出かけていました。時折見た,停泊中の大型巡視船「さつま」や「はやと」の勇姿は,いまも目に焼き付いています。
昨晩のNHKテレビニュースで,「はやと」が沖縄に配属替えとなることを知りました。今後の一層の活躍と,乗組員の皆さまの安全・健康を祈念します。
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※2008年 谷山港 |
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●巡視船さつま | ![]() |
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※出典 http://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/jyunshisen/jyunsisen/satsuma.html