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在宅血液透析Diary

日々の出来事や在宅血液透析(HHD)のことなど 書いています。
<2007年5月開設>

ちょうど一年が経過

2009-12-30 23:34:48 | ☆猫☆

昨年の今頃は、ちょうどネコが食事を一切受け付けなくなり、死にかけた時期だ。
一週間も食べなかったし、獣医さんも諦めモードだったので覚悟を決めたが、まさか
いきなり奇跡の復活を遂げ、さらにもう一年何事もなく元気に過ごせるとは本当に
思わなかった。

それにして17年も一緒にいるともう家族同然で、気付くと普通に喋ってるし、ネコも
ちゃんと返事をして返してくれる。(たまにシッポだけの時もあるけど。)
お正月、昨年行ったペットの神社(天神様)にお礼とお守りを返しに行こうと思う。
今年一年、我が家と愛猫をお守りくださりありがとうございました。




健やかに昼寝中。(そして夜まで決して起きない。)笑




お気に入りのカーテンの裏。下のホットカーペットで暖をとっている。
ちなみに仰向けの状態で、頭と上半身のみカーテンの裏という、
恥じらいのカケラもない奴。もちろん熟睡中。




大好きなネコ動画。
もうね、一体何なの??この可愛さ・・C= ( ̄ー ̄;;) ハー
ホント、マジでモフりたい・・・。




掃除以外にルンバにこんな活用方法があったなんて知らなかった・・。(笑)
器用というか何てゆーか、癒されます。
ホント、ネコの可愛さは異常


来年も元気に一緒に過ごせますように。(* ̄▽ ̄*)


時のたつのは本当に早い

2009-08-25 22:20:37 | ☆猫☆

今日の夕方、愛猫の予防接種のため、かかりつけの獣医さんに連れて行った。
我が家のネコは、家では本当におとなしく、毎日自由気ままにノンストレス生活を
送っている。 そのせいか、知らない人が来たりするともうソワソワと落ち着かず、
年に一度の予防接種なんてもう大変な騒ぎ!(/||| ̄▽)/ゲッ!!!

車の中ではずっと死にそうな声で震えて鳴いてるし、病院に着いて診察台の上に
座らせた途端、もう手に負えなくなり、あまりにひどい時は 病院の先生が毛布を
ネコの頭にかぶせ、その隙にチクっと注射をするなど、もう尋常ではない。

でも帰りの車の中ではもうおとなしく、家に着けば至って平常心。C= ( ̄ー ̄;;) ハー
今日もきっと大変だろうなと思いながら 注射の案内ハガキを持って病院に行くと、
院長先生がカルテを見ながら、「昨年の暮れから今年の初めにかけて一度死にかけた
んだよね?歳ももう17歳だし、この歳になると予防接種をしなくなる子が多いから、
今すっかり元気だったら、かえって予防接種はしないほうがいいかもしれないよ。」
と言われた。

「せっかく来たから、体重測定だけでもしましょうか」と言われ、診察室へ。
体重は4.6kgと、以前とほぼ同じで一安心。
「オシッコの量と水を飲む量はどうですか?」と聞かれ、「一日4回くらいトイレに
行き、水もよく飲みます。」と言うと、「ネコは本来あまり水を飲まず、オシッコも
あまりしない動物だから、それだけ頻繁にトイレに行くとなると、やっぱり腎不全だと
思う。血液検査ができれば一番いいんだけど、この子は怖がりさんだからちょっと無理
かな。」と言われ、新しい腎臓病食フードの試食を数種類頂いて帰ってきた。

でも年齢の割にはかなり毛づやがいいらしく、そう先生に褒められると、親バカの
うちのダンナが、「そうなんですよ!この子は毛並みとつやは本当に良くて、しかも
顔もかなり可愛いんですよ!!」と力説して、超恥ずかしい思いをした。

長年、pHコントロールの処方食を与えてたため、腎臓病食なんて本当に食べるのかなぁ
とちょっと心配だったけど、帰宅後 早速ヒルズの腎臓病食のパウチをあげたら、
かなり美味しいらしく、めずらしく一気に平らげてしまった。w( ̄o ̄)w オオー!
まだpHコントロールが残っているので、それが終わったら、本格的に腎臓病食に
切り替えようと思う。


