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鹿児島県鶏卵販売農業協同組合 自己破産

2016-11-05 00:01:37 | 経営破綻-九州の企業

鹿児島県鶏卵販売農業協同組合  自己破産

 

 「鹿児島県鶏卵販売農業協同組合」(鹿児島市七ツ島)は,事実上の倒産状態に陥り,自己破産申請の準備に入った。負債総額は約8億円の見込み。

 同農協は1973年に採卵養鶏農家が共同出資して設立した。組合員となる農家が生産した鶏卵をスーパーなどに販売し,最盛期は売上高15億円を超えていた。鶏卵価格が低迷の一方で,飼料や電気代といった飼育コストは年々上昇と事業環境は悪化。さらに有力組合員が9月に破産が重なった。

 

 南九州市の養鶏業「有限会社釘田養鶏場」が倒産

南九州市知覧町の養鶏業 ”わかどり卵” の「有限会社釘田養鶏場」(資本金 300万円)は,9月30日付で鹿児島地方裁判所知覧支部へ破産手続開始の申し立てを行った。同社は1958(昭和33)年創業で,約9万5000羽を飼育していた。鶏卵価格が低迷の一方で,飼料や電気代といった飼育コストは年々上昇。円安による飼料価格の高騰もあって,採算が悪化し経営が行き詰まった。

債権額は約5億円で,内訳は飼料メーカーの日和産業に4億6200万円,他である。

 

 ※鶏舎   ※知覧の茶畑


 ⇒⇒ 日和産業株式会社 ⇒ 債権の取立不能又は取立遅延のお知らせ
               http://www.nichiwasangyo.co.jp/docs/pdf/281003kugita.pdf

 

 日和産業 会社概要

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  飼料・畜産業界の未来を拓き、食生活の社会的貢献を果たします。

創業100年の節目に向けて「安全」、「安心」、「環境」、「サービス」のキーワードのもと、高品質で安価な配合飼料を安定して供給し続けることにより、「豊かで楽しい食生活」の実現のためにいささかなりとも貢献し、社会的責任を果たして行く所存です。

 

社名 日和産業株式会社 NICHIWA SANGYO CO.,LTD.
〒658-0042 神戸市東灘区住吉浜町19-5
TEL:(078)811-1221 FAX:(078)811-1220
設立 大正13年8月5日
株式 東京証券取引所市場第二部上場
資本金 20億1168万円
従業員 180名(臨時従業員55名除く)
   
事業内容 ●配合飼料の製造及び委託加工並びに売買仲介
●家畜及び家禽用器具の製造並びに売買仲介
●家畜、家禽類の飼育、畜産物の生産及び畜産物・食品の加工並びに売買仲介
●動物医薬品の販売及び家畜診療事業



TPPが日本農業を強くする

■日本農業は関税で保護しなければならない弱者だという観念が農業界では強い。そして、多くの農産物の関税を維持することになったTPP交渉妥結後も、TPPで農業は大きな影響を受けるという認識が強い。日本農業は関税で保護されなければならないほどひ弱な存在なのだろうか? 自由貿易は日本農業にとって敵なのだろうか?

関税で国内市場を守っても、高齢化と人口減少のため、国内で消費される農産物は減少する。しかし、日本の人口は減少するが、世界の人口は増加する。世界の市場に通用する財やサービスを提供できれば、国内市場の縮小問題を乗り越えられる。最善の人口減少対策は国内産業のグローバル化を進めることである。農業はその典型例だ。だから、海外市場への輸出拡大のために、相手国の関税や非関税障壁を引き下げるTPPなどの自由貿易交渉が重要になる。日本農業が生き残るためには自由貿易が必要なのだと、本書は説きます。

日本経済新聞出版社刊      1944円 

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)
カロリーベースの自給率を使うのは世界でも日本だけ。
予算ぶん捕りのための農水省の陰謀だった。
日本農業は、中国、インド、米国、ブラジルに次いで世界5位だ!

講談社    905円

 

 

 





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