九州電力川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市)は安全性が不十分だとして,住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申請で,鹿児島地裁(前田郁勝裁判 長)は22日午前,「原発の新規制基準は不合理とまでは言えない」と判断した。住民側は不服として高裁に抗告する方針を示している。 九 電は「川内原発1,2号機は,基準地震動を超えた地震でも影響はない」とするが,住民側は,「地震対策」や「火山(被害)の危険性」などで,住民側は耐震 設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)が「過去の地震の平均値に基づいているだけで根拠が不十分」と問題提起した。 . . . 本文を読む
関西電力高浜原発3,4号機(福井県高浜町)をめぐり,福井など4府県の住民9人が再稼働の差し止めを求めた仮処分で,福井地裁は14日,再稼働を認めない決定をした。 九州電力は川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市)の7月再稼働を目指している。これに対して鹿児島,熊本,宮崎の住民12人は再稼働の差し止めを求めた仮処分を申請しており,鹿児島地裁は22日に決定を出す。 . . . 本文を読む
鹿児島県にある川内原子力発電所1号機で、原子力規制委員会は再稼働の前に必要な設備や機器の検査、「使用前検査」を30日から始めます。「地球の表面の0.3%の面積に,10%の地震と13%の原発が集中しているって,おかしいね」 . . . 本文を読む
来日中のドイツのメルケル首相は9日,東京都内で講演し,ドイツが2011年3月の東日本大震災直後に,エネルギー政策を転換して脱原発を決定した理由 について「極めて高度な科学技術を持つ国で福島のような事故が起きたのを目の当たりにし,(原発には)予想できないリスクが生じることを認識した」と述べ た。 . . . 本文を読む
原子力規制委員会が,再稼働の前提となる審査を進める九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の工事計画を,18日の定例会合で認可する方向になっ たことが分かった。認可されれば,審査はほぼ終了。使用前検査を経て,6月下旬にも新規制基準に沿った原発として全国で初めて再稼働する。2号機はさらに 1カ月程度遅れる。 . . . 本文を読む
小泉元首相,福島で吠える。「原発テロが日本で起きたら,福島どころでは済まない」としたうえで,「<汚染水はコントロールされている>と,誰か(安倍首相)が言っていたが,全然、コントロールされていない。よくもあんなマヤカシが言えるな」とも。 . . . 本文を読む
東京電力福島第一原子力発電所の事故により被曝地となった福島県の帰還困難区域と居住制限区域の面積を合わせると,東京23区よりも広い。東日本大震災から丸四年。帰還困難区域では,いまだ立ち入りは禁止され,将来にわたって居住が制限されている。 . . . 本文を読む
東日本大震災から丸四年。東京電力福島第一原子力発電所の事故により,被曝地となった福島県の帰還困難区域では,いまだ立ち入りは禁止され,将来にわたっ て居住が制限されている。原発事故が発生した当初,原発から半径二十キロ圏内の警戒区域には約三千五百頭の牛がいたが,そのうち一千七百頭以上が安楽死処分された --。 . . . 本文を読む
九州電力川内原発が稼働し30年。年最大25億円(川内商工会議所試算)の経済効果をもたらす原発は,地域経済の核として存在してきた。鹿児島県薩摩川 内市では,「原発の街で何が悪いのか」,との声があがっているという。「全国に企業城下町はたくさんある。薩摩川内はたまたま原発だっただけ」との論法で ある 1,2号機の全面停止から3年2カ月。市ホテル旅館組合に加盟する2業者が廃業と,原発作業員の宿泊が収入のメインであった市内のホテルや民宿は厳 しい状況にある。関係者は,あと少しの辛抱だ」と一刻 も早い再稼働を心待ちする。 . . . 本文を読む