それにしても、ムカつくのがウチのダンナ。
パウチのパッケージ裏面を見ると、塩分・リン・カリウム・たんぱく質控えめと表示
されていて、しかも味はチキン味。(もちろん表示してあるだけで食べてないけど。)笑
それを見た奴が、「これなら○○さん(←私) にも最適なんじゃない?非常食に
腎臓病食なんてあまりないから、防災リュックの中に数個入れとこうよ。」なんて
ふざけたことを言ってきた。

「何??それってどぉゆうこと??非常時は私にケン(←猫)のエサを食えって!?」
と反撃すると、「大丈夫。オレも食うから」なんてイミフな発言をされ、マジ眩暈がした。


話は戻って、獣医さんの話によると、多飲多尿の症状が出てきてしまうと、長くて
あと2年ほどじゃないかと言われた。
実際私も、透析導入2~3年ほど前から多飲多尿の症状が酷くなり、結果今に至って
いるので、こればっかりはもう仕方ないなと諦めている。

願うことは、このまま一日でも長く元気に過ごし、いつか来るお別れの時も、苦しまず
に眠るように逝き、最期もちゃんと看取ってあげられたら・・と、ただそれだけ。
今17歳なので、とりあえず目標はハタチ!それにしても本当に時のたつのは早い。


←病院から帰宅直後はいつも放心状態。(笑)




奇跡の復活

2009-01-05 15:31:37 | ☆猫☆
前回、ネコの具合が悪いとブログに書いたけど、その後奇跡が起きた。
12月28日から1月2日までの6日間、全くゴハンを食べず、水を少々飲むだけで
日々衰弱していった我が家のネコ(ケン) が奇跡的に復活を遂げた。w( ̄o ̄)w オオー!

3日の午前中、相変わらず何も口にしないままコタツにもぐりっぱなし。
暮れからずっと泣き暮らしていて さすがに気分的にも鬱ぎみだったので、
初詣にでも行こうということになった。

どうせならペットの神社&お守りなんかがある、磐田の見付天神に行こうと
いうことになり、かなり遠かったけどちょっと行ってみた。

ワンコを連れてきている人たちがたくさんいて、結構賑わっていた。
お守り類は、交通安全のお守り2つとペットの守り神と家内安全のお札を購入。
お賽銭を入れてお参りしている時も、ケンのことを神様に祈りながら
また涙が出てきて困ってしまった。 (涙腺故障中。)

イラついたのが帰りの渋滞。
とにかく混んでいて、病気のネコを置いてきている身としては気が気じゃなかった。
17:15頃に家に着き、もう荷物もバッグも玄関に投げ捨てて二階に直行。
そして恐る恐るコタツの中を覗くと、まだかろうじて息があった。
かなりホッとして、とりあえず水だけでも替えようかと思って水の容器に手をかけた
ところ、何となくエサが減っているようなカンジが!Σ( ̄ロ ̄lll)

急いでダンナに知らせ、エサを入れた超本人に確認してもらった。
「う~ん・・微妙だなぁ・・。てゆうか気のせいだと思うよ。あんなに食べ物拒否して
何食べても戻してるんだから、突然エサなんてもう食べないよ。」と完全否定。
でも私は何となくだけど、普通に盛ってあったゴハンが、ちょっとだけ左よりに
なっているような気がしていた。

その後すぐ、毎年誘われている 家族ぐるみの付き合いの知人のところに2人で訪問。
ケンのことがあったので、お年玉を配って早めに帰る予定だったけど、かなり賑やか
でご馳走まで用意してくれていたので、つい甘えて1時間半ほどお邪魔してしまった。

そして確信したのが帰宅後。
その日は透析日だったので、ちょっと遅くなったけど透析の準備をしようとしたら、
エサがカラッポになっていることが発覚!

もしかしてそこらに吐いてあるのかもと思い、慌てて確認したけど そんな気配はなし。
しかも本人(本ニャン) は心なしか元気になっているような気が。

とりあえずまたケンのゴハンを補充して、透析を開始。
そして透析終了後 二階に上がってみると、やっぱりエサが減っていて、
しかも目の前でケンがゴハンを食べ始めた。w( ̄o ̄)w オオー!

