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新燃岳噴火の空振,900キロはなれた千葉県鴨川で観測

2011-02-11 00:05:52 | 



 ◆新燃岳噴火の空振,900キロはなれた千葉県鴨川で観測

 東京大地震研究所は4日までに,霧島連山・新燃岳(宮崎,鹿児島県)の噴火に伴う空振が関東地方にまで伝わり,約900キロ離れた千葉県内で圧力の変化が観測されたことを明らかにした。

 同研究所によると,「冬に特有の強い西風の影響を受け,東側で強く伝わった。夏だったら観測されなかっただろう。冬には鹿児島県の桜島の空振を関東で観測することもある」としている。

 空振が伝わったのは,1日午後11時19分の爆発的噴火の後。ほぼ音速で伝わり,約45分後の翌2日午前0時6分,鴨川市の東大の演習林に設けた空振計で7パスカル,茨城県つくば市でも1パスカル未満の圧力を観測した。この噴火では,火口から3キロで185パスカルが記録されている。

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▼新燃岳について
「霧島火山地質図」によれば,霧島火山とは九州南部,鹿児島・宮崎両県の県境付近に位置する第四紀の火山群の総称である.最高峰の韓国岳(からくにだけ)をはじめ,高千穂峰など,20あまりの火山がある.新燃岳はその中でも活動的な火山のひとつ.

噴火の歴史(史料に残っているもの)
■1716-17年: 大規模な活動があったことがわかっている.このときは水蒸気爆発から,マグマ水蒸気爆発,そしてマグマ噴火へと時間の経過とともに活動様式が変化した.軽石の噴出,ベースサージ,火砕流,泥流が繰り返し発生したことが噴火堆積物からわかる.
■1771-72年: 水蒸気ないし水蒸気マグマ爆発に始まり,火砕流を発生させた.降下火砕物によって山火事が発生したと考えられる.
■1822年: 水蒸気ないし水蒸気マグマ爆発に始まり,泥流がたびたび発生,軽石を降らせると共に西側斜面に火砕流を起こしたと考えられる.
■1959年: 水蒸気爆発.
■1991年: 顕著な地震活動のあと,微噴火.
■2008年: 微噴火.(2008年の噴火のウェブサイト).

出所東京大地震研究所HPより




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