それでも日は昇る

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自宅サロンの裏側

2015-04-25 12:39:10 | 日記
私は自他共に認める面倒くさがりな人間なので、自分で何かを始めようと思うことすらないのだけど、世の女性の中には自分の持っている資格や能力を活かして自宅でサロンを開業しようと思い立つ人もいるらしい。
実際、子供が通う学校のママの中には、自宅でエステをやっていたり、ハンドメイドのワークショップを開いていたりする人も結構多くて、同じ主婦なのにすごいなあと感心してしまう。
さすがにもうかっているのかどうかまでは聞けないんだけど(笑)ご本人たちはみんな明るく元気なので、きっとお店の方も軌道に乗って楽しくやっているんだろうなあと思う。
ただ、起業した人のみんながみんな、自分の好きなことをやってお金を得ているわけじゃない。
実際、雑誌では「貧困女子」と称して、自宅サロンを開いたものの借金まみれになってしまった・・・という女性を紹介していた。
30代前半のその女性は以前から会社に属して働くことに抵抗があり、ネットや雑誌などで起業してかせいでいる人の成功談を見るたびに「私にもできるかも・・・」と思っていたらしい。
で、もともと趣味でやっていたフラワーアレンジメントの教室を開くことを決め、セミナーとか勉強会に参加して熱心に起業準備を進めていたのだけど、サロン開業にかかった資金は100万円。
実際にひとつの店をかまえることを考えれば安い値段かもしれないけど、一人の女性が投資するには結構な額。
それでも元が取れれば問題ないけど、実際には思った以上にお客さんが集まらないわ、玄関のオブジェは盗まれるわ、自宅は汚されるわ・・・と自宅サロンならではのデメリットが次々と押し寄せてしまったらしい。
自宅サロン開業なんて言うと、華やかなイメージがあって安易にうらやましい!と思ってしまうけど、その裏にはもっと現実的でドロドロした問題もあるんだなあ・・・とちょっとぞっとしてしまった。