丸6日以上(約一週間) も水しか受け付けなかったのに、なぜ突然食べるようになったのか
全く不明。てゆうか、あと2日早く回復してくれれば一般参賀も行けたのに。
まぁ、天神様のご加護ということでいいじゃん。とダンナは言ってたし、確かに
その通りなんだけど、年末年始どこへも行かず、流しまくった涙を思うと なぜか
微妙~に腹が立つ。(笑)


そして奇跡的な復帰から2日。奴(ネコ) は食欲が前以上になり、快食快便。
今はもう何事もなかったかのような元気ぶりだ。C= ( ̄ー ̄;;) ハー
先生にも見放され、飼い主ですらもうダメだと諦めていたのに、本当に謎。
ちなみに私もダンナも天神様には「苦しまず安らかに逝けますように。」
とお祈りした。(良くなることは不可能だと思っていたし。)
でも何はともあれ、まだ当分一緒に過ごせそうで本当によかった。




ペット用のお守り。早速両面テープで貼り付けてみた。
早速ご利益頂きありがとうございました。




突然の出来事

2009-01-02 23:56:05 | ☆猫☆

暮れに愛猫(ケン)の具合が悪くなり、もう我が家の年末年始は大変なことになっている。
26日に大好物のパウチをあげ、全部完食した。
でも27日にカリカリを与えたところ、夕方それを全部戻してしまった。

消化されずに吐いてしまうことは今までもよくあることだったので、
今回もそのたぐいかと思ってあまり気にも留めなかった。
異変を感じたのはその翌日の28日。
ゴハンを全く食べず、水をほんの少し飲むだけ。

我が家の猫は生後2週間で我が家に来て以来、処方食しか与えていない。
ウチに来てすぐの頃、赤い血のようなオシッコをし、しかも膀胱炎のように何度も
トイレに行くようになってしまった。すぐに病院に連れて行って診てもらい、結果は
腎臓結石じゃないかとのことだった。そこで処方食を勧められ、今に至っている。

でも処方食にしてからは一切体に言うところもなく、病院に行くのも年に1度の
予防接種くらい。ここ最近多飲多尿の症状が見られ、ブログにも書いたとおり、
12/9に病院に連れていったところだった。

29日の夕方、さすがに見ていられなくなり、とりあえず病院へ。
前日、黄色いゲボをしたため それを伝えたところ、胃薬を処方してもらうことに。
本当は点滴治療などが望ましく、何より血液検査をしたいところだけど、以前も
書いたけど 我が家の猫の病院嫌いはハンパない。 病院に連れて行って診察台に
乗せると、もうパニックになってしまい、私やダンナがいても全然ダメ。
なので、点滴治療はかえってストレスを与えてしまうだけになりかねないとのことで、
結局自宅で看取ることになった。

薬はハチミツに混ぜて舐めさせるのがいいと言われ、ハチミツも購入。
でもすぐに吐いてしまい、仕方なく粉薬のみを無理やり舌にこすりつけて飲ませていた。

だけど薬も一向に効果がなく、ゴハンも一切受け付けなくなってしまい、途方に暮れて
かれこれ5日になる。

それでも毎日一回はちゃんとトイレでオシッコをし、ウンチも5日間のうち2回も
普通に出ている。

だけどもう6日間も何も食べていないため、たった一週間でみるみる痩せてしまい、
もう見るのが辛くてたまらない状態。

実は今日2日は、皇居の一般参賀に行く予定で、前もってツアー予約をしていた。
でもさすがに行ける状況じゃなくなってしまい、昨日の夕方、ツアー会社に電話を
してキャンセルの手続きを済ませた。

一般参賀は来年もさ来年も 元気なら行けるけど、ケンとの時間は今この時だけ。
後悔だけはしたくないので、結局今年は予定を全部キャンセルして自宅で過ごす
ことにした。

早いもので、ケンが我が家に来てから15年と10か月。
人間の年齢にすると、もう80歳を越えている。
ここまでよく頑張ってくれたと思う。今だって何も食べていないのにちゃんと歩き、
自分で窓際までジャンプしてひなたぼっこするし、トイレもちゃんと砂までかける。
心配かけまいと、気丈にふるまっているように見えて仕方がない。


でも それにしても、看取るのがこんなにせつないことだとは思わなかった。
自分はあまり取り乱さない人間だと思っていたし、取り乱すのは絶対ダンナのほうだと
思っていた。

だけど実際は私のほうがヤバい。
30日から今日まで毎日泣いていたため、透析関係なく 毎日目が腫れてむくんで、
ひどい顔の年末年始だった。(もちろん今もとても人前には出られない顔。)
もう涙腺が破壊してしまったのか、ボ~っとしてるだけで涙が出てきてしまう。
本当に こんなに悲しいとは思わなかった。

