よしもとばななさんが10年前から日記をウェブ上で公開されていて、その最後の1年をまとめた文庫が新潮社から出版された
この日記には現実的にとくに妊娠・出産・育児に関してとても参考になった「子供ができました」「赤ちゃんのいる生活」、何度も読み返しました
ばななさんほどではないですが、高齢出産に入るわたしも、出産に関してはダメージを受けていて
「出産が大変だとそのあとも回復に時間がかかるから大変」
とか、
「出産の痛みはすぐに忘れる、という人がいるが、わたしは忘れない。胎児の心拍が早くなってくると陣痛が来る。その音は一生忘れない」
とか、すごくよく分かりました。
私生活の友人の方たちの名前はほとんど分からないので推測することしか出来ない日記なのですが、本当にたくさん「はっ」とさせられることがたくさんあって
心に残ったページの上端を折ってあるのですが分厚くなってしまいましたよ
ところどころ、小沢健二さんや海羽野チカさんのことが描かれていたりして
そしてわたし、巻末のQ&Aに掲載されたことがあります
もともt10年だけと決めていた日記。
終了なのはとても寂しい。
でもおりおりで読み返しても、とても得るものがあるものです。
一時、読むのを遠ざかっていたばななさんですが、この日記をきっかけに戻ったような感もあり。
本当に日記を公開してくださったこと感謝しています。