さて・・と

60代専業主婦の日々です

GHにて

2010年07月27日 23時14分31秒 | 母のこと
今日、久々に母のグループホームに子供たちをつれてチョコット寄ってきた。

最近ボケが進んできて、夜中に部屋で排尿してしまう・・・のだそうだ。

床だったり、ゴミ箱だったり・・・。


で、ポータブルトイレを置くことになった。

それをレンタルして欲しいとの事と、床をフローリングからビニール剤の床に貼り替えたと連絡があったので、そのお金のことや、老人保健(?)の保険証だかが家に届いたので届けに行くのが目的だった。

そしたら、GH長さんが来て、色々話をした。


GH長さんの話によると、母は症状は進んでいるが本当に穏やかで優しい人だと言う。

たしかに、母はボケの症状が出てから人が良くなったっていうか、丸くなったし、優しくなったし低姿勢になったし、スゴクいい人になった。


かといって、呆けてたときは悪い人だったかというと、別にそうではなく普通のいわゆるお金持ちっぽい人だった。

お化粧を毎日キチンとして、服もブランド服などが多く、デパートに買い物にしょっちゅう行き、ベンツを乗りこなし、ゴルフに毎週お友達と行ったり。


GH長が言うには、産まれも育ちもずっと裕福に育って悩みがなかったから、今、穏やかになってるんじゃないかって。

アルツなどはドンドン若い記憶に戻っていく。

母の今の記憶は今30歳より若く、おそらく20代だと思う・・と。


ホームでも裕福な家から来た人がいるけど、飛んでもなく汚い言葉遣いをしてみたり、暴力的になったりする人がいるらしい。

若いときは親を支えるために働いて、人生後半に裕福な生活をしている人がいるらしい。

その人はやはり記憶が20代頃に戻ってるから、決して上品ではないってホーム長は言う。


ホントなんだろうか。


呆けて脳が萎縮すると、ホントに自分の本性みたいなのが出てくるんだろうか。


なんか、メッチャ怖い。


浮気されて疑ってばかりいた人は、呆け始めるととにかく疑うって言うよね。

それと同じ?


なんか、ホントに怖い。


自分はどうなるんだろう・・・。

なんか、いやだなー。


で、母はたしかにボケは進んでいた。

今日見たら、マジックらしき物で、マユを描いていた。


なんか・・・・涙が出てしまった。



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