今一番気がかりなのが、看取ってあげられるかどうか。
透析中も心配なので、ケータイを手元に置き、開始操作が始まったら ダンナには
二階でケンを見ててもらっている。

この状態だと、もういつ逝ってしまってもおかしくない。
5日からダンナは仕事だし、6日は私も外来日。本当に精神的にツラい。
もう誰がどう見ても良くなることは不可能。
あとは苦しまずに 安らかに眠るように逝ってくれることだけが願い。

いつか別れがくることはわかっていたけど、まさかこんなに突然とは思わなかった。
一週間前は普通に元気だったのに、正直今でも信じられない。
辛い日々が当分続きそうだ。


ネコと腎不全

2008-12-10 15:40:44 | ☆猫☆

先日、我が家のネコ (オス15才半) が エサの前にたたずんでいた。
エサがなくなったのかと思い補充しようとしたら、水がないことに気がついた。
慌てて新鮮な水を入れて置いたらすごい勢いで飲んでいたけど、ちょっと疑問に思った。

いつも水は一日二回替えている。水の量なんて普段測ったことがないけど、多分200ml
くらいの量を水飲みの容器に入れている。 水を替えてから6時間ほどしか経過して
いないのに、あれだけの量の水がなくなるの??と思い、こぼしたんじゃないかと
周りを見たけど こぼれている様子はない。

しかも最近、オシッコの量や回数も多い。
老猫で一番かかりやすい病気は、腎臓の病気だと 以前本で読んだことがある。
すぐにネットで調べてみたら、水を頻繁に飲むようになり、オシッコの回数や量が
増えたら要注意だと書かれていた。

疑われるのは 慢性腎不全、糖尿病などなど。
ネコはあまり水を飲む動物ではないらしく、水を頻繁に飲むようになったら体の異変
のサインだとも書いてあり、もう不安は尽きない。

仕方なく昨日 病院に連れて行ったけど、我が家のネコは病院が大の苦手で、少しでも
先生が触ろうものならもう怒りまくって暴れ、昨日も案の定だった。ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

とりあえず最近の症状を伝えたところ、体重は半年前の予防接種の時と変わりがないので
糖尿病ではなく、年齢的にも腎不全の可能性が高いと言われた。

血液検査でBUN・Creの数値を調べ、それに応じて点滴や注射などの治療をするらしい。
老猫は腎不全が多く、今現在でも週2回点滴に通っているニャンコが結構いるらしい。
ただ、先生の話によると ウチのネコはかなりの怖がりなので、入院はおろか点滴すら
難しく、無理やり治療させるとかなりのストレスを与えてしまい、かえって寿命を
縮めてしまうかもしれないとのこと。(これには同意せざるを得ない。)

結果、今のフードを腎臓サポートに切り替え、水分をとってもほとんどオシッコで出て
しまうため、脱水による便秘になりやすいので 水分の多い食事(パウチ)などの回数
も多くし、便通をよくするためのお腹マッサージ・新鮮な水にこまめに取り替えるなど、
そうしたことをしつつ、看取ってあげることになった。

多飲多尿の症状が出てからどれくらい生きられるのか聞いてみたけど、それはその子に
よって違うらしく、半年で亡くなってしまう子もいれば、2年もつ子もいるらしい。
たとえ点滴や注射で治療をしても、腎臓病は病気そのものを治すことはできないので、
延命といっても効果のほどはそう変わらないとか。

ただ、いざ具合が悪くなった時に見ていることしかできないのは辛いので、もし何か
あったらいつでも連れてきてくださいとのこと。

「ネコの平均寿命が13年ほどのところ、すでに16年なので ネコちゃんも飼い主さんも
よく頑張られたと思いますよ。」と先生に言われ、もうダンナは涙目。(てか泣いてた。)笑

今日に明日何かあるということはないけど、半年ごとに少しずつ体調が悪化するかも
しれないと言われた。

腎不全末期は私も透析導入前に経験したけど、とにかくダルくて食事もできず、むくみ
とダルさで本当にツラかった。 おんなじ病気で愛猫が亡くなるのは本当にせつない。

でもとりあえずはまだまだ元気なので、その時がくるまで仲良く一緒に暮らし、
その日元気なことに感謝をして、一日一日を大切に過ごしていきたいと思う。




病院でもらった冊子。わかりやすく腎不全をマンガで解説している。




昨日もらった試供品のフード。
それぞれを少しずつ与え、よく食べるものを後日病院に買いに行くことにした。





寝て過ごすことが多くなったけど、今のところまだ元気。
一日でも長く元気で長生きしてもらいたい。






たま~に起きる。(笑)